山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

高野山でのランチ

2017年01月21日 | 

高野山に2泊したので、あらかじめお昼のお目当てのお店を調べておいたのですが、なぜかその店は連日臨時休業でした。

「精進料理」のお店や宿坊に予約しておく方法もあったのですが、小食の私には重すぎ。

2日間とも予約なしの飛び込みで、店に入るしかありませんでした。

一日目のランチは「巡礼の駅 養花天」さんに入ってみることにしました。

カフェ色の強いお店と思いました。

ご飯類を頂くとすれば「カレーライス」か「ハヤシライス」しかありませんでした。

カレーライス(750円)をオーダー。

サラダが美味しかったです。

カレーもアツアツで、コスパに満足しました。

 

 2日目は観光に夢中になり、いつの間にか14時過ぎの時間になってしまい、その時間となると、気になるお店は閉店してしまっていました。

とりあえずは、開いているお店に入ってみるより仕方ありません。

精進料理や寿司や麺類など多様なメニューを提供しているお店の、カウンター席に案内されました。

天ぷらうどん(680円)をオーダー。

簡単なメニューですが、その割に結構待った印象です。

見た目から、ガッカリです。

醤油も濃いし、出汁も効いてなくて、うどんもコシがないし、天婦羅も揚げたて感なかったです。

なんか、ガッカリだなぁ~、空腹を満たすだけの食事なんて。

値段も高いし。

せっかく高野山に来たのだから、全部食べれなくても宿坊のランチを予約しておけば良かったと、後悔する私でした。

地域柄飲食店は少ないパイですので、お目当てのお店があれば、前日に営業を確認することも大事と思いました。


世界遺産 高野山奥の院

2017年01月20日 | 神社・仏閣

高野山奥の院は、壇上伽藍とともに高野山の二大聖地で、弘法大師入定の地でもあります。

また平成16年には「紀伊山地の霊場と参詣道」でユネスコの世界遺産となりました。

ミシュランガイド日本版では、「高野山」として星三つを獲得しています。

一の橋。

ここから弘法大師御廟までは約2kmの参道となります。

参道には、樹齢約700年の杉木立がそびえ、皇族、諸大名をはじめ、文人や庶民にいたるまで、あらゆる階層の人々の墓石や祈念碑、慰霊碑が約20万基を超え、建ち並んでいます。

伊達正宗の慰霊碑は3か所もありました。

信仰する方が慰霊碑を納めたと、上池院のお坊さんから伺いました。

伊達正宗人気あるのですね。

杉木立の中の、不思議な空間です。

汗かき地蔵

戦国武将の慰霊碑が幾つもありますが、標識がないと、どなたのものか判明がつきません。

全部の慰霊碑に精通している方、おられるわけないですよね?

ちょっとここで、明智光秀と石田光成の慰霊碑を探し出します。

石田光成は参道の脇にあったのですぐにわかりましたが、明智光秀のがなかなか見つからない。

慰霊碑をうろうろしました。

関ヶ原の戦いの東軍の黒幕は、他ならぬ明智光秀だったという説があり、山崎の合戦の後、生き延びて僧「天海」となって徳川家康に仕え、関ヶ原や大坂の陣にも関わっていたという話なんですが、これが事実だったと仮定すると、関ヶ原の戦いは「石田三成vs.明智光秀」の戦いだったということにもなります。

石田光成の慰霊塔。

やっと見つけました!

明智光秀の慰霊塔です。

石田光成の塔の、やはり近くにありました。

この明智光秀の慰霊塔の丸い部分なんですが、今まで何度も割れたそうです。

新しいものに交換してもすぐに割れる、それを何度も繰り返し、もうあきらめてそのままなのだそうです。

もしかすると石田光成と、あの世でも戦いあっているのではないかと、そんなふうに思っている方もいらっしゃるようです。

そう簡単に丸い部分が割れるものなのか、他の慰霊塔も見て回りましたが、割れているのを確認できたのは、明智光秀だけでした。

水かけ地蔵。

皆さん玉川のお水を容赦なく、ぶっかけていました。(驚)

いよいよ御廟橋に来ました。

ここから先は撮影禁止で、「奥の院」に至ります。

玉川は、綺麗な清流です。

奥の院でお勤めを終えた後、納経帳を頂き「結願おめでとうございます」と言われて、胸がこみ上げてきました。

これで終わったんだと。

嬉しくもあり、なにか切ない感じもあって、もしかしたらまた四国遍路に出掛ける日が来るのかもしれません。

お大師様のお食事が、ちょうど運ばれるところでした。

合掌。


上池院 食事

2017年01月19日 | 

上池院のお食事は、お部屋で頂きました。

お坊さんがお膳を運んできてくれます。

3つもお膳が目の前に並べられるなんて、お姫様になった気分♪(浮かれすぎでしょ)

体に良さそうなお献立です。

味は薄味で、食材の味が生かされていて、お番茶によく合います。

天婦羅はサクサク、高野豆腐も薄味で胡麻臭さがなくて気に入りました。

お汁はお出汁が効いていて、薄い冬瓜と生麩が上品です。

宿坊でフルーツカップを頂けるなんて、テンションあがります。

記念に念珠のプレゼントを頂きました。

紫が好きなので、嬉しかったです♪

それにしてもこの時間をひとり過ごすのは、贅沢でもあり、寂しくもあり、そして四国遍路と高野山では様々な意味でギャップがありすぎて、自分自身「変化」に驚いてしまいます。

 

翌朝。

朝のお勤めを終えて、お部屋に戻ると朝食が用意されていました。

夜もですが、蓋のある器がいっぱいで本当に贅沢な気分です♪

ジャ~~ン、オープン!!

まずご飯が美味しいのが印象的でした。

本当に炊き上がりと良い、つやつやで、味も素晴らしい♪

こういうご飯なら毎日食べたい!

そして、お浸しなども茹で加減よく、野菜の旨味を感じる味わいで美味。

こういう料理、お坊さんたちが作っているのかな?

なんて考えながら、とてもおいしくいただきました。

本当にご馳走様でした♪


上池院宿坊

2017年01月18日 | ホテル・宿

高野山1泊目に選んだのが「上池院」さん。

一見するとお寺とは思えない佇まいですが、本堂もあり、朝のお勤めもあります。

弘法大師が初めて高野山へ登られた時に仮の住まいとしたのがこの上池院の境内なのだそうです。

また弘法大師が奥の院へ入定した三百年後には興教大師が高野山へと登り、弘法大師同様にこの地でぬれたわらじを解いたことから、『弘法大師興教大師両高祖ぬれわらじの寺』と呼ばれています

お坊さんがお部屋に案内してくれました。

お話も聞いてくれたり、観光の相談にものってくれて、とても感じの良いお接待を頂きました。

お部屋も温泉旅館並みの調度品が整えてあり、とても綺麗なお部屋でした。

お菓子。

トイレに洗面所もお部屋にあります。

窓からの眺め。

現在では117ヶ寺が存在し、そのうち52ヶ寺は宿坊として、高野山を訪れる参詣者へ宿を提供しているそうです。

大浴場に行ってみましょう。

温泉ではありませんが、よく温まるお湯でした。

水が良いのだと思います。

上池院には、このようなお部屋もありました。

朝のお勤めで本堂に行く際、見ることができる庭園は1000坪もあるそうです。

朝のお勤めは6時ですが、6時少し前にお坊さんが布団をあげに来ます。

高野山では、お布団の上げ下げは、四国の宿坊とは違い、宿坊が行ってくれます。

 

精進料理に食事が美味しく、お部屋も広くていい感じだったし、お坊さんたちも親切で、お風呂もゆったり入れて、本当に良い宿坊を選んだと満足しています。

 


なんば駅~高野山

2017年01月17日 | ドライブ

大坂なんば駅から高野山へ。

早朝のホームは閑散としていました。

橋本駅で乗り換え。

この看板にある通り、橋本駅からは標高が次第に高くなっていきます。

車内はこんな感じ。

今年NHK体がドラマ「真田丸」で注目を集めた九度山駅。

ベンチなども「真田丸」仕様となっていました。

九度山から高野山は近いです。

極楽橋駅からケーブルカーに乗ります。

高野山へは、一気に坂をのぼります。

高野山駅。

ケーブルカーの到着時刻に合わせて、高野山奥の院など、寺院のある場所までのバスが出ています。

荷物が多い場合は、高野山観光案内所の横に、コインロッカーがあります。

四国遍路さんは、白衣、和袈裟、金剛杖、菅笠のいでたちでも大丈夫と言われていますが、高野山でその格好はかなり目立ちます。

奥の院では納札も納めることができます。

 

高野山では2泊3日の予定のため、その夜宿泊予定の宿坊に、あらかじめ荷物を預かって頂くことができました。

荷物がないと、本当に楽です。