意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

虎だ、虎になるのだ!(アニメ感想)

2008-10-02 03:25:16 | アニメ感想(07・08・09年)

恋姫†無双 第12話 「関羽、志を貫くのこと」と
まとめのこと △+





これ、アニメは美少女珍道中ものでおkなんだけど
ゲームだと主要な目的だった「戦乱物」っていう
側面を最終話間際にすこぅし放り込んできて
その上なかなかに綺麗に処理されていて面白い。
どうもゲームの続編だとようやく「劉備」が登場する
そうなのだけど、アニメではニセものを出して
愛沙をかどわかし、鈴々と視聴者のブーイングを
浴びさせるのもなかなか愉快。



素材が素材だけにあんまり原作にこだわると
原作組にソッポを向かれかねないのだけど
そのあたりはあくまでフレーバー程度に
留めてニヤリとさせるぐらいの距離感が
繊細だとおもう、今話だと次々と苦戦の報が
だんだん痛んでいく伝令によって伝えられるとこ
とか。



ここまで下地が強固なら、このまま珍道中もので
話しを進めていってもかなりのとこまで達すると
思うのだけど、原作付きって制約があると
このぐらいでまとめるのがいっぱいか
いっそ原作のゲームもこの方向性でいったら
いいんじゃないかなあと思いますが、どうすか?







夏目友人帳 第13話 「秋の夜宴」と
ちょっとまとめ ○





2期内定だそうなので、とりあえず




これ「妖怪」ってのは対人恐怖症の人に
とってはただの「人間」もほとんど同じ
ようなものなのよねえ
夏目自身も電波キチガイ扱いされてたし


で、猫
まあこの敵だか味方だかよう分からん
パートナーを皮切りに、傷ついたり
泣いたり笑ったりしながらだんだん
人間っぽい関係性が回復していくという
ある種のセラピーティングなお話だったわけで
特に「笑い」が重要
他の妖怪からの用心棒よりも普段の
だらしないニャンコ先生にどれだけ救われていた
ことか


ブレインズベースは「ギガンティック・フォーミュラ」
のような路線より「紅」とかこちらの路線の方が
力強いと思われる。画が強く自己主張していなくて
動かしたりさえずらせたりして始めて面白みがでてくる
そういう画。


最後に、お話もさめざめとできるのだけど
ED曲、ありゃ反則だT
何度聞いてもお目目がウルウルですよお







ワールド・デストラクション
~世界撲滅の六人~ 第13話
未来には2通りあると
総括には2通りある △




どっかで聞いたようなことを切り貼りしてるのと
自分の心に正直に書かれているものです
あたた、耳が痛いですね



ある意味ゲーム版を越えていた恋姫無双と
比べるとこっちは「販促」を墨守していたのが
おもしろい
若年層向けの力業展開だけど今まで積み重ねて
きたもので説得できるぐらいの力はあるだろうし
こういう率直に想いを伝えるって行為が嫌な大人に
なったワタクシにはうらやましく思える。








RD 潜脳調査室 26話 「リアルドライブ」と
感想っぽいの △+





いや「潜脳」よりやっぱり「洗脳」
でしょう



しまいまで見てみると「人間もガイアと
海で繋がっているんだ友だちなんだ」って
感じで、この番組の後にやってる「秘密」に
取り扱われそうなエコ新興宗教よろしくな
オチ、なんとなく納得してしまうのが映像の
力なんだろうなあ


しかしまあ「甲殻」のやれバーチャセックスだ
電脳世界がどうだ、っていうのから随分
洗練された、悪く言えばケレン味が抜けた
世界になったもんで、オチを綺麗に決める
ってのはもう古典の領分なのだろうけれども
そういう話しだからこそ現代の「浦島太郎」たる
ハルさんにはまことに相応しい話しでは
あったと思う。







秘密 The Revelation 26話 
楽園(パラディソス)と総括 △




真犯人っぽい人が今時珍しいぐらい
私利私欲にまみれた上司っていう
火サスでもやんなくなったような単純な
オチでちょっといろいろ考えさせられた



思い返すに、このお話、脳ミソを覗いて
いろいろな犯罪を見てきたのだけど
犯人らしき人らに「良心の呵責」ってのが
まるでないところがおそろしく、また
極めて現代的ってことであるのかもしれない
巨大になったシステム社会のもとで
ちょっとその歯車からはずれた人達が
システムのバグよろしく無機質に他の
構成システムを破壊する―
第九の人達もがんばってるけどそのあたりの
「秘密」を解き明かすのは絶望的そうです。







ブラスレイター 24話 「約束の地」と
総括 △+





スピード!スピード!




ゲルトさんまわりでバタバタやってた
ころはまだオツムも何とかついていって
たけど後半になるともう展開に置いてけぼり

で、何らかの主要キャラが死んじゃったり
してその血の漆喰でスピードをゆるめて
もらって何とかって感じ



ひょっとすると「CG」って技術は人間の
可視領域をある種越えているのかもなあ
なんてぼんやり考えてみたわけで
かのコードギアスとて肝心なところは
人の手で為しているからこそギリギリ
血肉が踊るシロモノになっているわけで
CGバリバリのお目目にはいささか過酷な環境では
補助的に「死亡フラグ」なり
マクロスFのように「歌」なんかで「守って」
もらわないことにはアニメを「楽しむ」ことすら
困難な時代になったってことなのかも
そういう文脈でこのブラスレイターサーカスは
映像的に意義のある作品だったとも評価できた
のではなかろうか。






・・・まあ、それは単に目と脳ミソが弱まった
オッサンの戯れ言かもしれないけどねええ
生き残りたい~♪

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 次期は豊作っていうけど、収... | トップ | 今期終了アニメを評価してみ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アニメ感想(07・08・09年)」カテゴリの最新記事