2012年 全英オープンゴルフ

1 E.エルス -7
2 A.スコット -6
3 B.スネデカー -3
3 T.ウッズ -3
5 G.マクドウェル -2
5 L.ドナルド -2
7 T.エイケン -1
7 N.コルサート -1

今年の全英オープンは、アンダーのスコアを維持したのはたった７人。
そして、その難関コースを制したのは、１０年ぶりにメジャー優勝を手にした
アーニー・エルス（南アフリカ）であった。

「クレイジーな試合だった」とエルスが語る通り
５アンダーの５位タイからスタートしたエルスは
１１アンダーの首位からスタートしたアダム・スコットを制し
見事逆転しての優勝である。
日本語的な表現で言えば「棚ボタ」か？
いや…コツコツと自分のゴルフに専念したエルスに女神がほほ笑んだと言える。

ロイヤルリザム＆セントアンズ（イングランド）◇7086ヤード（パー70）

いや～。凄いバンカーの数だったの～。（２００個以上あるそうな…笑）
しかも狭いし深い。一度入ったら私ならワンぺナ支払って手で出したいくらいじゃ。

タイガー・ウッズの６番。
セカンドでグリーン手前のバンカーへ入ったボールは、目玉焼き状態。
青木氏は「目玉よりも状況が悪い。横に出すしかない」っと解説しておった。
そんなに深くめり込んではいないように見えたが、
ボールが卵の黄身状態で、砂がボールをクルリと白身のように丸く囲っておる場合は
スポっと入った目玉よりも、状況は可なり厳しいらしい。

それでもウッズは果敢にピンを狙いにいった。
無情にもボールは目の前の壁にぶつかり、ウッズの体にぶつかりそうになりながら
同じバンカー内に落ちた。
私なら完全に太い腕にぶつかってワンぺナ支払う状況だったと思う。
それをスルリと避けたウッズの敏捷性にウットリしたが、状況はますます悪化した。

同じバンカー内へ戻ってしまったボールは、
今度はバンカー内でスタンスすら取れない所へ…
体はバンカーの外。ボールはバンカーの中。そんな状況ではらうように打ったボールは
バンカーのヘリをツタって辛うじてグリーンへ…。
私なら良くある状況なのだが、ウッズとしては滅多にない状況。
流石にショックだったのか３パットしてしまい、このホールはトリプル。
その後も頑張ったが通算３アンダーフィニッシュ。

最終日、５アンダーの５位タイから出発したエルスは
前半で２つスコアを落としたが、後半のインで４バーディを取り
通算７アンダーで後続を待つ状況になっておった。

最終日、１１アンダー首位でスタートしたアダム・スコット（オーストラリア）は
丁寧なゴルフを展開。優勝確実か？・・・っと思われたが
１５番から４連続ボギーとしてしまい、通算６アンダーでフィニッシュ。

悪くてもエルスとスコットのプレーオフっと思って見ておったもんで
いや～。ビックリした。
人生ってもんは（つい、人生とゴルフを重ねてしまう…）、何が起こるか解らん。
最後の最後まで、「勝った！」っと思ってはいかんの。

日本には「勝って兜の緒をしめよ」っとの格言があるが…
今回の場合は「勝ったと思っても、兜の緒をしめよ」であった。

また、日本でも海外でも、プロでもアマでも「とらぬ狸」は神出鬼没なのだの。
あに恐ろしや～、狸どん。でもあった（笑）

とてもじゃないが、寝ている場合じゃないテレビ中継にクギ付けだったもんで
今日は朝から眠くって仕方が無い（アハハハハ）
夏バテで弱った体にゃ良くないの～。。。

関東地方は梅雨が明け、ガ～っと暑くなったが
その後、急激に寒くなった。
おかげですっかり体の調子がおかしくなり、しんどい。

今週末からオリンピックも始まるし…
しばらくは家でテレビを見ながらの日々かの～（ああ、ダル重～笑）


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