夜11時過ぎに
仕事にも疲れ…
重たい足を引きずる様に帰る「あなた」が
もしくは
友達と出合ってオシャベリしていて…楽しかったけれど
何だか疲れてしまって…でも…真っ直ぐ家に帰るには…
もったいないな～
てな思いを抱いている「あなた」が
商店街からチビッとハズれた道をトボトボと歩いていると…
コンビニ位しか開いていない…こんな時間に
明かりが灯ったお店を見つけてしまいます…
「アラ？こんな所にお店があったかしら…？」
ぼんやり灯った明かりに吸い寄せられる様に
フラフラと歩み寄るあなたの目に
小さいけれど小洒落た「アンテーク」っと言う名前の店先の
ショーウィンドーの中にキラメく宝石の様なケーキの数々が
飛び込んで来ます。
つい、お星様のようなケーキに目を奪われ立ち止まってしまったあなたの
目の前の小窓が開き、と～っても素敵なギャルソンが顔を覗かせ
ニッコリ微笑みかけてくれます
「お持ち帰りもイートインも出来ます
ラストオーダーは午前２時ですので…ゆっくりお茶でもいかがですか？」
っと優しく聞いてくれます
そして…
コーヒーならブレンド・エスプレッソ・
カフェカプチーノにカフェオレ
紅茶の茶葉はダージリン・アールグレイ・キーマン・アッサム
ハーブティーもココアもカラメルココアもあり…
（実はもっと種類多い～）
などと疲れた心と体に染み込む言葉の数々に
「じゃ～少し…休んで行こうかしら？」っとドアを押すあなた
ステキなギャルソンの笑顔に後押しされるように入った店内は
少し薄暗いけど…落ち着いた雰囲気で
家具や調度品も超一流品
ケーキ屋さんにありがちなオトメチックな雰囲気は無く
シットリと優雅な時を過ごせそう～
銀盆に乗せられ運ばれてくる小ぶりだけど
どれも手のこんだケーキを
「お客様に向かって右から
フレッジュ 苺とカスタードバタークリームを
ビスタチオ風味の生地で挟んでございます。
さくさくサブレの生地の上に
ブルーベリーのシロップ煮を乗せて
生クリームをかぶせたレアチーズケーキ
本日のタルトは
赤い果実とアーモンドクリームのタルト
シューはバニラビーンズたっぷりの
生クリーム入りカスタードを中に詰めてございます
中までしっかりとホイップクリームたっぷりの
ショコラ・クラッシックは悪魔的な美味しさで
おすすめの一品です
他にスコーンやバナナシフォン
カラメル風味のアイスクリームもございます」
な～んて立て板に水状態で言われたら…
どんなに夜が深くダイエットに悪かろうが～
手が…手が出てしまう～（泣
）（小ぶりだし～とか言い訳を言いながら２個は指さしてしまう～）
しかも…ケーキが乗せられてくる食器も
飲み物が入れられてくる食器も…全て一級品！
そして、何よりも
「ケーキが美味い！」
ギャルソンを含め厨房内のパテシエも見習い君も
み～んな「イケメン」
だし～どうしたって毎日通うことになる。
でも…誰も知らないけど…
パテシエさんは「魔性のホモ」
見習い君は「元プロボクサー」
ギャルソンさんは「オーナーで財閥の御曹司」なのだ～（笑）
作者の「よしながふみ」さんは
以前に私のブログでも紹介した「大奥」を描いた人です
一見、ドタバタコメディ～風ですが
シッカリと人間模様も描かれていて流石です！
01年10月にテレビドラマになりましたが見た事ありますか？
出演は滝沢秀明・椎名桔平・藤木直人・小雪・えなりかずき他
私は見た事なかったんですが～
見たかったわ～っと思ってしまう原作漫画でした～
コチラは今回ブログで知り合えた「夜」さんからお借りしました～
夜さんありがとうございます
機会があれば皆様も、一読してみてくださいネ
ただし…
１～２キロ太るのを覚悟してください。
だって…読んでてケーキが食べたくなるんですもんよ～（泣笑）
ワタクシ…このマンガを読んでいた４日間で
ショートケーキ×１個とモンブラン×１個と
チョコムースのケーキ×１個を…食してしまい…
現在減量奮戦中ですの～（内臓脂肪が怖い～）