逃げ上手の若君 第1話 5月22日 第2話 やさしいおじさん △++
生存戦略
「逃走」は「闘争」と同じ音で、柔軟か頑迷かが差異
そして動画的にはどっちも映えで、「長時間」するなら
断然逃走したほうがよかろうという感
で、その逃走に伴うアクションは吉だし、同時に武家の邸宅を
たっぷり愉しめるしかけ、「説明」も歴史もののたのしみで
しっかり血なまぐさいにおいが今風の「少年」ジャンプでさあね
とくに「尊氏」をボスに据えるのはうまい視点だね、とにかく新風
そしてそいつを頂点として今までかしづいていた連中が
首よこせってなるのがドラステックで、「古い」ハナシ
なのにとにかくフレッシュなのが上手にすぎるかとおもう
とまあこんだけ滅茶苦茶だともう「予言者」にでも何でも
頼らざるをえなくなるというしかけ、ハナシの中に「占い」が
でてきたら後が無いのは現実もいっしょだ。
負けヒロインが多すぎる! 第1話 プロ幼馴染 八奈見杏菜の負けっぷり
第2話 約束された敗北を君に △++
ひどいふられっぷりに草が生えるw
しかもその後のストンピング攻撃もしっかり加えてひでえww
しかしね、この部分もしっかり他人の恋愛を視聴する「たのしみ」で
それだけでも一見の価値があるのはたしかだね
ただし、「嫌われる」「理由」が人間的におとるからでなく
なんとなくタイミングだったり個性だったりで「残念」で
その部分がすごく綺麗に扱われているのが救いですわな
とまあ小綺麗な負け犬どものハーレムができあがるわけだけど
この「手近なオトコノコでリハビリすっか」ってオンナノコの
リアリズムが相互補助・理解てきな空間をつくりだしている。
小市民シリーズ 第1話 羊の着ぐるみ と
第2話 おいしいココアの作り方 △+
「創作物」の世界だと主人公とその周りの人は基本的に
「善人」であるために必要な最低限の「頭脳」がありますよね
つまり基本的に小物の悪党ではないということで
結構ハイレベルな高校とか大学とか試験とかさらっと合格
しているってのはあるわけで、そして頭脳を披瀝して
痛い目に逢うって経験が咎められるのは確かにありそうではある
ミステリでは逆に珍しい「罰」ですわな。
そんなわけで主人公とヒロインがもそもそしゃべり続ける空間も
なぜか成立するわけで、そして羊の皮をかぶっていても
「日常」には「ちょっとした謎」はあるわけで、そいつを
もそもそしていても「生きて」はいけるわけだ
楽しみは「スイーツ」ぐらいで、確かにスイーツで結構がんばれるわな
そして1話目の終わり、限定タルトがぐっちゃんぐっちゃんに
されていたのはショッキングだったわなあ
あれを「死体」に取り替えてもそう変わらないかもしれぬ。
戦国妖狐 千魔混沌編 第1話 千鬼夜行 △+
「暴走した主人公」の後ばなしで長編のどっしり感
記憶喪失のわけあり主人公にそれに惚れる嫁としっかり
前周をなぞりつつ、なんか「なあなあ」になってきた
「かたわら」との関係性にまた線を引き直したかんじ。
ややこしいのは理不尽に非道い目に逢うのは
「妖怪」の仕業だろうが「いくさ」によるものだろうが同じことで
そして「現代」はその「人間の所行」のひどさに正面から向き合う
ことが苦手になりつつあって(富樫先生の作品を見ろ)
この作品も「かわわら」と時代を使ってしっかり
「ひどい」ことをしてそれと戦うヒーローと力の必要性を
説いているかとおもう「おっとう」とか泣きながら言われると
もう反論するのがむつかしい。
なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか?
第1話 世界から忘れられた少年 △+
「天使と悪魔と竜がどったんばったん」の世界観なんて
掃いて捨てるほどあるんでそこに「実際」行ったら驚いたという感を
醸造するのがむつかしいわな、で「平行世界」てきに
登場人物はあまりいじらずに「セカイ」だけ動かすと
つまり「人類の運命」はたいしたことが無いというSF的視点ですわな。
「封印されていた剣」に「封印されていたヒロイン」と
厨二病設定のマシンガンで殺す気かってなるねw
もしかして忘れて欲しいのはそれを愉しんでいた童心なんでないか。
VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
第1話 第2話 △++
ヒロインがゲロを吐く作品は名作
「配信切り忘れ」ももうとっくに「芸」として認知されていて
それだけ単体ならそこまで美味しくもないけど
そもそも「チューバー」扱うの今期クールに
なるまでほとんど無かったものね、今期は示し合わせて
出せるようになった感があるぐらい。
ちゅうわけで別段「伝説」が無くてもVチューの娘が
ハナシづくりするだけでも一見の価値があるわな
でもこの「切り忘れ」がないと「シュワ」ちゃんになって
他のひとたちとのカラミも無かったかもしれなかったわけで
そのあたりの「バズ」ったあとの「世界」が変わった後の
ワクワク感はやらかさないと得られない何かだったかもしれん。