満天横丁に住まう妖怪のひとり言

満天横丁に住む満天と申します
最近、猫妖怪化してきており更新は不定期ですが…
ひとり言にお付き合い頂ければ幸いです。

太王四神記

2009-02-10 | 映画・ドラマ紹介

韓国ドラマ「太王四神記」(全24話)

見たことありまっか?
ぺ・ヨンジュンのことが大好きな、ブログ友の「ごはんちゃん」から借りました~
ってか…強制執行されたと言った方が良いかも(ハハハハハハ)

韓国ドラマでも「恋愛モノ」は「冬ソナ」をチラ見したことしかない私。
「歴史モノ」は「チャングムの誓い」をマジ見し、面白いと思っておったが…
さて、韓国の「歴史ファンタジー」はどんな感じかの?っと
ペ・ヨンジュンに何のトキメキも持っていない私が見始めた

正直、心の中では全24話なんぞ見れるかの~ってな不安もあったし
(一話約1時間…トゥエンティフォーである…ハハハハハハ)
「ごはんちゃん」からの至上命令である「見たらレビューをUPしてネ」も
果たしてレビューが書けるほどオモロイんだろうか?などの不安もあった

が…第一話「神の子 ファヌン」の初っ端からKOを食らってしまった(笑)

先史の時代、火を操る巫女カジン率いる「虎族」は回りの国々への侵略に忙しい
特に「熊族」との戦いは熾烈を極める
そこで見かねた天の神が自分の息子である
「ファヌン(ペ・ヨンジュン)」を地上に使わす

「ファヌン」はまず虎族巫女のカジンから「火の力」を奪い赤い宝玉に封印する
カジンは力を取り戻そうと執拗に戦いを挑むが…
いつしか神の子「ファヌン」に心をよせ始めてしまう
(強い女は強い男に惚れるもんである)

ところが神の子「ファヌン」は…な・なんと!
「熊族」の女セオに心をよせ、子供を産ませ…(神でもやることはやるのだ)
ほいで虎族巫女のカジンから奪った火を使う力も、セオに与えてしまうのである
(強い女は強い男に惚れるが、強い男は優しい女に惚れるもんである)

これを見ていた虎族巫女のカジンは怒った(そりゃ怒るわな~~)
で、「ファヌン」の一番大切なもの、「ファヌン」の子を殺そうと奪う

「ファヌン」から火を使う力を与えられた熊族セオは子供を奪われ
恐怖と不安と怒りから火を操る気持ちの制御が効かなくなり
自らの体の中から「朱雀」を解き放ってしまう
(優しく見える女の情念ほど、力強いもんはないのである…ハハハハハ)

自由になった朱雀は、世界を焼き尽くしてしまうのであった
その火を消そうと「ファヌン」は雨を降らせるのだが…
大量の雨が何日も続き、世界は水没してしまう(笑)

神の子「ファヌン」は大変悲しみ(って…ほぼ自分の蒔いた種だと思うんだが…)
自分が天から連れてきた「白虎」「玄武」「青龍」と
セオが解き放った「朱雀」を地に隠し
いつか真実の王である「チュシン王」が天から送られ、この地上に生まれた時
四神も蘇り、その力を貸すであろことを約束し
自らは、天へと帰って行ったのであった~~~

さて、それから2千年の時を経た4世紀ごろの高句麗に話は飛ぶ

夜空に「チュシン王」が産まれるっという証の星が光る

この日、高句麗王家では阻害されている王の弟の家で一人の男児が産まれ
また、王の妹が嫁ぎ先の大貴族の家で一人の男児を産み
王家に関わる家で二人の男児が産まれてしまう

問題は、王本人には子供が居ない。だもんだから…
どっちが王になるか?から、どっちがチェシンの王なんだ?とか
この二人の外野が色々と仕組み、誤解が誤解を生んで
子供の頃は友情溢れていた二人が、永遠のライバルとなってゆくのだ

そして、朝鮮半島全域に散らばっていた四つの神器とその守り手が
チェシンの王の動きに呼応するように起きだす

陰謀渦巻く高句麗王家の行く末は?
「チュシン王」は一体誰なのか?
(あっ、これは…主役がペ・ヨンジュンだから…スグに解るな…笑)

先史時代に世界を滅ぼしてしまったメンバーが2千年の時を超え
再び「チュシン王」の下へと集結する
果たして、同じ過ちを犯さず世界は平和への道を歩めるのだろうか???

ってなストーリーである(笑)

微妙にねじれた因果のイタズラが実に絶妙に描かれておる
日本でもNHKなんぞで放送されてはいたが
私は、チラチラ見ていたもんで、何のこっちゃか良く解らなかった
こんなに面白いって解っておったら、真面目に見るんだった(ハハハハハ)

全部を見終わってもぺ・ヨンジュンに惚れなかった私だが…
ただ、「あの、優しい眼差しが素敵~~!」ってな気持ちは少々解った
マジであの微笑は、妖しい(笑)

私が今回の太王四神記でコイツ。。。っと思った人物は…


こ・このお方・・・

「チュシン王」の力を奪おうと2千年もの間、
虎視眈々と待っていた悪者軍団「ファジョンフェ一族」
(ショッカー軍団の赤って感じかの~笑)
この一族に各神器の守り手達は襲われてしまう
「青龍」の守り手は息子の体に「青龍の神器」を埋め込み
敵から神器を守るのだが…その力によって息子の姿は
恐ろしい仮面の姿となってしまう(写真上部2枚)

ま、その力を解き放ち、本来の姿に「チュシン王」が戻してくれるのだが
その本来のお姿が、写真一番最後。
う・麗しい~~~~~(笑)

俳優さんの名前はイ・フィリップ君。ワシントン大学大学院出身
この手の美形さんは現代劇に出演すると色あせるもんだが…
果たして今後はどのようなお芝居を展開してくれるのか、少し興味津々(笑)

私の好きなタイプは…アニメ「シティハンター」に出てくる「海ぼうず」
デッカクってガッシリしていて、それでいて繊細な心を持つお方
太王四神記の青龍さんとは似ても似つかないのだが…
最初に見た異形の姿と真実の姿が余りにもかけ離れておったもんで
ドキ~~~ンっとしてしもうた(ハハハハハハハ)

もう数回、お好みの場面を繰り返し見て…
それから「ごはんちゃん」へ返却しようと思う
マジで面白かったよ。ごはんちゃん、ありがとう!

このドラマ。製作費50億円だとか??
チェジュ島にデッカイセットを組んだらしいが、それも素晴らしい
「チャングムの誓い」の時のセットとは格が全然違う
衣装もそれぞれの個性が演出されており、映画制作並みの力の入れようである
音楽担当は「となりのトトロ」「もののけ姫」でもお馴染みの
日本人、「久石譲(ヒサイシジョウ)」さん
歌は「東方神起(トウホウシンキ)」音楽の雰囲気が「もののけ姫」を彷彿させる
韓国ドラマに興味のない人でも、十分楽しめるので
ぜひ、機会があったら見て欲しい

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