萩尾望都の「残酷な神が支配する」全17巻を読んだ
この「残酷な神が支配する」というタイトルは、アイルランド人イェイツの詩から
アルヴァレズという人が「自殺の研究」という本に引用したものである。
それを萩尾氏が読み、タイトルとして10年ほど温めておったとか?
またこの漫画には「春の祭典」というタイトルと、「残酷な神が支配する」と
どちらのタイトルを使うか迷ったとか…(?)
「春の祭典」といえば…
別名「春の虐殺」と言われたあのバレエ組曲のことだろうか…(?)
しかし…萩尾氏は、なんという幅広い分野の本を読んでおるんだ。。。。
ま、だから、彼女の漫画を読むと、頭が腐りそうになるのかもな~(笑)
太宰治「人間失格」の一節、
「神に問う、無抵抗は罪なりや」 を
この漫画を読んでいる間中、思い出していた
太宰治の小説の中には、幼児期の性的虐待についての記述が時々現れる
それは、太宰の経験によるものではないか?と考える研究家も多い
そのイメージが浮かんでは消え、消えては浮かび
押さえ切れなくなりそうになった所で、漫画が終わった(笑)
1992年から2001年まで「プチフラワー」で連載され
萩尾望都の新刊だ!っと嬉しくなり、1巻から3巻まで買ったのだが…
あまりの内容の厳しさに…中古買取店へ売っぱらった私である(笑)
だから…正直に言うと…私の嫌いな部類の本なのだ(アハハハハハ)
今回、何時も遊んでもらっておるトミーどんから全巻借りることが出来た
最後まで通して読めるのなら、なんとかなるじゃろうっと思ったのである
先に言わせてもらえば…確かになんとかなった(笑)

内容の紹介(多少ネタバレあり)
ボストンの高校に通うジェルミは、8歳の頃に父親を病気で亡くしていた
夫が死に、先行きが不安なのか…その不安を打ち消すために
幼い息子を頼り、やたら息子にベタベタと接する精神的に弱い母との二人暮しを
ジェルミは、それなりに楽しんでいた
そんな頃、母の勤め先のアンティークショップに
英国紳士のお金持ちグレッグ・ローランドが現れる
程なく母とローランドは婚約するのだが…
何かに頼っていないと安心出来ない母は、婚約者のローランドが全てとなっていく
そこに付け込むローランドは、ジェルミに肉体関係を迫り、強要する。
母親の幸せのためにと「一度きり」の約束で身を投じたジェルミは
この後、無頓着な母の犠牲となり、ズーっと性的虐待を受け続けるのである
無事、ジェルミの肉体的及び精神的犠牲のもと
母とローランドは結婚し、イギリスへ渡るのだが…そこでも虐待は続く
ジェルミだけならどうにか逃げられるのだが
母を人質に捕られている以上、ジェルミに逃げ場はなかった
イギリスのローランド家には、
ローランドの先妻の子「イアン」と「マット」という息子が二人居る
また、先妻の姉も通いで来て居た。執事も居るしメイドも居た。
ローランドによるジェルミへの虐待は、エスカレートし暴力の域に達するが
誰も気付かない。何か気付いたとしても、誰もが「ありえない」と打ち消し
ジェルミの犠牲による家庭内の平和に身を委ねる
精神的に追い詰められたジェルミは、ローランド氏の殺害を企てるのだが
大きな誤算が生じ、ジェルミの最愛の母親までもが死んでしまう
ローランドの息子「イアン」は、
ジェルミが父の死になんらかの関わりがあると感じ、ジェルミを追い詰めていく
ローランド氏の真実の姿が明るみに出ると共に、
この家に誰一人として、正しい判断、正しい精神を持っていた者が
一人も居なかったことが判明していく
もちろん、ジェルミをも含めて・・・
というような…救いようのないお話しが17巻ビッシリと続く(笑)
つまり先にも述べたが「無抵抗は罪なのか」と
「無意識の見て見ない振りは罪なのか」である。
ちょっとした所に「逃げ道」「解決策」が見え隠れしているのだが
それに気が付いて実行してしまうと、全てが壊れ破壊されてしまう危険も見える
だから分別ある大人は、幸せをぶち壊すような「勇気」が持てない
健康に生活している人から見れば
一見すると、いくらでも逃げ道はあっただろうっと思われる無抵抗なジェルミも
日々、塗り重ねられていく侮辱的な行為に、気力を奪われてしまい
同じぶち壊すなら、母の幸せをではなく、元凶を殺そうと思ってしまったとしても
それをこの本の登場人物の誰一人として、責めることは出来ない。
だが、父親の卑劣な行為の全てを知った息子のイアンは、
父親を軽蔑しつつも…無抵抗だったジェルミを責める
「何故、言わなかったのか?」と
「何故、逃げなかったのか?」と
「自分なら、こんな事をされれば、逃げる」と
この物語には…作者はハッキリとは書いてはいないのだが
読者が見て見ぬフリが出来る複線が張ってあるっと思う。
ローランド氏の父親が非常に厳格で、ローランド氏に厳しかった事
このことから、もしかして…
ローランド氏も父親からムチで打たれるなどの虐待を受けていたのかもしれない
なんぞとチラっと脳裏をよぎる(ただし、まったく根拠は載っていない)
もう一つは、ジェルミの母親の日記に…ハッキリとは書かれていないのだが
母親がジェルミとローランド氏の関係に、可なり早い段階で
気が付いていた節が見受けられるのだ。
これは、母親が…夫と息子の関係を、知っていたにも関わらず
息子を助けるより、自分の優雅な安定した生活を守ったことを示唆している
ところがその後、
ローランド氏が事故で死んだ当日に、彼女らしからぬ行動が描かれている
普段では見られないほど思いつめた様子で、母親が夫であるローランド氏の車に
一緒に乗り込む姿が描かれているのである。
そこで夫と一緒に事故にあい、彼女は死んでしまうのだ。
つまり、最後の最後で彼女は、
夫との安定した生活を捨てて、息子を助けようと思ったのか?
っと見ている読者が感じてしまうように話を持っていっているのだ
だが、それまでの彼女の行動を見ていた読者は
この母親にそんな底力が果たしてあっただろうか?とも思うのだ
そんな風に感じるほど、それまでの彼女に自我が見受けられない
ちょっと底意地の悪い私のような読者は
結局、夫より、息子より…この女は自分が一番可愛かったんじゃないか?
っと思ってしまう
自分より、息子を愛した夫に逆上したのではないだろうか?
だから事故が起きた…
この事故は、息子がローランドに復讐を企てたから起こったのではなく
また、母が息子を守るためにローランドを殺したから起こったのでもなく
ただ単に、自分本位な女が…自分の夫を息子から取り戻すための
逆上から起こった心中じゃないのか?っと…
だからこそ、ココで「自殺の研究」という本から拝借した
「残酷な神が支配する」っという言葉が生きてくるのかも?なんぞと思った
この作者は…オソロシイ(笑)
どちらにしても、残酷な神にも天罰は下ったようである
ただし、消えた残酷な神に代わり新たな残酷な神がジェルミの前に君臨する
それが息子のイアンなのだが…
で、ここでもう一度問う
「無抵抗は罪なりや」
私の考えでは、事が終わった後から
無抵抗云々に関しては、誰も議論出来ないだろうと思う。
残酷な神も悪魔も悪人も、善人の隙を付いて襲ってくるのだから
幼子ゆえの善人が持つ隙が狙われるのなら、
力ある者が保身を捨てて守るべきであろう。
太宰もジェルミも自身を責める言葉を連ねているが
本当に彼らが言うべき言葉は
「なぜ、助けてくれなかったのか?」であるべきだ
結局、ジェルミに救いは見当たらないまま、この物語は終わる。
ただ、時だけが流れ、流れた時が記憶を遠い彼方に追いやる。
これだけのお話しの最後が、時の流れの解決とは…少々陳腐かとも感じたが
この終わりかたが、一番、現実に近いのかもしれん
いや~。この漫画。イイと思う…心理学の勉強には最適じゃ(笑)
でも、普通に生活しておる人にとっては
暗くなるので読まなくても良いかもしれん(アハハハハハハ)


ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
この「残酷な神が支配する」というタイトルは、アイルランド人イェイツの詩から
アルヴァレズという人が「自殺の研究」という本に引用したものである。
それを萩尾氏が読み、タイトルとして10年ほど温めておったとか?
またこの漫画には「春の祭典」というタイトルと、「残酷な神が支配する」と
どちらのタイトルを使うか迷ったとか…(?)
「春の祭典」といえば…
別名「春の虐殺」と言われたあのバレエ組曲のことだろうか…(?)
しかし…萩尾氏は、なんという幅広い分野の本を読んでおるんだ。。。。
ま、だから、彼女の漫画を読むと、頭が腐りそうになるのかもな~(笑)
太宰治「人間失格」の一節、
「神に問う、無抵抗は罪なりや」 を
この漫画を読んでいる間中、思い出していた
太宰治の小説の中には、幼児期の性的虐待についての記述が時々現れる
それは、太宰の経験によるものではないか?と考える研究家も多い
そのイメージが浮かんでは消え、消えては浮かび
押さえ切れなくなりそうになった所で、漫画が終わった(笑)
1992年から2001年まで「プチフラワー」で連載され
萩尾望都の新刊だ!っと嬉しくなり、1巻から3巻まで買ったのだが…
あまりの内容の厳しさに…中古買取店へ売っぱらった私である(笑)
だから…正直に言うと…私の嫌いな部類の本なのだ(アハハハハハ)
今回、何時も遊んでもらっておるトミーどんから全巻借りることが出来た
最後まで通して読めるのなら、なんとかなるじゃろうっと思ったのである
先に言わせてもらえば…確かになんとかなった(笑)


ボストンの高校に通うジェルミは、8歳の頃に父親を病気で亡くしていた
夫が死に、先行きが不安なのか…その不安を打ち消すために
幼い息子を頼り、やたら息子にベタベタと接する精神的に弱い母との二人暮しを
ジェルミは、それなりに楽しんでいた
そんな頃、母の勤め先のアンティークショップに
英国紳士のお金持ちグレッグ・ローランドが現れる
程なく母とローランドは婚約するのだが…
何かに頼っていないと安心出来ない母は、婚約者のローランドが全てとなっていく
そこに付け込むローランドは、ジェルミに肉体関係を迫り、強要する。
母親の幸せのためにと「一度きり」の約束で身を投じたジェルミは
この後、無頓着な母の犠牲となり、ズーっと性的虐待を受け続けるのである
無事、ジェルミの肉体的及び精神的犠牲のもと
母とローランドは結婚し、イギリスへ渡るのだが…そこでも虐待は続く
ジェルミだけならどうにか逃げられるのだが
母を人質に捕られている以上、ジェルミに逃げ場はなかった
イギリスのローランド家には、
ローランドの先妻の子「イアン」と「マット」という息子が二人居る
また、先妻の姉も通いで来て居た。執事も居るしメイドも居た。
ローランドによるジェルミへの虐待は、エスカレートし暴力の域に達するが
誰も気付かない。何か気付いたとしても、誰もが「ありえない」と打ち消し
ジェルミの犠牲による家庭内の平和に身を委ねる
精神的に追い詰められたジェルミは、ローランド氏の殺害を企てるのだが
大きな誤算が生じ、ジェルミの最愛の母親までもが死んでしまう
ローランドの息子「イアン」は、
ジェルミが父の死になんらかの関わりがあると感じ、ジェルミを追い詰めていく
ローランド氏の真実の姿が明るみに出ると共に、
この家に誰一人として、正しい判断、正しい精神を持っていた者が
一人も居なかったことが判明していく
もちろん、ジェルミをも含めて・・・
というような…救いようのないお話しが17巻ビッシリと続く(笑)
つまり先にも述べたが「無抵抗は罪なのか」と
「無意識の見て見ない振りは罪なのか」である。
ちょっとした所に「逃げ道」「解決策」が見え隠れしているのだが
それに気が付いて実行してしまうと、全てが壊れ破壊されてしまう危険も見える
だから分別ある大人は、幸せをぶち壊すような「勇気」が持てない
健康に生活している人から見れば
一見すると、いくらでも逃げ道はあっただろうっと思われる無抵抗なジェルミも
日々、塗り重ねられていく侮辱的な行為に、気力を奪われてしまい
同じぶち壊すなら、母の幸せをではなく、元凶を殺そうと思ってしまったとしても
それをこの本の登場人物の誰一人として、責めることは出来ない。
だが、父親の卑劣な行為の全てを知った息子のイアンは、
父親を軽蔑しつつも…無抵抗だったジェルミを責める
「何故、言わなかったのか?」と
「何故、逃げなかったのか?」と
「自分なら、こんな事をされれば、逃げる」と
この物語には…作者はハッキリとは書いてはいないのだが
読者が見て見ぬフリが出来る複線が張ってあるっと思う。
ローランド氏の父親が非常に厳格で、ローランド氏に厳しかった事
このことから、もしかして…
ローランド氏も父親からムチで打たれるなどの虐待を受けていたのかもしれない
なんぞとチラっと脳裏をよぎる(ただし、まったく根拠は載っていない)
もう一つは、ジェルミの母親の日記に…ハッキリとは書かれていないのだが
母親がジェルミとローランド氏の関係に、可なり早い段階で
気が付いていた節が見受けられるのだ。
これは、母親が…夫と息子の関係を、知っていたにも関わらず
息子を助けるより、自分の優雅な安定した生活を守ったことを示唆している
ところがその後、
ローランド氏が事故で死んだ当日に、彼女らしからぬ行動が描かれている
普段では見られないほど思いつめた様子で、母親が夫であるローランド氏の車に
一緒に乗り込む姿が描かれているのである。
そこで夫と一緒に事故にあい、彼女は死んでしまうのだ。
つまり、最後の最後で彼女は、
夫との安定した生活を捨てて、息子を助けようと思ったのか?
っと見ている読者が感じてしまうように話を持っていっているのだ
だが、それまでの彼女の行動を見ていた読者は
この母親にそんな底力が果たしてあっただろうか?とも思うのだ
そんな風に感じるほど、それまでの彼女に自我が見受けられない
ちょっと底意地の悪い私のような読者は
結局、夫より、息子より…この女は自分が一番可愛かったんじゃないか?
っと思ってしまう
自分より、息子を愛した夫に逆上したのではないだろうか?
だから事故が起きた…
この事故は、息子がローランドに復讐を企てたから起こったのではなく
また、母が息子を守るためにローランドを殺したから起こったのでもなく
ただ単に、自分本位な女が…自分の夫を息子から取り戻すための
逆上から起こった心中じゃないのか?っと…
だからこそ、ココで「自殺の研究」という本から拝借した
「残酷な神が支配する」っという言葉が生きてくるのかも?なんぞと思った
この作者は…オソロシイ(笑)
どちらにしても、残酷な神にも天罰は下ったようである
ただし、消えた残酷な神に代わり新たな残酷な神がジェルミの前に君臨する
それが息子のイアンなのだが…
で、ここでもう一度問う
「無抵抗は罪なりや」
私の考えでは、事が終わった後から
無抵抗云々に関しては、誰も議論出来ないだろうと思う。
残酷な神も悪魔も悪人も、善人の隙を付いて襲ってくるのだから
幼子ゆえの善人が持つ隙が狙われるのなら、
力ある者が保身を捨てて守るべきであろう。
太宰もジェルミも自身を責める言葉を連ねているが
本当に彼らが言うべき言葉は
「なぜ、助けてくれなかったのか?」であるべきだ
結局、ジェルミに救いは見当たらないまま、この物語は終わる。
ただ、時だけが流れ、流れた時が記憶を遠い彼方に追いやる。
これだけのお話しの最後が、時の流れの解決とは…少々陳腐かとも感じたが
この終わりかたが、一番、現実に近いのかもしれん
いや~。この漫画。イイと思う…心理学の勉強には最適じゃ(笑)
でも、普通に生活しておる人にとっては
暗くなるので読まなくても良いかもしれん(アハハハハハハ)



ポチっとで、作者のヤル気でるかもです(笑)
ほんと、苦手な漫画です(笑)
もう一度読みませんか?と言われても…
ちょっと…っと答えてしまう内容ですから(ハハハ)
あまり人様へオススメしたくない作品なんですが
インパクトが強くってレビューしなければ
自分の中に溜まってしまう作品でした(笑)
またよろしければ、漫画についてお話しましょう
よろしくです。
最近は、読んでいるけど感想まで時間がなくて書けない
ってな状況が続いています(笑)
色々な漫画についてお話したいですの~
最近のおススメは海街diary(吉田秋生作)です。
読んでますか?
これはとてもエエ作品だと思います。
1,2巻レビューを載せているので、よろしかったら見て行って下され。
最新巻についてはもそっとしたら載せる予定でおります
年齢が年齢なので年寄りらしいクドさが出ないように感想書いてます(笑)
なので感想に関して褒めて頂けると、とても嬉しいです
時間がとれずに簡単なゴルフや旅行記事が最近は多いのですが
ボチボチ載せる漫画や本のレビューをよろしくお願いします。これからもコメント下さい。
とても嬉しく励みになります。ありがとうございました。
一気に読んだ後の何と言っていいかわからないモヤモヤをそう!っと言葉で表現されていて、このブログの漫画紹介を色々と散歩させてもらいます。好みの漫画が多く、ありがたいです。 また、ありましたら、紹介して頂きたいです。楽しみに散歩と徘徊させて頂きます。
けいちゃんへの返事も遅くなってごめんよ~~
まったく、気付かんかった(ガハハハハハ)
もうそろそろいいかげん・・・ブログの使い方学ばねばの~(笑)
そうそう、ポーの季節は秋だよね
漫画にはミモザの花とかが載っていて春っぽいが…(笑)
全体的に流れる雰囲気は秋だと思うだ~~
で…まだ読んでないさ(ガハハハハハ)
なんかさ、時間がタップリある時にジックリ読みたい漫画での
なかなかその時間が取れんでの~~(笑)
しかし、あの思いに浸りたいんで頑張る~
コメントに気付くのが遅くなってしもうた~
申し訳ないっす
しかもトラバもしてくれておったとは…
(アハハハハハハ)←笑って誤魔化し中(笑)
くろねこどんは2005年の9月にレビューしておるのな
リアルでこの漫画を読むのは辛かったと想像付くよ~
だって私もほぼリアルに近い状態で単行本を買ってたからな~
次回が出るまで気持ちがザワついて…(ハハハハハ)
しかし、萩尾どんってヒドイ作品投げるよね~
これは反則だろうって思ったよん(笑)
ポーまだ読めてません(ハハハハハハ)
なんとか時間を作らねば(頑張りま~す)
秋になるとさ、何故かポー読み返したくなるだ。北海道だから、冬になると窓閉めねばならんからかな~あはは~。
待ってる!(キラキラキラ)
けいさんはね^^ラスト「エディス」の時、メリ~ベルと同い年だったよ^^結構自慢(爆)だが大した事でもない(笑)
うんとね^^大丈夫なのよ不思議と^^あの頃と同じ想いで読めるんだ、不思議だけどね~^^で、泣けるよ・・・さめざめと・・・号泣じゃないんだよね~、ポーの場合は・・・そうさめざめと・・・ああ~読書の秋だね~読み返したいなぁ~。でもポーの世界に入ると、むこう1ヶ月は帰宅できないのよね~、はははは。
↑コチラとは違って爽快感はないですね~♪
私はリアルタイムで読んでたのでずっと
「はやくきずけ~!」と祈ってましたよ。
もうイライラ通り越して怒ってた(笑)
でもきずいたら終わりと思ってた作品が
また違う展開となって・・恐るべし萩尾さん。
と驚愕したのでした。
でもほんと・。褒美はないね。脱力!あはは!
ポーも大好き。好き。
満天どんのキラキラのレビュー待ってます
私もね、「ポーの一族」が一番好きなの(笑)
丁度、中学一年の頃だったのよ
ポー一族のメンバーと同じ年頃での(アハハハ)
友達から借りて読んだ「別冊少女コミック」で
ミモザや霞草の中で戯れる少年・少女達の恐ろしくも悲しい話に
夢中になった一人でやんす
中学の3年間はポーで彩られましただ~~(笑
中学3年の頃にポーが終わった時には信じられなかった
「えっ?これで終わり?」っと思っただよ
新版のポーの一族、買って持ってるんだけど
まだ読んでないのだ~~
ものすごく楽しみな気持ちと、この歳で読む恐ろしさを感じての(ハハハハ)
最初に読んだのが13歳じゃろう、あの純粋な気持ちも取って置きたいような~
何時か読んだらレビューするねん
多分、残神とは違ってキラキラしたレビューねん。
けいちゃん腹抱えて笑うかもよ~~(笑)
うん。レビューを書こうか書くまいか…迷ったんだけどの~
思いっきりアッサリと書くか、避けたい部分を思いっきり掘り下げるか
この2種類しか、この漫画のレビューはありえんでの~(笑)
太宰の言葉を思い出して良かったよ
この言葉が良いカンフル剤になっただ(ハハハハ)
>もうちょっと短くても良かったマンガかな
私もそう思う(笑)ヤオイ系に徹していない分
後半は無意味かな?っと思った(笑)
ちょっとコメ辺長くなるけど…
イアンはあくまで、ジェルミを抱かない方が良かったと思う
ジェルミから求められても、イアンは拒絶しつつ心惹かれる葛藤状態で
ジェルミと二人、父親の過去の顔を追い求めたほうが対比が出る
父の強姦と息子の純愛。その先に心が通じ体が結ばれるのは一回
そうして二人は別れて行く。
お互いの傷を舐めあうようなドロドロとした肉体関係は
イアンの年齢と賢さからすると違和感を感じたんだけどな~
同じ経験を持った人間も救いがないから読めないし
まったく健全な人間も、もちろん読めない
萩尾さんというネームに惹かれた人だけが、最後まで頑張る
頑張って読んだ読者へのご褒美もないのにね
もう、この位の大家になると…誰も意見なんぞ出来ないもんな~(笑)
ほいでもコレ、手塚治虫賞の第一回受賞作だもんね(ハハハハハ)
手塚治虫作品とは程遠い作品だと思うんだけど、やっぱネームバリューじゃろうか?
っとツラツラ書いたけど、最後まで読めたので借りられたのは良かった
ありがとうです!コレとtooruさんの緋の稜線を送ります
連休頃になると思うけど遅くなってごめんね~
萩尾望都…エエよね~
ある意味、竹宮さんより好きなんだが…
時々、どう~にもこ~にも訳が解らん時があっての~(ハハハハハ)
「百億・・」あたりから深層心理に興味を持ち
難しさに拍車をかけた感じがあるだ
んでも、本人は結構、読者の殆どが
「訳解らん~~」っと言うのが
楽しいんじゃないか?っと最近感じておる
解りやすい作品より、混乱する作品の方が
「ウフフフフフ」っと思いながら描いておるような~(笑)
ここだけの話、少し歳入った人の書く作品は
難しく広げ過ぎ、落ちを誤魔化す傾向が強くって…って思わん?(笑)
若い人の方が思い切った落ちを付けるで
やっぱり勢いがあってオモロイっと思うだ~
でもやっぱ大好きな方なので、買うんですけども、、、こればっかは売りました(泣きながら)置いておけないのだす。辛くて。。救いようがないというか・・・感情移入する性質で、なんかね・・・死にたくなるんですわ。。やばいんですほんと。。
満天姉さま、すごいよレビュ~!!!これね~ほんと表現するの難しいと思う。。私なんて、読んで地の底まで落ちて・・・書けねぇよ~><ってな感じでしたもの・・・
これはね~、書くの難しいよね~。私も違う方へ逃げちゃってちゃんと書けなかったんだが、どストライクに来る人は自分の人生からめて何十ページでもこれについて書けるだろうし、反対の人は読みもしない (出来ない) んだろうな~という感じです。
>読めば読むほどイライラする漫画なんよ
これですよ、これ。もうちょっと短くても良かったマンガかな、とも思います。
それとやっぱりラストよね、そりゃ現実ではこんなもんかもだろうけれど、途中があんなに悲惨なんだから、もう少し読者としては ジェルミ と イアン のラブっぷりを見て終わりたかったという、欲求不満は残りませんか ? 多少の予感は感じられる終わり方でしたけど。
深いです。重いです。。
なんとも言えませんです。。
登場人物それぞれが、、、なんだか悲しいです。
「ポー」も「トーマ」も読んだよ~。
「イグアナの娘」も読んだよ~
「11人いる」も面白かったよ。
ですよね~
初期消火。これが一番大事だと思います
多分…初期消火が出来る人物は…
被害者のもっとも身近な人物なんでしょう
この場合は「母」
なんども、何度もジェルミはサインを出してますから(笑)
それを自分の都合のいい状態で飲み込んでしまった母に
同性としては怒りを感じながら読んでましたが
最近の事件だと…軟禁事件がありますが
逃げるチャンスは沢山あるように見えて
精神的に追い詰められると人は逃げる行為を捨てるようです
ホラー映画でも逃げるのを辞めた人が真っ先に殺されてますもん
最後まで諦めずに戦い逃げる。これは…本当に難しいのかもです
逃げずに受け入れた方が、その場では楽ですもんの~~
うん。あんましオススメしない漫画っす(笑)
救いが何処にも見当たらんでの~~
どこかに活路があれば…読んでいてもスッキリするんだけど
どちらかと言えば…読めば読むほど
イライラする漫画なんよ(アハハハハハ)
いや…相変わらず萩尾さんは凄いよ
これを意図して描いたとしたら
やっぱ凄い人だの~って思うもん
でも…最終的に作者が何を読者に言いたいんだか…サッパリ解らんのだがの~
(アハハハハハハハ)
いやはや…まったくもって…辛い漫画どす
私なら…そんな夫なんぞ殺してでも
自分の子供を守るっと思うんだが…
そんな女とこういう男は一緒にはならんのかもしれんの~~(笑)
えてして、心が弱くって何かに頼ることしか出来ない女が
こういう男と結婚し、子供に辛い思いをさせて尚且つ
子供をも責め、自分が招いた状況なのに
「なんで私ばかりが…」と、不幸にドップリ浸かるんだろうの~
「何で?」って…お前がシッカリしないからだろう!っと私しゃ思ってしまう
そんなサインを出している子供を見かけたら
いつでも助けることの出来る、そんな大人で居たいな~
っと思う、作品であった(笑)
はじめまして~(笑)
殆ど不真面目で…時々真面目な
この変なブログを気に入っていただき
本当にありがとうございます
とっても、嬉しいです!
門香さん、この漫画は読まないんですよね
んじゃ、もう少しネタバレ(笑)
ジェルミが車に細工したのが原因か・・?
その事故のすぐ後に義父の乗っていた車に
欠陥が見つかりリコールになります
ジェルミが手を下さなくっても事故は起きたのかも?のまま
長男イアンの追求が始まるのですが…
ほどなく、イアンも父と同じく
ジェルミを強姦してしまうのです
っと…これでもか?な関係が続くのです(笑)
ただ…ジェルミにとって義父とイアンの違いは
「愛」らしい(ハハハハハハハ)
とはいえ最初が不幸な出会いなもんで、この愛は長くは続きません
イアンの葛藤とジェルミの気持ちが交錯して
もう・・・ウンザリするほどの心理戦が続き
読み手の神経が参る状態となってしまいます
どこにもスッキリする活路がないので
シンドイ漫画と皆さんが評価するのも解る状態です(笑)
私も門香さんのブログへ後で遊びに行かせて頂きます~
こちらこそ、これからもヨロシクお願いしますです(笑)
よくよく考えると 他人(社会)に対しての罪 と 自分のなかの規範に対しての罪 の2通りがあるのかな と思いました。
この場合だと 社会的にはされてはいけないことを無抵抗にされていたということは、まず 社会に対しての罪はあるのでしょうね。あと いけないと思いつつ許していたとすると自分に対しての罪もあるのでしょう。
それも お母さんのためにしてしまったわけですから。
登場人物すべてにいろいろな罪があったと思うけど、なんでも いけないと思ったら、それが小さいうちに修正していかないと 取り返しのつかないところまで行ってしまうんだなぁと思います。
その大きくしてしまうことが じつは一番大きな罪だと思います。
煙を見みつけたら 火元を探して 初期消火ですよね。
なんだか関係ないコメントになってしまいました。
ポーの一族とかトーマの心臓とか・・・
多感な高校生(?)にピッタリ来ていましたよ。
しかし・・・このマンガは深い・・・
多分今の私が読むには重すぎる。
読んでみたいけど・・・ムリだろうなぁ。
ウキウキとして単行本を購入
満天さんと同じ理由で、途中で読むのを断念した漫画ですわぁ~
あまりにもあまりな内容で・・・
あの萩尾望都さんの漫画なのに、これだけは
受け付けなかった、よって最後、どんな風に
終わったのかも知らなかったけど
満天さんのブログ読んで、なんとなくわかって良かったかな~
よく、女児連れて再婚した母親がいて
義理の父親にその女児が性的虐待を受けているのを
わかっていて、知らぬフリしている母親がいたり
義理の父親が虐待しているのを知っていて
止めない母親がいる事実があるけれど
それと似ているのかなぁ・・と思ったりする
経済的にも自立できない小さな子供の弱味につけ込む
大人のなんといやらしい事・・・
生きるって残酷な場面に遭遇する事が多いね・・・
実は過去記事にモー様の「百億・・・」があったので、いつかコメントしようと思ってたら、今回「残酷な・・・」がupされてましたので、こちらに入れさせていただきますね☆
私もこの「残酷・・・」は満天さんのように2~3巻ほどで古本屋に売っぱらってしまった過去がございます(笑)モー様大好きな私としては彼女の作品は全部読みたいところですが、これだけは・・・無理でした^^;
今回満天さんの記事を読んで・・・やっぱり無理かも・・・??辛すぎるかも??と思っちゃいました^^;
教えていただいてありがとうございます☆やっぱりどうなったか少しは気になってたので。。
どいつりすさんの所にはもうずいぶん前からお邪魔してます。(コメントは入れたことないです^^;つい・・・)
これからも満天さんの所にお邪魔させていただきますね☆よろしくお願い致します☆
そうなんよ。萩尾さんは偉大だってのを
再認識した漫画とも言えるだよ(笑)
ほいでも…いったい萩尾さんは…
何を描きたかったんだろう????
ソコがイマイチピンとこなくっての(アハハハハハ)
多分…あの位の年齢の漫画家さんだと
何か読者に訴えたい部分があって描いた漫画じゃないかと思うのだが…
それが全然解らん(ハハハハハ)
んでも、萩尾作品にはそういうのが多いで
凡人の頭で考えても解らんだ
いっつも萩尾作品を読むと…悩む(笑)
昔の作品は良かったな~~
そうそう、「ポーの一族」買ってあるさ
もそっと秋も深まったらジックリ読むだ
agisaどんの言う通り、ポーやトーマならまだ
ヌクヌクしながら読めると思うだ~~(笑)
あたしんち…大・大・大好き~~(笑)
いいよね~
母はともかく…私はユズヒコが好きでの~
(アハハハハハハ)
微妙~に冷めておるけど、やっぱ子供的な所がの(笑)
いや…私もこの漫画を読んで頭が「あめ」った
注)「あめる」とは…北海道弁で腐るの事である
ま、たまには漫画でも頭があめるようなのを見るのも
活性化には良いがの~~(ホホホホホホ)
「ポーの一族」とか「トーマの心臓」も、重いといえば重いんだけど、あれはまだ少女漫画らしいリリシズムに浸れた(^^;
印象的だったのでタイトルだけは知ってましたが、まさかそんな内容とは…
満天さんのレビューで自分も読んだ気になって、もうお腹いっぱいですわ(笑)
昔、中世の魔女狩りをテーマにした原作を漫画にしていた漫画家さんが、あまりの救いのなさに、描いてるうちに体調を崩したという話を聞いたことがあるんですよ。
萩尾さんはそんなことなかったんだろうか…?と思っちゃいますね。
あらためて、スゴイわ~
脳みそ、ほわほわだよ(*´ω`*)~♪