意志のなかにいる

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下郎の皆さん、こんにちは! (アニメ感想)

2016-03-10 23:52:31 | アニメーション雑感2016 Q1







灰と幻想のグリムガル 第8話 君との思い出に ○









前に進むために、だ、そういう戦い。
そういう戦いであっても派手な演出はできるだけ抑えているのが
いやになるほどの正しさだ、ただ「派手にはしない」けれど
「生きているもの同士のたたかい」ということの速度感は
まあもう「リアル」と言ってしまおうか、そういう微妙な
呼吸がまもられているとおもう、逆にそれゆえに
攻撃魔法、回復魔法の「光」にいっとうチカラがこもっていると感じられる。
「連携」とか「不意打ち」とかだとあっという間にダメージを
食らったり与えたりするのが「集団」とか「時間」の正しいあり方で
そこでは「単身無双」の余地がまったくない、だからこそよりそう「仲間」は
かけがのないものでといわんばかりだ。
マナトの墓での2度目のやりとり、まあそもそも墓まいりが
1クールに2回あること自体がかなり稀なんだけど
そこでのやりとりの違いがすごいね、オンナノコの同じ涙でも違う性質がある
そしてオトコノコ達に多くの言葉はない、悔恨の言葉を吐いていた前回との相違
短い時間でのあまりの違いに、驚く。














魔法つかいプリキュア! 
第5話  氷の島ですれ違い!?魔法がつなぐ友情! △+










この年になってアニメで「おしくらまんじゅう」が見られるとはちょっと驚いたゾw
まあ柔軟な発想というかなんというか、リコが呆れて参加せなんだのも
うなづける気はするね、でもまあ当世界において「魔法」が成立するには
「集中力」がだいじみたいだから、なんちゅうか「それっぽい感じ」を
もってくるのが肝要で、リコはアタマでそれを埋めようとするから
まあ上手くいかないのだろうねえ、理想とのギャップってやつだ。
というわけで「魔法使い」でありながら当作品は歴代のプリキュアらしく
「動く」ことによってセカイを切り拓くことが前提としてあるんだろう
まあもはや「伝統と格式」というレベルだろうねえ
それが成立している作品は当邦にももはや数えるほどしかあるまい。














ハルチカ~ハルタとチカは青春する~
第9話  アスモデウスの視線 △+










ゴリラを出せ、話はそれからだ









「透けて見えるもの」の悲喜こもごもだ
「夏服」が透けるのは青春の淡い色のかおりだね
でもそれも過ぎると問題になる、見たいけれど見てはいけないなにか。
「事件」がなければハル・チカも「見てはいけないもの」が
少なからずあったよね、それらが視聴者も含んで見られるという
物語的なくらい「愉しみ」があるね、まあそれだけだと
ささくれるから明るいチカちゃんに救われているってのはある
お互いを補完する関係性のコンビがいるということもまた
物語的な「救い」なんだろうねえ、現実にそういう
「相方」を見つけることは稀有だもの。












蒼の彼方のフォーリズム 
第9話  答えは空にあるんです! △+











負けた時にすること








「敗北は糧にする」ってなあ理想論ですわなあ
若人がそれに直面する時、一人で処分が利くとは限らないわな
架空のお話なんでそこは「仲間」が支えるわけなんだけど
ここは真白ちゃんが陰ながらにいい仕事をしてましたねえ
いつものおちゃらけた感じで場が暗くならないように
うまく空気をつくっているのがうまいね
直接対決で負けた2人でないからこそできたことでもあるけど
いっぺん「劣等感」を乗り越えてるからってのもあるかもな。
「楽しいから」が「勝つために」の方法論に負けた時
どう向き合うか、間に「仲間」を挟むのは賢明ではあるね
慣れあうってこともできるけど
無くしかけた何かを取り返すきっかけにもなるかもしれない
そういう「勝負」⇔「友愛」のリズムがきちんとできている。







コメント
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