毎年5/3~5に高野山では「春季結縁灌頂」が金堂で開催されています。
「仏様と皆さんのご縁を結び、密教に触れて頂く大事な儀式です」ということで、H30年は、予約5000円、当日7000円。
それとは別に、「旧正御影供」が5/5~6に開かれます。
5日は「御逮夜」といって、大伽藍全域で、いつもなら閉じてあるお堂が開かれ、諸堂のご本尊様にお参りすることができます。
「年に一度しかないんですよ。とても貴重ですよ。すごいことなんです。」と宿坊の方に強く勧められ、お参りに行きました。
「御影堂」は年に一度だけ内拝できるのがその日。
内拝券を17時から配布するというので、夕食の前に行ってみました。
屋台も出ていました。
お祭りの雰囲気ですね。
内拝券と一緒にお花とお蝋燭を渡されました。
母の日も近いことから、母に感謝して、お花をあげて下さいとの事。
夕食を終えて再び大伽藍へ。
この「大塔」で「法会」に参加しました。
お坊さんのお経のあとで、ひたすら「南無大師遍照金剛」をお唱えしました。
すごい貴重な体験だったと今でも思っています。
その他、愛染堂などもお参りできました。
さて、「御影堂」に行ってみましょう。
私の番号はとうに順番を過ぎていました。
下足を脱ぎ、中に入りました。
お供え物がたくさんで、よくこんなにそろえたと感心するほど、様々な食材が並んでいました。
翌朝。
金剛峯寺で納経を済ませ、また大塔へ。
ここでも納経。
大師協会で受付をし、授戒を頂けるのですが、今回は時間がありません。
霊宝館も見たかったのですが、お土産だけにしました。
その後、奥の院へ。
5/6のその日は奥の院の燈籠堂にて、「旧正御影供法会」が行われます。
これもまた、すごい経験でした。
華やかな袈裟をまとったお坊さんたちが向き合い、お経をあげていました。
その後、籠がやってきて、一人のお坊さんが籠に乗って、その後をお坊さんたちが行道していきます。
さて奥の院で購入したもの。
高野山では必ず「高野山大師堂」さんのお線香や塗香を買って帰ります。
お線香は仏様の「ご飯」に値するものですから、少しくらい高くても質の良いものを使ったほうがいいんです。
今回は限定40個のお線香を選びました。
奥の院から歩きで持明院さんに戻り、荷物を引き取ってバスに乗り駅へ。
今回は「急行券」を購入。
ケーブルから乗り換え。
全席指定席で、難波まで乗り換えなし。
時間は急行と変わらないのですが、指定席だと周りに気兼ねなく飲食でき、乗り換えがないので気持ちゆっくりできるのが良いです。
難波で降りたら、空港までのリムジンバスに乗ります。
1泊2日の高野山、あっという間でした。
四国遍路が計画通りできていれば、高野山には2泊3日でき、ナイトツアーや予約していた「森林ウォーク」も体験できたのに残念ではありますが、何より「御逮夜」や「旧正御影供法会」を体験できたのは、素晴らしく貴重なできごとでした。
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