山咲雛子の日記

毎日何かを好き☆と感じ、感謝して、頑張っています。時間が沢山あったら、ゆっくり自然の中で過ごしたいです♪旅もしたいな♪

八幡平南温泉 旭日の湯

2011年10月17日 | 温泉

仕事のお休みがなかなか合わず、週末温泉も行かなくなってしまったお詫びに、温泉旅行をプレゼントしてくれると相方。

 「雫石プリンスホテルと、温泉の泉質はいいけどコメントの評価の高低に差がある旅館、どっちに泊まりたい?」と聞かれ、「どっちでもいいよ」と答えた私。

相方がチョイスした温泉は、こんな場所に温泉あったかしら?と思うほど、どんどん幹線道路を外れ、まるで北海道に来たかと思うほど、一面の農地の中をひた走ります。

八幡平南温泉「旭日の湯」。

やっと着いた感じ。

ちょっと変わった宿の外観に「やっぱりプリンスのほうが良かったか?・・・」と呟く相方。

玄関の先は日帰り温泉施設になっており、手打ち蕎麦を味わえる食堂も併設されていて、お客さんで混み合っていました。

受付の宿のかたが2階の部屋に案内していただいたものの、スリッパがないのが変な感じです。

1階の混み具合とは違い、2階の宿泊棟は静かで清潔感があります。

お部屋に案内されると、 温泉民宿に来たような気持ちになりました。

「先にお布団敷かせていただきました」と宿の方。

移動で少し疲れていたので、軽く温泉に入ってお昼寝もいいかも~。

部屋にある大きな2つの窓からは、紅葉へと移りゆく頃の、一面いっぱいに広がる緑の景色に心が和み、とても気持ちよく過ごせました。

共同の洗面台。

壁には猫の飾り物。(セロ弾きのゴーシュですね・・・)

こんなところに飾り物を施すところは、温泉ペンションとも思えます。

この宿は、なぜか時間がゆっくり流れる気がします。

椅子に腰かけて雲のなびく空を眺めるのも良いでしょう。

 山々が連なる、自然いっぱいの開放的な景色です。

 

さてこの宿、温泉がとてもいいとのことで来たからには、早速入ってみましょう。

浴室は日帰り入浴施設として、その泉質の良さから地元の方に愛されており、賑わっていました。

お湯に浸かりながら、地元もおばあちゃんとお話しする機会があり、この温泉の効能を色々教えてもらいました。

地元では痛みによく効くと評判になり、この温泉に入ると入らないのとでは、朝起きた時から体が違うという方も多くおられ、腰や膝など常に痛みを抱えるシニアを中心に人気なのだとか。

8人も入ると窮屈だった浴槽と男女入れ替わりの小さな露天風呂だけだったのが、大浴場を増設して今は少しはゆったり入れるようになったと。

もともとは源泉を使ったシャワーもあったものの、温泉成分で内部の配管がよく詰まるため、2基を残して取り払い、若い方の客離れが進んだとも。

この温泉は飲める温泉だから、糖尿の方などは、浴槽に注がれた温泉口から大五郎のボトルに詰めてご飯に炊いたり、お茶にして飲んで良いらしいとも。

たくさん聞かせていただいて、とても地元のかたに愛されている温泉なのがよくわかりました。

 

湯気のためぼやけてしまっていますが、大浴場の浴室です。

 

お湯に入るなりピリピリとした心地よい刺激があり、体にジワリジワリと浸透し、汗が玉のように流れ、ポカポカ温まり癒されます。

効き目を感じるお湯で、噂通り、とても素晴らしかったです。

お湯には、少しラドンも含まれているようです。

源泉の流れるあたりは、深い浴槽になっていて、心地よい水圧が楽しめます。

おばあちゃんのお勧め通り、飲泉してみましたが、癖が無くて飲みやすいお湯です。

飲湯の後、夕食後のお腹の張りがなく、とても相性のよい湯と判断。

私も他のお客様に倣い、源泉のお湯をペットボトルに持ち帰りました。

この大浴場には、カランはなく、このかけ流しの源泉を使って体を洗います。

お湯が減ると自然にお湯が満たされます。

シャンプーにもジャバジャバ源泉が使えるなんて、まことに贅沢です。

もっと近くにあったら、繁忙時間帯を避けて、度々来たいほどいいお湯です。

 

毎日20時にお湯を抜いて掃除が行われた後は、男女浴室が入れ替わります。

もう一つの方は、あつい浴室、ぬるい浴室に小さな露天風呂と3つの浴室が楽しめます。

そちらには、シャワーが一基づつあります。

 

■八幡平南温泉 旭日の湯

岩手県八幡平市松尾寄木第1-135-2



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