山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

出湯温泉

2012年11月23日 | 温泉

五つの峰を持つ 五頭山の山懐に三つの温泉地があり、5つの宿と2つの公衆浴場のある「出湯」、「今板」は一軒宿の湯本館のみ、「村杉」は6つの宿と公衆浴場は内湯が一つ。野天のような浴場が1つ。

それらを称して「五頭温泉郷」と呼ばれています。

まるでゆっくり時間が流れるような、疲れた体を休めるにはもってこいの五頭温泉郷は、私にとって、時間がたくさんあったら、のんびりと何も考えずただただ温泉に浸かりたいと思う温泉地です。

今回は残念ながら「出湯温泉」にはで立ち寄るだけでした。

出湯温泉は弘法大師の開湯とも伝えられ、開湯1200年の歴史ある温泉です。


出湯温泉の2つの共同浴場の泉質は弱アルカリ性単純温泉で、旅館の温泉はラジウム温泉(単純弱放射能冷鉱泉)。

アトピー性皮膚炎に効果があるといわれているそうなんです。

 歴史の色香がある「清廣館」。日本秘湯を守る会のお宿でもあります。

出湯温泉のシンボル「華報寺」は大同年間(806~10)に、この地訪れた弘法大師空海が五頭山の山頂に五頭権現を勧請し、山麓に堂宇を建立したのが始まりとされているそうです。

五頭山は山岳信仰の拠点の1つとして鎌倉時代に入り全盛期となり4支院、32坊を抱える大寺院となり周辺にも大きな影響力をもちましたが、その後次第に衰退していき、文明9年(1477)に現在の村上市にある耕雲寺の大安梵主住職が再興し、海満寺と称していた寺名を華報寺と改名し、現在の本堂は戦後再建されました。

蒲原三十三観音霊場の二十番札所となっています

 

境内に隣接して弘法大師空海が開湯したという「華報寺温泉」という共同温泉があります。

鄙びた雰囲気の温泉地ですが、日帰りのお客様でこの公衆浴場は人気のようです。

他に1軒ある公衆浴場は、新しい建物の感じでした。

出湯温泉には、有料の足湯もありました。(100円/回)。

温泉中から湧き出すラドンを逃さず、十分に吸い込むことができるように考えられた浴室タイプの足湯です。



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