川渡温泉あたりを通る度に気になっていたお店があり、立ち寄ってみることにしました。
川渡温泉から山の中へ。
どこまで続くのこの道?と訝しげに思えてきた頃、やっとお店にたどり着きました。
自宅のお蕎麦屋さんのようです。
お庭にはテラス席もありました。
暖簾をくぐると、狭い玄関風店内からは下足を脱ぎ、スリッパに履き替えます。
メニューは比較的シンプル。
「もりそば」(800円)をオーダーしました。
緑茶を頂きながら、暫しの間、蕎麦を待ちました。
リビングに大小いくつかテーブルを置いたような店内にはジャズが流れています。
石臼挽きの二八の手打そばは、細身でコシがあります。
石臼挽きならではの蕎麦の風味と甘味がありますが、そう強くはありません。
サラリと薄めの特徴のない汁に馴染ませても、喉に突っ掛る様な、モソモソした蕎麦。
天婦羅とかなんか付けないと、食後の充足感なしです。
蕎麦の旬や、捏ねと打ち方や、個人個人の好みもありますけど・・・
ん~、蕎麦の世界は奥が深いです。
■蕎壽庵
住所 宮城県大崎市鳴子温泉沢110-9
営業時間 11:00~15:00:売切れ次第閉店
店休日 月曜