意志のなかにいる

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小林幸子=ラスボス (アニメ感想)

2017-01-13 20:23:37 | アニメ感想2017年・1期







亜人ちゃんは語りたい 第1話  高橋鉄男は語りたい △++







こういう「人あらざるもの」たちが出てくる作品ではどれぐらい
「差別」についての濃度を変えるかで随分変わるわなあ
「化け物」扱いすればおそらくは闘争とそして過剰な愛のハナシになろうし
「はれもの」のように扱えば日々の微妙なとこがメインになろう
「まったくない」というのもあるかもしれんがそれはただの「日常系だ」w
当話においては真ん中、つまり現実の日本なら「外国人やそのハーフ」の人達に対する
あつかいぐらいにちかいと思われる、そこを妙に元気な吸血鬼の
女の娘のデミちゃんが境界を突破してくる、ということだ
そして受け入れる側も「理解がある」オッサンを配置して
「相互交流」の環境はばっちぐーで整ったということではあるね
あとはその自信をアニメにおこせばいいわけでそれに足りる十分な
クォリティと熱気だったかとおもう、「内向き」なんか用がないと言わんばかりだ。











リトルウィッチアカデミア 第1話  新たなるはじまり △+








「空も飛べない魔女なんて・・・」ってのが新参者に対するまあ
当然の感情ですわな、「新しい」ってのは当然そういう「軽薄」を伴う
と、同時に無謀な期待もやる気もあるわけで、そういうのがまぶしい。
いきなりコカトリスを怒らせればそれだけど充分に1話いけるねえw
これは新人がすげえ上司を怒らせた図のようにとってもいい
そしてその状況を打開するのが「魔法のチカラ」だろう
この説得力も理屈もへったくれもない不思議パワーこそが「魔法」の本質ではある
当作品はそれを忠実にやった、ということだ。










政宗くんのリベンジ 第1話  豚足と呼ばれた男 △++







「努力」で「イケメン」になったということだ、そんな簡単なことで
1クールを乗り切れそうな設定だと思えてしまうのだから、お安い。
ただ世の中には「ハーレムアニメ」ちゅうそれこそ高カロリーな設定があり
それよりは何歩か「こっち」に寄っているということだ。
主人公のオトコノコにヒロインの女の娘に秘密がひとつでハナシとしては
まわしやすくなっているね、あとはそれこそ普通のハーレムアニメのように
まわりのキャラを増やしていけばよさそうではある
にしても「復讐」よなあ、さんざん「むなしい行為」と言っているのに
それが「空回りの青春」とマッチしているね、そういうのが許される時期ではあるし
もしかすると現代において「青春」を扱うものが支払うのにちょうどよいぐらいの
「犠牲」なのかもしれない。










AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION- 第1話  AKIBA'S FIRST TRIP △+







ひどい冗談みたいなアニメ的にベタな展開が続いて草がはえるw
空から女の娘が落ちてきて女の娘かばって死んでキスで生き返って
超人みたくなって敵の女の娘を脱がして勝利するとか、ほら書いてて
冗談みたいにおもえてくるものw
オッサンの感想としては「熱血硬派くにおくん In アキハバラ」的な
印象なのよね、そこでは「ゲーム」的にハナシのつたなさがむしろ逆に
許容されるセカイだ、それを作り手側もわかっているとおもう。










ガヴリールドロップアウト 
第1話 もう戻れないと知ったあの日 △++








堕落論







「ゲームをやると馬鹿になる」っていう都市伝説があるけど
こと「ネットゲーム」に関しては首肯せんでもないわな
あれはバカになる、いろいろな意味でw
「天使」と「悪魔」が転逆してるね、しっかりもの・間抜けな悪魔と
怠惰・どSな天使だ、ウチの国ではこれぐらいの「役割交替」は
よくあることだけどそれは「善悪」ってのが曖昧な国だからなんだろう。
では善と悪のかわりに何があるのか、そう「カワイイ」ですがな
当邦の「良い」価値観とは、「カワイイ」を愛でつつ
電子空間上のステイタスを向上させるべくガチャに大金をつぎこんで
ぶんまわすことで、この(元)天使もそれに倣ったということよな。









幼女戦記 第1話  ラインの悪魔 △+







今度は「帝国」の側かあ、忙しいことよな。
「わが国」と「神」がせりふのはしばしにでるのが欧州戦線らしいなあ
あれって「本当の」大戦だとどうだったのだろうねえ
まあヒトゴロシなんでそれを正当化できるような「許す存在」が
ないとしんどいやね、結果同じ神にコロシアイの赦しをこうというややこしさ。
まあ「神さま」いるんなら「魔女」もいてもおかしくないわな
それなら「少女の姿」でもおかしくはない、その彼女に「火力」を
与えた結果がこれだよ、っていいたいんだろう
別に彼女を嫌悪するわけではないのね、別に部下でもないのだから
「戦争」にはある当然の不条理としか言いようが無い
「化け物」ってのなら「英雄」にとってかわって「戦車」や「飛行機」が
それを担った時点でもうそいつらがそうなのだから
ボク達はそれらを「ヒトのカタチ」に還元して萌えたり、嫌悪しているのにすぎない。
にしても「魔(法少)女」の便利さよなあ、欧州においてはあれだけ忌避されたそれが
極東においては「ニンジャ」のように大人気のアイコンになっているのは
なんかこう皮肉を感じるねえ。










弱虫ペダル NEW GENERATION 第1話  最後の峰ヶ山 △+








「代替わり」だね「響け!」でもあったけど最高潮にまで達した
メンバーも必ずいなくなる、という切なさがあるよねえ
と、同時にたしかに「すばらしい」ことでもあるわな
「物や人」ではなく「想い」が引き継がれていくうつくしさだ
この「弱虫ペダル」ってのはスポーツものとして「ガチ」なとこと
それを「ゆるくする」要素があって、今回の3年生の引退も
まさしくそれに該当するということだ
それは「オタク要素」っていうある種のハレものとは違い
ひどく正当派な「スポーツ」ものとしての試練であるといえよう
そしていまや「全1」になったわれらが小野田クンは期待通り
牧ちゃんが抜けたのに打ちひしがれているわけで
この強いとこと弱いとこのギャップが当作品の魅力であるとわかる
ある種「予定通り」の展開ではある。







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