無彩限のファントム・ワールド 第9話 幕末ファントム異聞 △+
「異能力」が認知されている世界観なんでそれを取り入れた
「新劇」ってのが登場してもおかしくはないわな、禁止するかもだけど。
「考証」とか高校生の分際でする必要はない、エンタメ志向ならなおのこと
「歌舞伎」のような筋立てやね、実際の出来事を下敷きにした無茶苦茶。
伝統と格式が頂点を極めるとき、それを打ち壊すものがでてくるというけど
キョウトさんは自分でつくってきた「型」を自分でどう壊すか、迷っているかのような
なにせ相当強力な型だからねえ、半端な学園ものではなかなか攻略できまいといったとこ。
ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション
第8話 ターニングポイント △+
リアル(現実)とゲーム(空想)が交差する時―
いろいろと目まぐるしく「変化」がある
いよいよ「現実」に影響をおよぼしだした「PSO2」という世界
通常部分と戦闘パートにおける2Dと3DCGの使用変化
そしてリナかいちょーのジェラシーw
今まで結構律儀に「リアルに影響をおよぼさないように」って
優等生的にやってきたところをひっくり返しにきたわけで
まあでもその「どんでん返し」の礼儀正しいことよな、ってのはあるね
こういうハナシのオチは99%「リアルもゲームも上手くいくようになりました
本当にありがとうございました」ってやつなんだけど
なんだろうねえ、「商業的」にはリアルを捨てて金をじゃぶじゃぶ
入れてくれる「廃人」が「よいお客様」なのに
表向きは「健全っすよ」ってまるでパチ業界みたいな態度なのが
嫌なオトナになったボクには気になるのよねえw
そう考えると「黒い」とこがそのままに突き抜けた「オーバーロード」が
なかなかうまいやり方だったのかもなあ、なんて改めて感心する。
この素晴らしい世界に祝福を!
第8話 この冬を越せない俺達に愛の手を! △++!
リッチに除霊の依頼を頼まれるのなら、もう「なんでもアリ」だなw
ちゅーのも「倫理を捨てて外法の道をとった」のがリッチなんで
この世界観は逆に相当に強力な倫理といい加減な死生観に支配されているのね
まあ「死んでもすぐ生き返る」っていうのがまずは「ギャグ」の第一歩で
それだからこそまあいろいろ成立するのね
「攻撃を受けることに快感をおぼえる」とかw
「人形の家」とか、個人的にも苦手で怖いです
トイレをめぐる攻防がアツいですね、めぐみんは「爆裂魔法」を除くと
キャラづけが弱かった気がするから、こういうふうに生理的条件でも使って
強引におもしろくもっていくのがよかったかと
トイレついてきてとかないやろってあるかもだが
まあ見た目小学生でも通るしなw
昭和元禄落語心中 第9話 △++
「笑い」をめぐっての思想の対立がアツいね
伝統と格式による「和」を頼みとした笑いと
喧嘩すれすれの個人の裁量による「破」を狙った笑い
それらがそのまま生き様になって目の前に顕れてる。
師匠とその弟子が破門されるまでのやりとりが凄い
酒も入っていて、お互いけなしたり誉めたりしながら
段々と「深い」ところに入っていくのは「語り」を職業にしている
人達だからかねえ、自分が何十年も苦労して暖めた芸を
「カビのはえたような芸」とかって弟子に言われればそりゃ破門ともなるわな
どっちが悪いとかじゃなくてああこうなるよねって
納得してしまえるハナシの流れが、見事です。
うたわれるもの 偽りの仮面 第21話 崩御 △(+)
なんかいろいろと崩れているよな、「悲劇」っちゅうか
自分達のあずかり知らない所で「イベント」が進行しているような
「蚊帳の外」的な、そういう感じがハクや視聴者が感じている無力感とでもいおうか。
にしても例えばミカドが死んだこともあっけなさすぎだし
あのオシュトルがこんな陰謀に巻き込まれるのも、何か腑に落ちない
まるで力あるものを何かの都合の為に「無力化」して
ハナシを盛り上げてやろうっていうそういうえげつないカミサマの
やり口を見ているような、そんな印象