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印刷図書館倶楽部ひろば

“印刷”に対する深い見識と愛着をお持ちの方々による広場です。語らいの輪に、ぜひご参加くださいませ。

メンバーの青山敦夫さんが講演

2012-10-12 16:56:17 | 講演会・セミナーのご案内

講演会開催のご案内

印刷図書館倶楽部のメンバーの青山敦夫さんが「コンスタンチノ・ドラードとキリシタン版」と題して講演をされます。
『活版印刷人ドラードの生涯』―天正遣欧使節の活版印刷― の著書のある同氏が、いまから420年も前、日本でグーテンベルク直系の金属活字を使った活版印刷で、キリシタン版と呼ばわる書物の数々を印刷した話がテーマ。
また、当日、近畿大学の森上修先生の「古活字」と、関西大学の林進先生の「角倉素庵と嵯峨本書体」についての講演もプログラムされています。


日時  平成24年11月7日(水)午後12:55~16:20
      ≪青山敦夫氏の講演は14:10~15:10≫ 

会場  モリサワ セミナーホール
 大阪市波速区敷津東2-6-25

テーマ 「コンスタンチノ・ドラードとキリシタン版」


主催  日本印刷学会西部支部
協賛  大阪府印刷工業組合、兵庫県印刷工業組合
     印刷の歴史・文化研究会


詳細問い合わせ先 TEL:06-6972-7781日本印刷学会西部支部


当館所蔵 石版ポスターのご紹介

2012-10-12 15:43:04 | 図書館だより
立ち上げたばかりのブログですので、記事掲載までもうしばらくお時間をいただきそうです。

そこで本日は、印刷図書館収蔵品の中から、大正~昭和時代にかけて印刷された≪石版ポスター≫を6点ほどご紹介させていただきます。


赤玉ポートワイン(大正11年)          国乃井清酒ポスター(昭和10年)
  

大阪商船太刀山ポスター(大正6年)      蜂ブドー酒(大正11年)
   

伊勢崎銘山ポスター(昭和8年)        島谷汽船ポスター(昭和7年)
   


この時代のポスターには、現在の印刷物とはまた違った、何ともいえない風合いが醸し出されているように思います。当館には、ご紹介した6点以外にも他100点ほどの収蔵があります。現在、当時のポスターは芸術作品として広く認められており、技術や制作に関するさまざまな書籍の刊行や展覧会が開催されています。

当館所蔵のポスターも、年に数回ほど全国の美術館または博物館へ貸出しています。もしかしたら来年度あたり、東京都内の美術館企画による「印刷図書館所蔵展」を開催できるかもしれません。ただいま交渉中です。

所蔵ポスターにつきましは、当館にお越しいただければご覧いただけます。

(事務局 :ま)