山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

遊佐町 一の滝二の滝 

2010年09月18日 | ドライブ
鳥海山と日本海に囲まれて、自然豊かな遊佐町。
町中のいたるところに鳥海山からの湧水が湧き出ています。



この一の滝二の滝の駐車場の一角にも、湧水がジャージャーと流れ出ています。
広葉樹林に囲まれ、清々しい空気のなかで飲む湧水は、ひんやりと冷たくて美味しいものです。



この場所は、鳥海山の登山ルートのひとつになっていて、駐車場の横には、お休み処と登山者カードのボックスが設置されているほか、簡易水洗のトイレも整っています。



赤い鳥居をくぐって間もなく、階段をひたすら下り、そうして雑木林を少し歩くと、一の滝神社が見えてきました。



神社の近くから轟音が聞こえてきます。
誘われるように小路を行くと、長い階段が設置されていて、滝つぼ近の展望に繋がっているのでした。



絶え間なくすさまじい量の水が流れ落ち、しぶきが舞っている様子を目の当たりにすると、気持ちが洗われるようです。
そこでは、空気がひんやりしています。



その先の道は、渓谷に沿う山道となり、二の滝へと続きます。

渓谷のせせらぎを耳にしながらゆっくりブナ林を散策するのも気持ちの良いものですが…
看板の「20分の道のり」以上に、かなり歩いた感じがしました。



二の滝に到着です。

その先の三の滝にも好奇心が疼きますが、この先からは、登山道の雰囲気がするのでその日はここまでにしました。

この「二の滝」は、毎年の2月「二ノ滝氷柱探勝会」により、道案内つきで、往復3~4時間程度の雪道を歩くイベントが行われているそうです。
氷結した二ノ滝が見られるそうですよ。

十六羅漢岩と出羽二見

2010年09月17日 | ドライブ


吹浦の海禅寺、21代寛海和尚が、日本海の荒波で命を失った漁師諸霊の供養と海上安全を願って1864年造佛を発願し、地元の石工たちを指し、5年の年月をかけ、明治元年に22体の磨崖仏を完工しました。
それが「十六羅漢岩」。



16の羅漢に釈迦牟尼、文殊、普賢の両菩薩、観音、舎利仏、目蓮の三像を合わせて22体。
これだけの規模で岩礁に刻まれているのは日本海側ではここだけといわれているそうです。
歴史的にも貴重な資源として、水産庁の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選ばれています。



ここの岩場に立つと、日本海の豊かな海原に、時間を忘れてしまいます。
時間の流れが、まるで子供時代のように、ゆっくり流れていくような感じです。

岩場に溜まった水たまりを覗けば、蟹や小魚の姿を見ることができました。


さて、十六羅漢岩の南側の磯場にある「出羽二見」は、対をなすその姿から夫婦岩とも呼ばれているそうです。



この岩が何故「夫婦岩」とも呼ばれているのか、定かではありませんが、夕日が両岸に掛けられた、しめ縄の真ん中に見えることもあるそうです。
この「夫婦岩」を近くで見るには、国道から砂と岩場の急坂を下らなければなりません。



自然のいたづらか、大きな岩でできたトンネルがあったので、くぐってみました。
それは胎内の中のような、不思議な異空間でした。



波のさざめき、限りなく青い海原、まばゆい太陽…とても気持ちのよい場所です。

あの夕日

2010年09月11日 | ドライブ
この夏は、今までにないくらい凡々とした毎日の連続で、心に残る思い出といったら、あの夕日。



遊佐町の西浜キャンプ場。



テントを張った後、冷たいレモンサワ―片手に、ゆるりとした時間を過ごして…



18時10分頃に夕日が沈むと聞いて、小走りに海岸線へ♪



振り返ると、鳥海山が茜色に輝いていました。



水平線に帯の様な白い雲が伸び、夕日が沈むの瞬間にひと足遅れた感じです。

あっという間に、夕日は水平線に消えていくのでした。



空が急に静まり、海は紺青に染まっていきます。



やがて視界は光源を失っていき、私の耳には、大地にあふれる水のさざめきが、永遠にくりかえされるのでした。

ケンちゃんラーメン 遊佐店

2010年09月10日 | ラーメン

山形県の遊佐町に行ってきました!

田園風景と海岸線と鳥海山の山並みが美しい遊佐町。
清らかな鳥海山系の地下水で打つラーメンは、どのお店も麺の量が多いのが特徴なのだとか。



初めて訪れた遊佐町のラーメン屋さんは、山形県内に6件の暖簾を掲げている「ケンちゃんらーめん」。
なんと、40分位並びました。



「普通盛り700円」をオーダー。



店内のランちゅうは、元気そのもの。
数の割に水槽が小さい気がしましたが、やっぱりこの土地の「水」がいいからなのかしら?



お盆の上で、ゆらゆらとスープがこぼれながら運ばれてきたラーメン。



「薄め」でオーダーしたスープの甘い香りに包まれて、魚介の旨味のえもいえぬ風味。
そのスープに絡む縮れ麺は麦の風味豊かで、強いコシがあります。
麺の量は、作り手の意気込みが感じられるほど、これでもか!といつまでも主張を続けてやまない感じ。

「食べたど~~!」
食べ応えと満腹の喜びを感じながら同時に、次はいつ来店できるかと考え始めてしまいます。
このコシ、食べごたえは、山形店より高く評価できると私は思います。

またまた、ケンちゃんシリーズ制覇にはまりそうな誘惑…



■ケンちゃんラーメン 遊佐店

住所 飽海郡遊佐町大字樋ノ口
電話番号 0234-72-3145
営業時間 11:00~14:00 


やましち

2010年09月06日 | 蕎麦
以前から通る度に、気になっていた遊佐町の「やましち」。



横浜で長く呉服店を営んできた店主が、奥さんとこちらに移り住み、蕎麦屋を開業して11年にもなるそうです。



「やましち」の蕎麦は、鳥海山の胴腹の滝の水で打つ、9割蕎麦。



こじんまりした雰囲気で、ゆっくり出来る小上がりもあります。



見た目以上に、食べてみてボリュームがあるお蕎麦です。
キリリと冷たい水でしめられたお蕎麦に、さっぱりしたつゆがつるんと馴染み、食感にもひと時の涼しさを感じました。

だけど、醗酵したお漬物の匂いが、せっかくの蕎麦の香りを阻害してしまいます。



蕎麦の命は「水」とつくづく感じたお蕎麦屋さんでした。

◆やましち

住所 山形県遊佐町大字吹浦字西浜2-52
電話番号1 0234-71-6046
営業時間 11:00~14:30
定休日 月曜日