絶版プラモデルやじ馬考古学・ボックスアート美術館(なつかしき50~60年代アメリカプラモの世界)

古き良き時代の絶版プラモを発掘する、インターネット考古学。現在、・ボックスアート美術館にてエレール特別展を開催中!

オーロラ・ボックスアートギャラリーPartⅣ 不思議な異次元空間、オーロラ・ワールドへ、ようこそ!

2009年12月31日 | プラモデル

 


TATATATATATATATATATATA!
PAM  PAM
              PAM
    PAM     PAM          
                  PAM       PAM


敵襲!
ボックスアートを守れ!!




PAM !      PAM !
          PAM !     PAM !!


この戦闘に決着をつけたのは
車載の「魔の四連装」だった。


掃射を始めると、彼らはアッという間に
粉砕された。


‥‥つづく

不思議な異次元空間
オーロラ・ワールドへ、ようこそ!



戦車の見える角度から判断すると、このP-47は恐ろしく低空飛行だ。
この高度で、爆弾投下をやって大丈夫なのだろうか。




なかなか感動的なシーンだ。カタリナが「国際救助隊サンダーバード」に見えてくる。



参考資料

オーロラとのガチンコ勝負となったポゴですが、
プラモの出来の良さという点では、リンドバーグの
勝利となりました。


ポゴの資料で、比較的入手しやすいものは
「NAVAL FIGHTERS」シリーズでしょう。
珍しい写真が、多く掲載されています。
英文なので、辞書片手にがんばりましょう。

ブックマークには、コンベア社が制作したテストフライトの
貴重な映像を用意しました。
シッカリ見ましょうネ。




XFV-1の資料は、これがエエです。


ちょっと珍しい構図のボックスアート。
飛び上がったX18の上方から見下ろす形で描かれており、
地上のX18との大きさの比較で、高度がわかるようにしてある
のがミソ。
しかも、絵に動きを与えるため意図的に機体全体を描かず、
大胆にカットしているところなど、なかなか面白い描き方だと思う。


この真っ赤な空は、何だ!
核戦争勃発か。
しかし、絵の雰囲気からすると
そんな緊迫した感じでもないし、
単にボックスアートを目立たせるために
やったのだろうか。


















3時間で世界一周(!)を実現する、夢の原子力旅客機。


こちらは、旧ソ連の原子力爆撃機。
ボックスアートにスケールモデルプラスチックキットという
文字が見えるので、あたかも存在したかのような印象を
受ける。

事実、ソ連はM50というオーロラのプラモと同型の戦略爆撃機を
試作していたが、通常のジェットエンジンを搭載したもので、
紆余曲折の末、開発中止というシロモノ。
しかし、それを政治的道具に使ったことから、とんだ騒ぎになってしまった。

1961年7月のツシノ航空ショーで、ソ連は鳴り物入りで
デビューさせた。西側は、その特異なスタイルを見て仰天し
原子力機だという噂が飛び交った。
もちろんデマなのだが、それがいつの間にか一人歩きして
原子力爆撃機が誕生してしまった。
冷戦時代ならではのドタバタ劇だ。
もっとも当時、原子力機というのが時代のトレンドだったこともあり、
踊らされた西側を責めるのは、酷かも。
アメリカには原子力パワープラントを搭載したNB36があったから、
きわめてマジな話として、受け止められたのだろう。






きわめて幻想的な、「夜間飛行」絵画。
このまま宇宙まで飛んでいきそうな雰囲気だ。








この暗く、不気味な空模様。
典型的なオーロラ絵画だ。






地平線付近の空の描き方が、絶妙な色具合で素晴らしい。
夜明け風の背景が気に入っていたので、中学時代これを参考にして
夜明けの風景画を描いたら、表彰されたゾ(ホンマやで)。

次回1月15日夜、更新予定です。 



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