意志のなかにいる

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競馬騎手が馬券を買っているようなもの (アニメ感想)

2016-03-15 21:58:49 | アニメーション雑感2016 Q1






機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
第23話  最後の嘘 △++







「決闘だ!」とか言い出した時点でいやな予感がしてたんだw
でもまあ偉大なる「初代」でも結構それっぽいことをやってたかもな
それは「戦場」ちゅう異常事態で火力重視の現代戦において
原始的な接近戦が発生するようなそんな戦争における事態。
カルタちゃんとか「実戦経験」がないままに非道い目にあわされてたかんじ
まあ鉄火団にとっても「犠牲」があってそのなまなましさに
お互いが翻弄されているような、そんな感じだ
まあそういう前提じゃないと「敵側」に同情的な視線が送れないかもね
仮面の男もこういう「生っぽいこと」を望んでいるようなフシがあるな
その痛みが世界を変えるのだ、とでもいわんばかりだ
もしかしたらそういう「高みの見物をしてる自分」が
命を賭けて戦う事態になるまで「調整」してるんじゃないか
というフシもある、鉄火団とカルタさんにとっちゃいい迷惑だろうけど。











ヘヴィーオブジェクト 第22話
名誉に値段はつけられない ビクトリア島緊急追撃戦 III △+








戦嬢の乙女






「実用性」が飽和したとき「デザイン」が優先されるということで
「使える」のなら「メイド」でもかまわないということだ
当邦だと「メイド」もすっかり「便利な記号」になってるからね
戦闘もこなすのよねえ、ちょっとうまいのは「典型資本主義」的な
国家の部隊に偽装していることによってより「それっぽい」ことを
演じるのに合理性が発生していることなのよね
「オブジェクト(巨人)」の弱点って大概
「カネがかかるからオミットしてる部分」なんで
確かにそれは「個人」っちゅうアリさんが狙うべき部分ではある
クゥエンサーは自分の身銭(ダイヤ)も切ってそれをやっているわけで
逆に言えば「命」さえあればあとは必要なものはカネではない
ということを主張しているのかもしれない
当邦の物語の主人公は大概カネに潔癖だけどこうやって実際に身銭を切るシーンは
なかなか無いからね、そこに説得力がある。










蒼の彼方のフォーリズム 
第10話 それもFCのためですか? △++








「負けた後」のうまさが光るね
もやもやしたものを吹っ切った後のモチベーションの高さと
その「やる気」にみんなが引き寄せられるって展開が
昔のスポーツ物を見ているようで、バチバチってくる
ねぼすけのみさきちが「目覚ましに勝った!」とことか
ベターな使い方だね、佐藤院さんの登場シーンもバカでよい
そういう勢いがありながら「敵側」の沙希ちゃんと
ほっこりしたりする余裕がよいね、うまくシナリオが廻ると
そういうとこまで手が回るってことがある
あるいは「スポーツ」ものっていう「いきおい」が重視される
分野における典型的な展開とでもいおうか
まあともかくこの作品は「今でしょ」ってとこにきてる。











Dimension W 第10話  蘇る悪夢 △++







「理性を失ったモノ(屍体)」と「機械」が戦う相手の中心ですよね
そいつらなら全力をだしてぶっ潰していいし、それを使うような
外道な連中にもそれに準ずる裁きをあたえればいいという理屈。
逆に言うとそこまで「五体満足」であることの価値が壊れてしまったのなら
「ポンコツ」に対して一定の敬意と愛情が生まれてもおかしくはないってことで
また病的に繊細な当邦の人間関係にとってキョーマのようなチンピラに
尽くそうなんて考えるのは「ロボット」でもなければ成立しないという
こういう「たくましい他者との関係性」ってのが「別次元」でもなければ
成立しないっていうかなしい事情があるってことなのかもしれない。




コメント
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