意志のなかにいる

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大人を騙して儲けよう (アニメ感想)

2015-09-15 19:54:34 | アニメの感想2015年Season3






がっこうぐらし! 第10話  あめのひ ○!








「脱出用の通路が見つかった」とか言えばもう終局がちかい
と同時に「時間稼ぎ」の為のいろいろな何かも壊れだすという当然のあり方。
冷静に見るとりーさんが記帳していた出納帳も資源は残りわずかで
全てが何かの終わりに向かって確実に進行している。
このゾンビは「段差」に弱いみたいので「上」にいる内は
比較的安全っぽいというゲーム的設定、なので「下」にいくということは
危険があぶないというわけだ。ゲームみたく「火器」でも見つかれば
なんぼか安心感があるんだろうけどね、当邦は安全で平和な国(だった)なので
それらがほとんど無いというのが冷たい現実として重くのしかかってきてる
もちろんそれが「へいわなにちじょう」を保証しているのだけど
そして仮にそれがあったとしてもかつての笑顔を知っているものを殺せるかというと
全く別のおはなしで、現実の「脅威」となったソレと親愛なるアレとの
瞬間的なくるみちゃんの葛藤が、見ている側の脳幹も痺れさせる。
その後の「回復フェーズ」も、ね、りーさんが「いっそ腕を切り落として
しまった方が・・・」と逡巡するとこも、静かに絶望できる。











城下町のダンデライオン 
第10話 さーち☆らいとの行方/兄貴面するお兄ちゃん と
第11話  さようならスカーレットブルーム △++








それぞれのキャラクターの現在と過去とそして未来
明るいところと暗いところ、それらを隠し立てすることなく
まるっと晒して、それが実に受け入れやすくできている
しかも家族みんなにきっちりライトを当ててくる公平感は
デレマスにひけをとらず、派手ではないけどよくできてるよ
あと「能力」の使用方法だよね、「敵」がいない世界において
どうやってそれとともに生きるのか、みなさんよく理解してる
小さい頃の「失敗」とかもあって説得力があるのよねえ
こうなると櫻田さん家の誰が王様になっても文句はないという
そういう「幸福な民主主義」が成立しているとおもう
「誰がなっても駄目だから同じ」ではなく「誰でも良い」という
見かけは同じでもその内容が180°違う同じシステムのおはなし
でもたぶんここで王様が決まってもまた何年後かに再選挙をするんでしょ?
民主主義ですもの。












戦姫絶唱シンフォギアGX 第10話  こんなにも、残酷だけど △+










前期で退場したバカのまさかの再登場で茶番劇がにぎわうことw
でもまあ一本調子でやられるよりあの手この手で攻めてくるほうが、てごわい
エルフナインちゃんの「トロイの木馬」としての目的も判明
まあ分かってて受け入れてたからね、やむなし
そういうさまざな障害を歌劇のチカラで乗り越えて進んでいく劇として
洗練の極みにあるよなあ、それも「障害」が「過去」からきてるからこその
納得感があるっちゃあるね、けして絶賛ばかりではなかった1期2期が
あってこそ今があるといったところだ。











アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd SEASON
第22話  The best place to see the stars. △++









「競争相手」でもお互いに協力することを辞さずに
自分達の糧にしていくシンデレラ達のたくましさがすごいっすね
こんな完璧な連中、人間じゃねーよ(あたりまえだけど)といった
やっかみもでかねないようなダイアモンドぶりってとこに
一点しまむーの穴が開いていて、そこを埋めるのが最後のお仕事になるうまさ
「シンデレラ」と「クローネ」もそれぞれ方向性の違いが出てたかと
「POP」と「COOL」的な棲み分けで、充分可能かとおもわれる。
しぶりんが歌い終わった後Pさんに「どうだった?」と聴いて
「すばらしいステージでした」とお褒めの言葉をもらえるまでの
その静かなやりとりに最高の賛辞をかんじるねえ
そしてそれは視聴していた多くの聴衆の感想でもあったにちがいない。











Classroom☆Crisis 第11話  それぞれの逆襲 △+









伏せていた札を全部オープンにして心を折りにきてるね
それは資本主義的「脅迫」ともとれる、あくまで「合法的」なな
単純な暴力にはそれでもって応えればいいのだけど
そうでないこういうのに直面した時にどうなるのかってこと
親しい人に支えてもらったり、そもそも馬鹿だから気にしないとか
いろいろ理想的な解答をだしてくるねえ
「軍事」ってのは「必要」に迫られた時には価値が跳ね上がるけど
「まだ」その時ではないのだから「軍事」で儲けようとすることを
公表すれば一般企業としてはダメージが大きいだろうから
そのあたりに活路がありそうだ、と同時により効率的なエンジンが
開発できれば「資源」を巡る争いに一石を投じることもできるというのが
ありそうなおとしどころかなあ、といったところで
退場したはずのお兄様によってナギサが刺されたというとこで〆るのがうまい
「単純な暴力」がハナシとしては効能を発揮しているという皮肉










WORKING!!! 第10話  その女シズカ △+








手のかからない子







高梨母と店長代理、どっちも「空気が読める」タイプの
人間ではないけれども社会的には「上司」のように
必要な人種なんだろうなあとおもわせるハナシ。
そういう人達が見るのは「長所」じゃなくて
「手がかかる短所」なのよねえ、あるいはなんか変なところ。
「ファミレス」っちゅう日常的な舞台でマンガ的に
どうあれば「見てくれる」のか、当作品のキャラクター達は
それを等身大に(ちっちゃくないよ!)描いているとおもう。
かたなし君と伊波さんの手がかかりそうで、かからないそういう距離
かからなければわからなくて、かかってしまえば終わる、そういう距離。



































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