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お庭な出来事

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庭で見えるもの・・・色々です

ハナカイドウ

2006年08月31日 | 庭の草木の花
ハナカイドウは、花の美しさでは古くから定評があり、中国では「百花の王」牡丹とならび称される美人の代名詞の花とされていました。
リンゴの仲間で、花の色は淡いピンク色、和洋を問わずに庭木として利用できます。日本でも昔から馴染みが深く様々な俳句に詠まれています。

そんなハナカイドウも4月の上旬に咲いて実が赤くなってきました。




しかししかし・・
かかりやすい病害虫:病気は特になし・害虫 アブラムシ テッポウムシ
だそうです。
さすがにバラ科です。
バラと同じ。

そして、ここカイドウ、テッポウ虫にやられたみたいです。
もう大分前の事なので、すでにカミキリムシは成虫になって穴にはいないかもしれません。
そんな虫がいることすら知らなかったので、アリがたくさんいるから蟻がやったのかと思っていました。
こりゃ、まずいですね。

虫や病気のために木を抜くはめになると言うことは普通は無いようなのですが、カミキリムシそしてその幼虫のテッポウ虫は、もっとも恐れるべき害虫なのだそうです。
成虫は、がりがりまずシュートの表皮を凄まじいかじり方で齧りますからそれと気付きます。
幼虫のテッポウ虫は、根もとに穴をあけて侵入し、株もとや根っこをすっかり食べてしまうので対処が遅れると枯れてしまいます。テッポウ虫が入ったかどうかは、株もとにおがくずのようなものが散らばっていることでわかります。

おがくずを発見したら、その近くの幹に穴があいていないかよく調べその穴の中に細い針金でつついてやっつけるか、スプレーを穴に向かってしっかり噴霧。穴には、薬を染み込ませた綿を詰めておきます。

と言う事で・・・かなり、やばい状況なのです。

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2 コメント

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ハナカイドウ (雅子)
2007-04-18 09:54:01
私はハナカイドウは最も綺麗なハナリンゴ(英名:クラブアップル、花や実を楽しむ鑑賞用のりんごの総称)だと思います。でも日本では明治時代の初め頃までは、ミカイドウ(別名:長崎リンゴ)がカイドウと呼ばれていたんですよ。 ミカイドウ(中国名:西府海棠)は室町時代に日本に伝わり、長い間海棠と呼ばれていました。江戸時代に花がより華麗なハナカイドウ(中国名:垂糸海棠)が入ってくると、明治時代頃からだんだんハナカイドウが海棠の代表になってしまったようです。海棠とは中国語で海外(外国)から来た梨!?の意味。でも本当は観賞用のハナリンゴ。海棠の名前って複雑ですね。
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雅子さん> (ぶぶ)
2007-04-20 00:02:29
カイドウといえば、うちにあるハナカイドウしか知らなかったのですが、カイドウって奥が深いんですね。長い歴史を感じました。

勉強になりました。 m(__)m


花は色と言い形と言い、桜(ソメイヨシノ)よりも綺麗に思えます。どちらも同じバラ科ですが・・

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