山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

<予告>瑞巌寺平成の大修理の落慶法要

2018年03月18日 | ホテル・宿

松島の瑞巌寺参道は、あいかわらずこんな状態。

飛行機に乗って遠方から観光に来たとしたら、ガッカリされてしまうだろうな、と思います。

私の好きな洞窟遺跡群に近寄ることさえできない状態です。

ところが、瑞巌寺では平成20年から開始された瑞巌寺平成の大修理並びに震災被害を受けた参道の復旧工事が終了し、平成30年6月24日に落慶法要が挙行されることになったそうです。

「終了」ってことですが、まだ終了しているようには、私の目には映っていないのですが・・・?

 そして、落慶を記念して次の特典をご用意があるそうなのです。

  1. 落慶法要当日の平成30年6月24日は無料で拝観していただけます。
    ※混雑が予想されますので時間に余裕を持ってお越し下さい。
  2. 落慶を記念して期間限定(平成30年5月1日~7月31日)で落慶記念の御朱印を300円にて頒布いたします。
  3. 落慶記念絵はがき限定10万部を平成30年6月1日から参拝者にプレゼントします。
    ※なくなり次第終了となります。
  4. 落慶記念に限定御朱印帳を販売します。※参道の杉材を使用した御朱印帳で2000冊限定
    発売日6月1日 朱印帳3,000円(税・朱印代込み)

「落慶法要」なんて、あまり聞きなれない言葉ですよね。

 行ってみようかな~♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 


松島円通院と数珠作り体験

2018年03月17日 | 神社・仏閣

数珠ブレスレッドが突然切れて、数珠がこぼれ落ちたため、8年ぶりに松島の円通院へ。

円通院は、臨済宗妙心寺派の寺院で、伊達政宗の嫡孫光宗公の菩提寺でもあり、「三陸三十三観音霊場」の第1番札所となっています。

普段ですと拝観料がかかりますが、受付で「数珠づくり体験に来た」というと、料金は発生しません。

ただし、山門を出る時に、出来上がった数珠を受付に見せる必要があります。

 

以前はこちらの本堂「大悲亭」で数珠を作ったのですが・・・。

こちらの建物に変わっていました。

畳の上から敷かれた、赤いジュータンといい、雰囲気は以前と同じですが、心なしか彩光が多くなり、明るいお部屋になったような気がします。

まずは、お寺の方に決まりごとの説明を受ける必要があります。

ただし決まりごとがあり、一番上にくるのが親玉といって、少し大きめの数珠。

親玉から両側6個目の玉は、ワンサイズ小さくなります。

二天といって、その人と名を同じくする、その人と同時に生きる、という意味合いから玉は同じ石にしなければなりません。

あとは自分のペースで、好きなように、納得いくまで作ることができます。

こ私がここで数珠を作ることには、2つの意味があります。

ひとつは一般的に販売されている数珠だと、手首のサイズが合わず数珠がゆるゆるになってしまうためです。

この円通院さんでは、自分の手首に合うサイズで、自分の好きな石を選んで作ることができます。

二つ目は、自分が選んだ珠(=主玉)は、人間の煩悩をあらわす玉と言われています。

出来上がった後に、選んだ玉の意味の説明をして下さるので、こういうものが今の私にとって必要なのだなぁ~、と自分なりに振り返りながら、前に進む元気を頂けるような気がしています。

出来上がった数珠は、ボンドが渇くまで数時間は身に着けられませんが、ご本尊様の前で、お線香を手向け、時計回りに3回、数珠を煙にかざすとさらに光徳が受けられます、と聞いてそのようにしました。

ご本尊様は「聖観音菩薩」さま。

供養する数珠がいくつか納められていました。

写経も納めることができるようです。(寸志)

 光宗公の霊廟「三慧殿」をおまいりしてみましょう。

技術の粋をつくした伊達家屈指の建築物で、国の重要文化財に指定されています。

その厨子には支倉常長が西洋から持ち帰ったと伝わるバラの絵が描かれているのが特徴です。

 円通院はこのバラを題材にした庭があり、「バラ寺」としても知られています。

私個人的にも、バラの咲き乱れる頃の円通寺は、とても良い香りが漂って、好きですね。

 お寺の一番奥には、洞窟群があります。

伊達家ゆかりの供養塔もありました。

 「おんこ」という、面白い形をした木がありました。

 

どこからか、清水のような優しい水の音が響いてきます。

禅寺らしい、落ちついた雰囲気に色香を感じますね。

円通院には、約350年前に造られた心字池と、観音菩薩が住む補陀落山を中心にした庭園があります。

 小堀遠州 (江戸時代の日本を代表する作庭家) 作と言われているそうです。

山門のすぐの場所にあるのが「縁結び観音」さまで、男性と女性または、今まで縁が無かった人をとりもつご利益があるそうです。

暫し、こころが静けさに包まれるような、ゆったりとした時間を過ごすことができました。

春になったら、木々の芽生えもあり、やわらかい色の緑に包まれ、境内はさぞかし美しいことでしょう。

 


走馬灯

2018年03月11日 | つぶやき

3月11日の東日本大震災の日は、毎年仕事先で「黙祷」していましたが、今年はお休みで自宅にいました。

あの日は2011年だったから、もう7年も時間が流れたのですね。

私自身「思い」は手放し、「記憶」はいつまでも忘れたくないという気がしています。

 

あれから、いろんなことが変わり過ぎました。

生きるためには「受容れる」しかないのだと思います。

人伝いで、震災で家を失った知人が福島原発の作業員になっていると最近知り、心が痛みました。

考えれば、どこかの「誰か」が命がけで「何かを守るため」にハイリスクを背負って生きている。

そんなんなのに、作業員の生き方や考え方含め、ナイーブすぎて焦点があたらない、という社会構造、報道機関にはガッカリしてしまうしかないですね。

 

少し私の事を書かせてください。

高校を卒業して、かつて「閖上」という海岸で、初めてサーフィンをしてみたんです。

なにも知識はなく、友達もいなくて、ただただ好奇心だけで、今考えれば無謀ですよね。

その日は海が荒れていて、サーフィンのやり方も解らないから、プクプクとボードの上で浮かんでるだけだったのに、スゴイ波が次々と押し寄せてきて、私はボードから転覆したんです。

海の中に落ちるとグルグルかき回されて、まるで私は洗濯物のようでした。

空の明るさがかすかに見える、砂に叩きつけられる、グルグルグルグルその繰り返し。

そうしているうちに鼻にも耳にも、口にも水が入ってきて、水飲んでしまったらもう・・・。

いろんな記憶がササッと、映画でも見ているかのように、これ「走馬灯?」って。

「人生これでも良かったな」と、そう感じているうちに、どこからかくぐもった声が聞こえて来たんです。

「つかまれ、つかまれ・・・」

私は、本能的に手を伸ばしたと思います。

砂浜のところに来て「生きている!」と感じました。

ずっと助けて頂いた方にお礼を言いたかったのですが、名前を聞いても「無謀なことはやめなさい」としかられた記憶しかなく、どなたが私の命を救ってくれたのかは、今も解りません。

まだ高校を卒業したばかりのことで、走馬灯を見て死を覚悟し、今となっては倍以上の時間を生きていますが、あの時命を助けて頂いたからこそ、得られた幸せも沢山すぎるほどあります。

最近は生きるのが大変に感じることも多いですが、優しい夫と時間を過ごせる幸せは、ありがたいものです。

ただ、夫婦どちらかが先に死と向き合うというのは、どんなに頑張っても変えられない宿命です。

 

東日本大震災で、今なお悲しみと向き合わなければならないとしたら、辛すぎますね。

でも記憶は消す事ができませんよね。

でも、生かされたのならきっと、生き延びることが誰かのために必要だと思います。

 

 


数珠ブレスレッドが切れた

2018年03月06日 | つぶやき

仕事が終わって家に帰り、まず一番にすることは時計と数珠ブレスレッドを外して、定位置に置くことなんです。

「なんか今日も疲れたなぁ~、レモンサワーでも飲みたいなぁ~」と思いながら、数珠ブレスレッドを手首から外そうとすると、いきなりポロポロって、4~5個位の数珠がフローリングにこぼれ落ちました。

「あ!」

「えっ?」って感じでした。

数珠が切れる時は、思い起こせばいつもこの東南のリビングなんです。

松島の円通院さんでは、自分の手首のサイズ、自分が直感で選んで数珠ブレスレッドが作れます。

そこで作った数珠ブレスレッドが、なぜか手首から消えてなくなるという不可解な事が、1か月おきに2度も立て続けに起きて、今回の数珠ブレスレッドを新調した経緯があります。

そのエピソードをお寺さんにお話しすると「それは大変」と、ご厚意で出来上がった数珠をご本尊さまに拝んで頂きました。

それからは、この数珠と8年以上もいつも一緒でした。

東日本大震災の時も、仕事の時も、旅行も、四国お遍路も、高野山も・・・。

ゴムが伸びて来たなぁ~、と感じることはありましたが、なぜか切れもせず「もしも切れる日があったのなら、転機なのかな」と身勝手に考えていました。

今までの数珠ブレスレッドは、切れた瞬間驚くほどすごい勢いで、全部フローリングにこぼれ落ちました。

今回は、まるで涙のようにポロ、ポロ、ポロ、ポロ・・・っとやさしい感じで。

残りは手首になぜか巻き付いて留まっていました。

ずっとずっと、どんな時も一緒で、守って下さった数珠。

こぼれた数珠は、良い意味でも悪い意味でも私自身の転機の知らせと思います。

新しい数珠ブレスレッドを新調する日が来たのだと思います。

 

石は浄化し、GWの四国遍路で、好きなお寺さんに感謝の思いを込めて、納めたいと思います。

 

 


拉麺ろはん

2018年03月05日 | ラーメン

1回目のラーメンで興味を覚え、結果3回も通ったラーメン店「拉麺ろはん」さん。

初訪では、男性の方が店主?と思いましたが、平日に行くと、女性ふたりで営業なさっていました。

なんか手元がたどたどしい感じでした。

一度目は、個性的なラーメンをオーダーしたため、2回目はこのお店の人気メニューをオーダー。

「背脂醤油」。

塩分に敏感な私は「味薄目」をオーダー。

割スープがサービスで出てきました。

スープの味は、生姜が効き過ぎていて、全体的にアンバランスな感じ。

麺は実家の麦を挽いているそうで、麺に星もあり自家製麺という感じがします。

でもなぜか初訪程の感動がないのですね。

3訪店目は、「中華そば」(650円)をオーダー。

「煮干し、昆布、乾物に鶏脂とトリュフオイルでうま味調味料なしで、あっさり好きな方に」というフレーズ。

期待したのですが、生姜が強く、豚骨のような雑味ありで、多分なのですが、サードメニューなため、あまり経営者の方も気にされなくなったメニューのような感じが、個人的には思いました。

今回も女性二人が厨房に立っておられました。

あっさりと甘みの感じられるお肉をスライサーでカットし、チャーシューも少し生姜効いていますが、お肉の旨味も感じられ、個人的には好きでした。

海苔が溶けてどろっとしてしまうのは残念ですね。

 

拉麺ろはんさんは、個人的にはこれをもって卒業したいと。

今まで、ご馳走様でした。

 

■拉麺ろはん

住所 柴田郡大河原町東桜町6-3
 
営業時間
11:30〜14:30 (L.O14:20)
土・日・祝
17:00~19:00 (L.O18:50)

定休日:木曜日