鉄の胃袋課長のお願い

我社が入っておる健康保険組合は
社員及びその家族の３５歳以上の女性に
「婦人科」の検診を奨励しておる
子宮がんの検診が年に一回「3,000円」で受診できるのである

横浜市の場合は「子宮がん検診」は30歳以上
頸部のみ　1，050円、頸部+体部 1，990円であるので
頸部+体部で3,000円っていうのは実は高い（笑）
だが殆どの社員が東京都在住なので、未だ暴動は起きてはおらん

その提出書類を35歳以上の妻を持つオジサン達に配っておると
「鉄の胃袋課長」がコソっと私を手招きした
※「鉄の胃袋課長」についてはコチラをどうぞ～～

「満天さん。ちょっと頼みがあるんだけど…」
「はい？なんでっか？」
「ココ、この3,000円って所を…7,000円にしてくれないだろうか？」
「へっ？」
「いや…最近、小遣い減らされちゃって…」

そうだった。鉄の胃袋課長って…奥さん、姉さん女房だったな～～
世の中、何でも値段が上がってしもうて
育ち盛りの小学生を二人も抱え、大変なんじゃろうの～
ダンナの給料が上がっても税金も上がってるもんだから
家計を預かる奥さんは本当に大変だと思うだ
ほいで…手っ取り早く節約出来るトコっと言えば…
この目の前でうな垂れておる「鉄の胃袋課長」の小遣いだったのだな
うんうん。奥さん。アナタの気持ちは良く解る（笑）

「それは…やっても良いがの～～
しかし、鉄の胃袋課長の奥さんはシッカリしておるから
いきなり4,000円ＵＰはバレバレだぞ～」
「そ・そっかな・・」
「だいたい4,000円もＵＰしたら、今年は受けないわ！って言うぞ」
「あ～～あ～～。ウチの奥さんなら言いそうだ～」
「だろう～。」
「じゃ・じゃ～5,000円ならいけるかな？」
「ん～～微妙じゃな～～
鉄の胃袋課長は去年まで3,000円だったステーキセットが
今年から5,000円になっても食うか？」

しばし考え込む鉄の胃袋課長。

「ごめん。3,000円もするステーキセットは食った事ないけど…
きっと…食わないと思う…」
「だろう～。」
（可哀相にの～節約しておるんじゃの～こりゃ～涙なくては聞けんぞ）

「じゃ・じゃ～満天さんは幾らならいけると思う？」
「そうだの～～主婦の感から言わせてもらえばだの
ギリギリ1,000円ＵＰなら…いけるかもの」

またもしばし考え込む鉄の胃袋課長

「うん。それでもいいんで、お願いします」っと意を決して頭を下げた。

っと言う訳で…鉄の胃袋課長の奥様へのお便りだけ
「4,000円」っと千円ＵＰの金額を印字した（笑）

さて…私しゃ～横浜市在住なもんで、このシステムを利用した事はない。
ないので解らんのだが…
奥さんが鉄の胃袋課長の画策に乗って「4,000円」支払ったとして…
その後の書類は全て各自の自宅に直接届く
その書類の中に…領収書が入っているんじゃ～ないかね～～？
「確かに受領しました」って普通はお金のやり取りがあったら
そういう書類って入ってるよね？よね？入ってないっけ？

実はココの疑問については、鉄の胃袋課長へは言ってはいない。

鉄の胃袋課長～～～～～
「君の検討を祈る」ｂｙ満天。
（ガハハハハハハハハハハ）


私しゃ～優しい総務の前に
子育てを頑張っておる主婦の味方なんじゃ～～（笑）