奥永さつき

日々のできごとをそこはかとなくつづります。

またまたお金で

2017-03-12 21:24:55 | 社会
政府は、南スーダンPKOでの自衛隊の活動について道路整備で区切りがついたから、施設舞台は5月末をめどに撤収するようです。
国会では「戦闘」なのか「武力衝突」かなどというクダラナイ国語の勉強をしていましたが、治安状態の悪化で犠牲者が出たら安倍総理の首が飛ぶという、これまた低次元な心配事で撤収を決めたのでしょう。
その代わりに、お金で解決したいようです。

 岸田文雄外相は12日、南スーダンでの国連平和維持活動(PKO)に従事する陸上自衛隊施設部隊が5月末をめどに撤収することに関し、同国への食料援助などで600万ドル(約6億9000万円)規模の支援を行う方針を明らかにした。
 「今後は政治的なプロセスの進展や包括的な国民対話、人材育成を支援し、食料援助を含む人道支援を強化していく」と述べた。近く支援策を取りまとめて発表する。熊本市内で記者団の質問に答えた。(時事)


そんな官僚表現は日本の一国平和主義者にしか受け入れられません。
かつてもそうでしたが、「日本は金だけ出して汗(血)は流さない」卑怯者だと国際の顰蹙をかうだけです。

「世界の平和を希求する」という理想を掲げておきながら、九条が足を引っ張っているという矛盾だらけの日本国憲法の制約のもとでの安保法制の限界を露呈しています。
こういう「世界貢献」はいい加減にやめましょうよ。