満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

祝!ブログ開設一周年~お祭りだ~い!

2007-07-13 | 仲間とのハチャメチャ
本日、7月13日我が「満天ハチャメチャ日記」は…
「一周年を迎えました~」
これも、一重にこのヘンテコリンな「満天ハチャメチャ日記」を
愛し、面白く思い、楽しんで頂いております
リスナーの皆様のおかげでございます
満天、ここに襟を正し正座を致しまして
「御礼申し上げます~」


で…………………………………………………………………

「一周年記念企画~」

「7月13日金曜日
0時から24時までにコメントを
下さった方々全員の中から
抽選で1名の方に
プレゼントを差し上げます!」




応募は…
「この記事の下にあるコメントの数字をクリックし
一言コメントを入れるだけ」


男性・女性、性別問わず!
年齢制限一切なし!
上は100歳でも、下は0歳でも~
キーボードが叩けりゃ~応募可能~

(叩けはするわな…しかし…文字が打てるんか~?ガハハハ)

もちろんコメントを入れた事の無い人も
ブログをお持ちで無い方も~
ありとあらゆる方の応募が可能です~


「コレ…ハッキリ言って…宝くじです」

さあさあ~
寄ってらっしゃい、見てらっしゃい~
「満天ハチャメチャ日記」
年に一度のお祭りどす~
ドキドキ・ワクワクしながら応募しちゃって下され~
ほれ!そこのア・ナ・タ!
モジモジしたって始まらないよ~ん
迷う前にコメント入れて~~~!!!
当たるも八卦、当たらぬも八卦~
何が当たるか満天大明神の神頼みっとくらぁ~


追記
今、8;00・・・コメントを読んで気が付いたが
今日は13日の金曜日で・・・
台風は来てるし~(ガハハハハハハ)
まぁ~台風を吹き飛ばす勢いで行っちゃおうか~

追記②
今、16:00・・・私と同じ年月日にブログをスタートさせた
「長友さん」の一周年企画記事がUPされました~
コチラでも抽選で「1名様」にプレゼントがあるそうです~
ほいで…太っ腹な長友さんは「2日間」募集するそうですよ~

満天さんでハズレても~長友さんでゲットしましょう!
もしかして…運の良い方は両方でゲット出来るかも???


もちろん!
満天さんも…
長友さんの所へ…
コメ入れました~
(ガハハハハハハ)



八雲立つ(作:樹なつみ)

2007-07-12 | 漫画紹介
 イラストは居合い抜き中の闇己君

平成4年の7月~白泉社発刊の「ララ」にて
不定期に連載?された「八雲立つ」作:樹なつみ(全19巻)

「八雲立つ」
「八雲立つ出雲八重垣妻ごみに八重垣作るその八重垣を」
から命名し日本神話にてスサノオが詠んだ日本初の和歌です

■意味は
盛んにわき起こる雲が、八重の垣をめぐらしてくれる。
新妻をこもらせるために、八重垣をめぐらすことよ。
あのすばらしい八重垣よ

■背景は
ヤンチャなスサノオをもてあました神々が
スサノオを神々が住む天原(たかまがはら)から追出だした~
ほいで、しぶしぶ出雲へ到着したスサノオが見たモノは…
すこぶるキレイな櫛名田姫(くしなだひめ)じゃった~
嫁さんに欲しいの~っと思ったら
胴体一つに首と尾が八つもある八岐大蛇(やまたのおろち)が
櫛名田姫(くしなだひめ)を食うらしい…
泣いて助けてくれっとすがる櫛名田姫(くしなだひめ)に
「お~し!オレに任せとけ~!」っと雄叫びをあげたスサノオは
八岐大蛇(やまたのおろち)に酒を沢山飲ませて退治した~
「きゃ~素敵~」っと
スサノオの嫁さんになるコトを決意した
櫛名田姫(くしなだひめ)との新居の前で詠った歌がコレだ~

■裏読みの意味
「八雲立つ出雲」とは「焼雲立つ出鉄(いずもの)」という
たたら製鉄を形容している指摘もある。

たたらを踏み込む為に片足がダメになり
片目で火を見るので片目がダメになり
一つ目、一本足の「鬼」の伝説もココから生まれたとの
言い伝えもある

で、この漫画の「八雲立つ」は
日本神話のスサノオの時代に
巫女(男性シャーマン)のマナシと
鍛冶師であるミカチヒコとが
悪気に襲われ体を乗っ取られ
大蛇(オロチ)っとなってしまったスサノオの怨念を
浄化出来ずに封印するだけに留まってしまい…
後は…自分達よりも優秀な子孫が何時か産まれる事を願って
未来に希望を託したのだ

悠久の時を経て
マナシの血を引く闇己(クラキ)と
ミカチヒコの血を引く七地(ナナチ)とが力を合わせ
決着を着けるっという
過去話と未来話が行ったり来たりする
エライややこしいお話なのです~

悪気に乗っ取られたスサノオの怨念は塊となって
出雲の谷間に封印され
その封印を闇己(クラキ)の実家である神社が
代々結界を死守しながら押さえて居たのである

遥か昔にミカチヒコが造ったっと言われる
7本の神剣を探し集めて長年溜まりに溜まったコノ怨念を
速やかに浄化させようとするのだが…
様々な妨害に合い困難を極めていく~

神剣に関しては…
探して探して苦労して集めた割には…2本あれば間に合ったかも?
ってな所もあり(アハハハハハ)
良いプロットなんだが…脇が甘いところもあり

メチャ強いヒーローの宿命と言うか…
ドラゴンボールの孫悟空が肉体をスグに失ってしまう様な~
キャプテン翼君がスグに怪我をしてしまう様な~
スーパーシャーマンの闇己(クラキ)君も精神的な弱さを披露するが…
彼より5歳年上の早稲田大学生の七地(ナナチ)君が
サポートしながら話は進んで行きます~

そいでも…最後の数巻は鳥肌が立つほど面白かったです~
女性漫画で不定期に発刊される漫画は
始めは何だかモタつく感があるのですが
半分の山を越えたあたりから…
急に展開が速く面白くなるのは何故でしょうね~(笑)

私自身もこの漫画を「ララ」で読んで居た時は
「??????
っと意味が解らなくなり…挫折してましたから(ハハハハ)
(こりゃ~ボツボツ歯抜け状態で読んでも解らんワ~

この漫画は「一気」に読める機会があったら
読んでみてください。
面白かったですよ~

私に一気にこの漫画を読む機会を与えてくれた
「ブックさん」に感謝です~

サイズ違い…

2007-07-10 | 会社のハチャメチャ
昨年今頃の事件「ゴム手袋事件」に登場した
熊五郎君(オス32歳)
推定身長178cm・推定体重95kg
制服サイズ 上着サイズ X L  ズボンW95

気が優しくて力持ち~曲がった事が大嫌い~
いつも一生懸命な姿には好感が持てます
が…名前からも解るように…チビっと毛深いので…
どうも女の子には縁が無いようです~
良い人なんだけどな~

今回初めて登場する…天才バカボンの迷脇役
ウナギ犬君(オス60歳)
推定身長160cm・推定体重55kg
制服サイズ 上着サイズ ズボンW70

先月のお誕生日に定年を迎えたのですが
あと3年ばかり我社で働けるそうです~良かった~
事務処理の関係で手続きをしていて始めて60歳っと知ってビックリ!
とっても還暦には見えない若々しいオトボケ君です(笑)

彼は、些細な事で一人で爆笑しています
それが…たとえ…
自分のミスで大勢の人が怒って彼を取り囲んでいる時でも…
ボールペンが机の上から転がって上手にゴミ箱へ入った瞬間に
周りのトゲトゲしい雰囲気を忘れて…大爆笑してしまうのです~
一部の方々にはエラク評判が悪いのですが…
私のような者には人気があります(笑)

さて先週木曜日に、この一見接点の無い二人が
事情により二人で現場に出かけるコトとなりました~

頭脳を使う作業ではなく…肉体を使う作業でしたので
二人共に汗だくになり
制服の上着を脱ぎ二人でセッセっと作業をしました

無事作業も終わり「ほいじゃ~帰るべ~」っと
脱ぎ捨てた制服の上着をそれぞれ手に取り
「お疲れ~」っと現場で別れ直帰した二人。

明けて翌日の朝

満天さんが腰に手をあてドリンク剤の一気飲みをしていると…
「おはようございま~す」っと元気の無い声が後ろからしました
振り返って見ると…
「熊五郎君が…
ピチピチの制服の上着を着て…立っていたのだ」


「熊五郎君…太ったのか? 制服がピチピチじゃ ガハハハハハ」

遠慮会釈もなく笑う満天さんに焦ったように言い訳する熊五郎君

「ち・違うんですよ~
 昨日現場でウナギ犬さんと制服を間違ちゃったみたいで~」

「なんだ…じゃあ、ウナギ犬さんが来たら取り替えるとよろしい」

にべもなく答える満天さんに熊五郎君は益々汗をかきながら

「なんか…汗臭くしちゃって…今日一日着て…
明日洗って交換しようかと思ってるんです~」

っと汗を拭き拭き言う姿をみると…さもありなんっと思った満天さんは
「そうじゃね」っと言おうとして…
熊五郎君の後ろを通って行く
御仁を見て絶句した


なんと…
「鼻歌を歌いながら
半袖の制服を
長袖のように着こなし
ワンピースのような丈の制服を着た
ウナギ犬さんが通って行ったのだ~」


熊五郎君と私はウナギ犬さんに同時に声をかけた

「ウナギ犬さん!」

それなのに…ウナギ犬さんってば…
「おはよう~」っと言うばかりで
熊五郎君と制服をチェンジした事に気付いてない様子

焦った熊五郎君が説明しても…「ん?」状態(笑)

いや~普段 X L サイズを着ている熊五郎君が
むりやりサイズを着た姿には笑ったが…
普段サイズを着ているウナギ犬さんが
ガボガボの X L サイズを着ても気が付かないってのには驚いた~

その日は…そのまま二人は制服を交換しないで過ごしていた
二人が通る度に笑いが巻き起こったのは
言うまでもない(ガハハハハハハハ)


北海道から届きました~

2007-07-09 | 食い物のハチャメチャ


「夕張メロンの果肉が入ったゼリー」です~

コレ、冷蔵庫で軽く凍らせて食べるとね
シャーベットみたいになって、シャクシャクっと美味しいのです~





「北海道の大地の恵みを吸収したアスパラです~

サイズは「L」サイズ~
関東エリアで売っているアスパラとは太さが違うんどす~
ものすご~く「ぶっとい」のです~
太いけど…皮は柔らかくってね~
ゆがいてマヨネーズかけて食べても、バター炒めして食べても
美味しいのですよ~


ジャジャジャ~~~ン

真打登場!


    

「あの~超メチャ美味い!夕張メロン×2個!」どす~

 どうどすか~~~~?

お口の中に入れるとね
トロ~~~リっと溶けてふわ~~~っと広がる
メロンの香りと味~~~~最高に幸せ~~~



以前に…大人になったらやってみたい事~の一つに…
「メロン一個を一人食い~!」
ってのが自分の中でありまして…
初めて夕張メロンをお中元で頂きチャレンジしてみよう!っと思いましたらば
「腸」の弱い私を心配してダンナ様が「半分」でまずやってみなさいっと
気負う私の気持ちを諌めて下さいまして…
「夕張メロン半個」を頂きました~

「いや~幸せじゃった~」

が…やっぱりダンナ様のご推察通り…その日の夜に
私は…トイレの中で悶絶しておりました~
(ガハハハハハハハ)

札幌から出てきまして十数年。
「持つべきものは…
北海道の親戚と友人でございます~」


機会がありましたら是非、北海道にご友人をお作り下さい~(笑)
また、ネットでも簡単に購入出来ますので
食べてみて下さいね~

行方不明の年金

2007-07-06 | 日々のハチャメチャ
今…信じられないコトに
「5095万件」もの国民の年金が行方不明になっている

柳澤厚生労働大臣は「申し出た人の分は調査する」とのたまった。
んじゃ~なにかい?会社を休んでわざわざ社会保険庁まで出向き
何時間も並んでやっとこさ調べて貰えって事かい?
長年、お客様からお預かりしたお金を
「アレレ~?」記録がどっかへ行っちゃいました~
「ごめんね~自分で探してみてね~」などと言う金融機関が…
「何処にあるんじゃい!」
っと怒った国民の声が届いたのか…

その後、柳沢大臣は
「申し出があろうとなかろうと調査する」と言い直した

我々40代世代は…
少ない年金を支払って多くを得ているお年寄りを横目で見つつ
目の前に遥か彼方まで連なり年金を貰おうと並んでいる
団塊の世代のスグ後ろに並び
エライ高い年金の金額を逃げる事もままならない状態で
毎月、毎月給与から天引きされてきた。

正直、「年金は支払った金額は戻らないかもしんない…」
っと薄々は感じていた

あの、とんでもなく採算の取れそうもないリゾートも
温泉・保養施設も我々の年金から勝手にお金を使い込み
中途半端に赤字だけを残し頓挫している数々の物件も
「コノヤロー!」っと思いながらジーっと見ていた

60歳で貰える年金が「若者が年金を支払わないから」
っと言う理由で何の相談も無しに65歳からに変更された時も
「若者のせいだけじゃあるまい…
大赤字の保養施設も一枚も二枚も絡んでるじゃろう
ただ、普通預金にお金を預けてたとしても…
バブル崩壊後でも0.01%の金利が付くハズじゃろう!
あのバブルの時代に何があったのか
ちゃんと説明せ~よ~!」

っと思いホゾを噛む思いをしておった。

が…まさか…まさか社会保険庁が…仕事を投げているとは…
さすがに思いつきもせなんだ。
悪いがココで一言大声で叫ばせて頂く。

「この~~! 税金ドロボー!!!」
しかも…この対応の一つに…
「今年のボーナスは返すから、これでいいっしょ~」っと来たもんだ

「フザケルなっ!」
ゼ~ハ~ゼ~ハ~

そして…何時ものパターンで…
どこぞの大臣の失言がクローズアップされ
この我々国民にとって「一番大切」な年金問題は
霧の彼方に追いやられ様としている・・・・

私は…会社を何件も変わっているし…
結婚で名前も変わっている。
札幌から横浜に出て来ているので住所も変わっている。
きっと…行方不明の中に混じっているんだろうな~
今までの給与明細なんて…取って置いてないしな~
調べなんぞ付かないんじゃろうな~

「いったい何処に今までの給与明細を
全部取って置いているヤツがおる?
そんなヤツァ~おらんじゃろう~」


「んっ?…アッ!



コレ…今まで…ダンナ様が働いて頂いた
「全ての給与明細」です…
(大卒時から現58歳までの分)

結婚した時に…「コレ、ず~っと溜めてるの?」っと
ビックリして聞くと…「だって~何だか面白いっしょ」っと
笑顔で答えたダンナ様。

「アンタは、エライ!」

社会保険庁の皆さん。
これ位、キチンと書類を
整理して置きましょうねッ!


精霊の守り人(作:上橋菜穂子)

2007-07-05 | 本の紹介
いや~久々に…
「3時間で、一気に読んでしまいました~」



今年30歳になる腕の立つ「女用心棒バルサ」は
新ヨゴ皇国の二ノ妃の皇子チャグムが川で溺れた所を助ける
ただの事故を未然に防いだだけっと思っていたが
皇子チャグムには秘密があった

10歳前後の皇子には、いにしえよりこの地に住んでいた
土着の民達に語り継がれた精霊の卵が生み付けられていたのである

先住民族の精霊の卵が産み付けられた皇子を疎んだ
父帝が差し向けてくる刺客より皇子を守って欲しいと
二ノ妃に頼まれたバルサは
命を賭して皇子と皇子の中に生み付けられた卵を守る為に
戦いを始める…


今年4月からNHK-BSにて土曜AM8:06より放映中の
「精霊の守り人」の本です

もともと私は本も漫画も読むのが早い方なのですが…
早く読めるっと言う事はそれだけ面白味がなきゃ~ならんとです
ここしばらく、ここまで面白い本には出会ってなかったので
久々に…「堪能した~」(笑)

この本はジャンルで言えば「児童文学」に入ります
な~んだ、子供向けの本か~っと思ったアナタ!
それは…大きな間違いです(笑)

私は世の中で一番難しい「物書き」は
「児童文学書」を書いている人だと思っています
本当に面白い「児童文学書」っというのは…実は一握りしかありません
よって…面白い「児童文学書」を書ける人も一握りしか居りません

なぜなら…小学生から大人まで読むこの手の文学を書く人は
本当の「大人」でなければ書けないからです

自分自身をも真っ直ぐに直視出来
他人のほんの小さな動作をも見逃さずに
あらゆる出来事を見抜く力を持ち
尚且つ、子供の様な冒険心を持った
そんな真実の「大人」こそが…
児童文学や本物のファンタジーを書ける人だと思っています

一見、簡単そうに見えますが…
出来上がった現代を土台に書く文学よりも
一から世界を作り上げる事の難しさってのは大変な作業なんです(笑)


私は文章を書くコトは一枚のタペストリーを
織り成す作業に似ていると思っています
図柄を考案し、色々な糸を選び、ハタ織作業に入る。

「精霊の守り人」はその始めの一枚です
作者の上橋さんは、このタペストリーを10年かけて
全部で10枚織り成しました
一枚、一枚で一つの絵が完結しており
10枚を繋ぎ合わせても一枚の壮大な絵が完成するようにもなっています

はじめは一枚で終了の予定だったのが
もう一枚、もう一枚と重なるような作り方をしています

ですのでこの最初の一枚の「精霊の守り人」は
スピード感と躍動感があり、荒削りの中にも
様々な色の糸が織り成す色彩が燃えているような絵に仕上がっています

「織り人」の技量を、絵が引きずり出しているような
物語が「織り人」の手を勝手に動かしているような
そんな文章が随所に見られ
「読み人」も自身が気付かぬ内に一本の糸となり
織り込まれたタペストリーの内部に入り
スグ目の前で物語が進行しているような錯覚に陥ります

多分…まだ読んでいない他の作品は
織り進める事で得た「織り人」の技量と
積み重ねる事で得た架空の世界に生まれた息吹と
「読み人」の感動とが織りなって…ん~
「想像するだに面白そう~」

ハリーポッターを読んだ時に
英語圏の人間に生まれなかった事の不幸をヒシヒシと感じましたが…
今回は…日本人に生まれて良かった~っと心から思えました~
だって…こんなビミョウな人間の心のヒダを
しっかりと表現出来る言語は日本語しかありえないです(笑)
これを英語に翻訳する外人さんは…大変だろうな~(アハハハハ)

さて…シリーズ続きを手に入れねばの~

マジシャン満天

2007-07-03 | 日々のハチャメチャ
先週末、私は会社で右手の薬指の…
ツメと肉の間を紙で切ってしもうた~(泣)
とは言え…
「足がつった話~」←こんなコトや…
「骨折の話~」←こんなコトを経験している私にとって…

「どってこた~ないのだ~(ガハハハハハ)」…しかし…

どってこた~ないのだが…場所が場所だけに治りにくい
洗い物をしても…「しみる」

そんな私の姿を見てダンナ様が
「サビオ(バンドエイド)を、
ツメを固定する様に縦に貼るとイイよ~」
っと言ったので
早速、実行してみた
ここで「洗い物は僕がやるよ~」っと言わない所には目を瞑る(笑)

さて、セッセとサビオ(バンドエイド)を縦に貼り
もう一度、洗い物へ再チャレンジをしてみた。。。。。

しかし…相変わらず…「しみる」
それでも…主婦満天はめげずに洗い物を終了し
やれやれっと、腰を下ろした。

得意げに「しみなかったでしょう」っと言うダンナ様に
満天さんは「いや、モロにしみた」っと恨めしそうにつぶやいた

恨めしそうな雰囲気が伝わったのか
「どれ見せてごらん」っと言われたので「ホレ」っと右手を差し出すと…
不思議そう~にダンナ様が聞いてきた

「満天ちゃん。どの指をケガしたって言ったっけ?」
「薬指じゃ」
「そうだよね。でも…サビオは中指に張ってあるよ」
「ん?」



「シンジラレナイ~
何で中指にサビオを貼ってんだ~?」


そうしてその夜は孤独な満天さんを残して
更けて行ったのであった~





翌朝、今度こそは間違えずに薬指にサビオ(バンドエイド)を貼って
颯爽と会社へ出かけた満天さん。
会社へ到着し…キーボードを叩き始めると…
「アレレレレ?指が痛いな~」っと思い…
よっく見ると…

「確かに薬指に貼ったハズのサビオが
やっぱり…中指に貼ってあったのじゃ~」




いよいよ来たかもしんない。。。。。。
マズイぞ満天!
どうする満天!
も・もしかして…私ってマジシャン?



イティーハーサ 作:水樹和佳

2007-07-02 | 漫画紹介
現在作者の「水樹和佳」さんは「水樹和佳子」さんに改名されております

 1986年から「ぶ~け」に連載《全7巻》

ジャンルを無理に当てはめるとすれば…
「超古代SFファンタジー漫画」でイイかな~(誰に聞いてんだろう~笑)

舞台は日本です。
それまで目に見えぬ神々を信奉していた人々の目の前に
突然現れた目に見える神々…それがまた…善神と悪神に真っ二つに別れ
尚且つお互いに戦いながら日本に上陸して来た訳です
(何故じゃ~笑)

さて…それまで目に見えぬ神々を信奉していた人々は
ハッキリと目に見え、人にあらざる超能力を持つ神々に魅了され
ある者は善の側に付き、またある者は悪の側に付き
善悪の神々の戦いに人間達も巻き込まれ…お互いに殺しあって行きます

物語を織り成す“核”となるのは
目に見えぬ神々を信奉し自然との調和共存を考える人々の中から
巫女の血を色濃くひく人である「トオコ」という少女
「トオコ」を川で拾い自身の妹として育てた「タカヤ」という少年
「タカヤ」に昔から受け継がれている
不思議な力を発する「祝詞(ノリト)」を教える
師匠の「アオヒコ」という青年

この3人が「善」と「悪」の狭間で戦いながら
我々人間にハッキリと見える善の神と…
同じく目に見える悪の神と…
まったく見えぬ神と…
三つのどの神を信じ奉れば良いのか~っと悩み
色々な出来事に巻き込まれながらも
真実を求め歩んで行くお話しなのです

このお話…丁寧に記事UPすれば…多分…本が一冊出来る程に
色々な要素が含まれております

あの「ムー大陸」あの「アトランティス大陸」
そして…姿は見せない宇宙人等
規模的には宇宙規模の話なのです(笑)

さて…この宇宙の果てに位置する地球の役目は何か
この地球の東の果てに位置する日本の役目は何か
壮大なスケールの物語が虫眼鏡で焦点を合わせるように
日本の富士に集結するのです~

しかも…コレだけのスケールのお話なのに
ブレがない
物語のベースはどう考えても…「倭国」に攻めてきた「大和」なのです
この日本古来から言い伝えられている「天孫降臨」を見事な解釈で
物語の一部に据えているのです

久々に読み応えのあるっというか…見ごたえのある漫画でした~

さらに言えば…この水樹和佳子さんは
壮大なスケールで始まったこのお話の決着をちゃんと付けている
得てしてあれも、これもと話の中に面白そうなエピソードを入れて行くと
どうしても最後に辻褄が合わなくなったり
主人公を殺してお終いにしたり
「何だったのだろう?」みたいに
読者に投げかけて逃げたりするものなのだが…

何にも屈するコトのない「トオコ」という女性を通し
人間に神は必要なのか?
必要であるならばソレはどんな神なのか?
人間は何処から来て何処へ行くのか?
なぜ世界はこの様なカタチなのか?
悪と善とは本当に相反するモノなのか?

などの…禅問答に等しい疑問に答えを見つけて行きます

それは…最後まで物事の真理を見極めるまで
「決して諦めない」っという主人公の「トウコ」と
作者の水樹さんが同じ思想の元に、この漫画を作りあげたような
錯覚すら起してしまいます

私の感想は一言!
「お見事!」に付きます(ガハハハハハ)

素晴らしい漫画をお貸し下さった「ブックさん」
感謝致します~