仕事が復帰できて、嬉しいことばかりです。
今まで懇意にしてきた方々と再会できる感動は喜ばしくて、嬉しくて・・・。
以前京都の方と得意先様に同行した時、
「お世話様です」という、挨拶言葉はどういう意味ですか?
と聞かれたことがありました。
私の町では、それでまかり通る挨拶言葉なので、
そんな質問を受けて???と思ったのですが、
地域によって挨拶言葉は様々なようです。
そんな「お世話様です」という言葉は「いつもお世話になっております」
という略語なのですが、それを目の前のお得意様に言うのは重いです。
だからといって電話で取次の方に「お世話様です」と言ったら軽すぎなのです。
かしこまるべきか、重すぎずコミュニケーション重視で通すべきか、
というところだと思います。
「お世話様です」という言葉は、私はすごく好きな挨拶言葉です。
最近やっとジムに行けるような余裕が出てきたのですが、
「お久しぶり。どうしてたの?」とよく聞かれます。
ジムには好きなタイミングで運動しに行くわけで、特に普段から、
なにかで繋がったりしたりはあんまり好きじゃないので
しないのですが、そんなふうに思いを寄せて下さって心配して
頂いていたことには、心が動かされます。
「おかげさまで、就職できまして・・・」と言いますと「良かったね、本当に」と。
その「おかげさまで」という言葉が私は好きです。
火山もある地震もある島国である日本が、かつての昔から
その時によって災厄を受ける場所とそうでない地域があり、
それを鑑みて助け合ってきた文化があります。
「おかげさまで」という言葉には、災厄を被ったもの、
そうでなかったものの潤滑油、というか互いを慈しむ日本人ならではの
言葉だと思っています。
家族にも「おかげさまで」
仕事仲間にも「おかげさまで」
仕事先にも「おかげさまで」
友人や自分と関わり合う方々にも「おかげさまで」
両親や親族にも「おかげさまで」
そんなふうに言えたら、幸せ体質になると思います。