プロデュース山崎勝哉氏(スペース・コンサルタンツ)による細倉マインパークの「タイムトラベルゾーン」は宇宙創世などをテーマとしています。
地球創世の神秘へとタイムスリップ。
こちらは「ホソキュリアン遺伝子受胎空間 」。
鉱山全体を母胎に見立て鉱山のエネルギーを感じる、という設定の展示で、模型により「ホソキュリアン」の誕生シーンが再現されます。
なお、ホソキュリアンとは「人類と自然とのより良い関係を模索する新しい生命体」「皆さんの愛の心」なのだそうです。
「ホソキュリアン」に繋かっている円形のガラスに手を近づけると、私の手からなぜかビームが発せられて「ホソキュリアン」が誕生。
この展示が「タイムトラベルゾーン」のメイン展示と思われます。
鉱山の中にある「山神社」。
「古酒蔵」。
管理料を支払えば、年中一定の温度で大事なお酒を預かってくれるそうです。
「タイムトラベルゾーン」の展示は「砂金取り体験コーナー」(体験料上記期間半額)→レーザー光線→太陽・天・火の神→石琴→古代文明遺跡→森の精
へと続きます。
「サヌカイト」と呼ばれる石琴は、香川県綾歌郡如石堂産出のもの。
今から約60万年前讃岐の住人が仏教音楽の立場から苦心探走し、掘削を始めたが始まり。
輝石安山岩の一種で水晶より硬いがもろく、壊れやすい。
均等なガラス質から成り、結晶粒が少なく音を吸収することがないため、共鳴しやすいのです。
とても癒される石の響きでした。
最後は「森の精」。
この通路を抜けるとお土産・食堂コーナーにたどり着きます。
「タイムトラベルゾーン」は悲しいかな、開園から24年も経っているので、展示のありかたそのものが古いです。
人類創世から現代にいたる歴史を取り扱うとしたなら、地元栗原町の土地の所以や歴史、土着の神々たちやその信仰にも焦点を合わせるべきと思います。
開園当時は、スペース・コンサルタンツにプロデュースしてもらうだけで、凄い事だったのかも知れません。
さて、細倉マインパークを出たら、大自然に囲まれた屋外にある555メートルのスライダーを楽しみましょう!
期間内は大人も子供も半額で利用できます♪
まずは半額の250円(期間限定)を支払い、リフトに乗ります。
あとは、頂上から滑るだけ。
ちなみに体験した相方によると「一切ノンブレーキははみ出しそうで無理」とのことでした。
子供の皆さんは、ブレーキをかけながら下ってくるようで、待っているお母さんたちに「すごいスピードが出たよ」などと嬉しそうに報告していました。