小布施の「新生病院」 の敷地内には、カナダの教会のミッションによる結核療養所としてスタートした歴史を残す建物が残されています。
カナダ聖公会による日本の結核患者救済運動は、スタート博士を派遣し1932年10月「日本聖公会新生療養所」を生みました。
当初、療養所内にあった礼拝堂は、1934年6月25日新生療養所付属礼拝堂として献堂されたものの、2年後には信徒が在籍する「新生礼拝堂会衆」という教会になり、疾病に苦しむ人々や地域の人々に仕え続け、2003年には「新生礼拝堂」と変更。
教会の門は自由に解放されていました。
歴史と人々に愛された教会内部は今もなお、静寂の中で凛とした風格の感じられる教会です。
ステンドグラスには、小布施の町の木「栗」と町の花「林檎」が白百合の花と共に光に映し出され、とても綺麗でした。
地元の歴史を物語る施設です。
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