ゴエ門ｖｓルパン（猫ｖｓ鳥）②

昨日の続きです～（昔の話です）

ひょんなコトからインコの「ルパン」が我が家に来るコトになり…
性格の悪いメス猫の「ゴエ」と
何とかなるじゃろ～っとしか考えていない脳天気な飼い主「満天」との
一人と一匹と一羽の何ともヘンテコリンな生活が始まりました～

学校の夏休み期間中は…日中「ゴエ」を無理矢理外出させ（笑）
私は「ソバ屋」のバイトへ出かけます。
夜は「ゴエ」を家の中に入れるので…
インコの「ルパン」の鳥カゴを天井のハリにククリ付け
私は「ラーメン屋」のバイトへと出かけて行っていました。

忙しくバタバタしているウチに…
高校最後の夏休みは終わりをつげて行ってしまい…
また、昼間は学校、夜はラーメン屋のバイトの生活が始まりました～

北海道の夏は短く、風の先っちょに冷たさを感じ始めると
さすがにゴエは外へ行きたがらなくなりました（そうだろうナ～）

そこで、ルパンの鳥かごは常時、天井ハリにククリ付け
鳥かごの入口を開けっぱなしの状態にし
天井近くの壁に止まり木を３ヶ所設置し
ルパンが部屋の上部を自由に飛び回れる状況を作り
ゴエは部屋の下部を自由に動き回れる体制に整えました（笑）

それでも私は家に帰る時に
ルパンの無惨な姿をを見るハメになるんじゃなかろうかと
ドキドキしながら家路を急いで帰ったものでした（ハハハ）

ところが、飼い主の思惑をハズし
あろうことか…猫のゴエとインコのルパンの間に
不思議な「絆」が生まれて来ました
ゴエは猫パンチを繰り出すものの…ツメは出さず…
ルパンもゴエにチョッカイは出すものの…それを…
楽しんでいるような…

しかも、ルパンはゴエの背中に乗り毛づくろいをしだすし…
（すっかり、リラックスムード）
おまけにルパンは「ギャーギャー」っと鳴く始末。。。
（本人は「ニャーニャー」のつもり）
おお～っ！ルパンよ、君は猫語を覚えたのだね。
でもね…私は君が「チッ、チッ」と
可愛く鳴く方が好きだったのだけれどね～
（妙な濁音が入ってるしね～）

私が呼ぶとバタバタと羽音を響かせ肩や頭に止まるルパン
ありえない角度に首を巡らせ
（お前はエクソシストか～っ！！！）
黒いつぶらな瞳をキラキラさせて…
自分で「るばん、がばいい～～」（ルパン可愛い～）っとしゃべり
猫語も、人間語も、いまいち上手く話せないトコロが
また、可愛いの～っと…つい…甘やかして見ていた
一人と一匹は…この後…大いなる反省会を開くハメとなりました。

ある朝、鳥のくせに早起きなルパンは
声も枯れるだろうオイっ！ってな程の大音量で叫び出し…
私を叩き起こしたのです～（泣）

「るばん・ざ・ざ～～～～～～～～～～ど」
「とるつつ～つるとと～」
「るばん・ざ・ざ～～～～～～～～～～ど」
「とるると～つるとと～」
「るばん・ざ・ざ～～～～～～～～～～ど」
「るばん・るばん・がばいい～～るばん」


寝ぼけ頭で良く聞くと…多分…ルパン三世のテーマ曲…らしい…
覚えたてを嬉しそうに朝一番で聞かせてくれた…らしい…
が…。。。。。
アニメ「ルパン三世」のテーマ曲を友人からテープに取ってもらい
毎日、かけて聞いていたのは…私だったので…
それを覚えてしまったルパンを責める訳にはいかないが…
しかし…音程はハズれてるし
濁音は入ってるし…
これが…この日から…ズーッと続いたのです…。。。

お願いだから…

ゴエよ～ルパンを召し上がってはくれまいか～

っと思ってしまった最低な飼い主でした～

また、明日。
（明日で終わりにします！長く引張ってごめんなさい）