結城友奈は勇者である -勇者の章- 第12話 君ありて幸福 とまとめ △++
満願
よくわからんままにハッピーエンドになってるw
というか最初からよくわからないままに「四国以外滅亡」みたいな
状態だったからねえww これは設定がいい加減ってことではなく
「巨大な理不尽」に対する理解を超えた無力・帰属感ってところだ。
それに対して実効的には「戦闘魔法少女」をもちだし
それを支えるシステム的には神道的呪術設定を裏につけるのが
日本人としては「むきになる」設定ではあるね。
当作品はアニメーションとしては「劇場版」ではんぶん
そして「テレビ放送」としてもうはんぶんで構成していて
それがこう当邦の「深夜アニメーション」としての現在の
立ち位置そのものを表しているかもしれないね
勿論それだけではなくて「犠牲がでるけど面白い」半分と
「みんな助かるけどもどかしい」半分が向かい合っているというしかけだ
これは人類が長い間向き合っている「犠牲⇔発達」のシステムの略図で
その大きな変換点に調度立ち会ったってことなのかもしれないねえ
勇者部みんなと300年ちかくの勇者達の犠牲と神樹のチカラを全部ふるって
「神」の怒りの炎を祓ったって考えるとあまりの途方のなさに、ぼうっとなるね。
当作品は当邦のアニメーションの主流である「箱庭で少女を愛でるしあわせ」を
端正にぶち壊してみせた数少ない作品として記憶に残ることとおもう
そして少女達は荒野に旅立っていくのだ、笑顔とともに。
印象に残ったとこ
結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章 第4話 たましい より
「犠牲」になった「最後の勇者」の勇姿っちゅうことで
現代のアニメらしくぴょんぴょん飛び回るのと肉がちぎれる生々しさが伴って
心の芯までじんじん痺れる一幕だったかとおもう
そしてそれは次のお話の「葬式」まで続く
「哀しい」とはこういうことだ。
いぬやしき 第6話 2chの人たち より
「オレ以外全員死ね!」を本気でやってて、笑うしかないw
ガチなのは「死ぬ側」のリアクションで、みんなこんな感じで
「オレは死なない」って死ぬまで思わないんだろうなー、ってとこ
逆に言えばここまでやらんと「おっ」とも思ってくれないと
表現する側は考えている、ということだ
まあ単純に「無責任に批判している奴は死刑!」ってのがやりたかった
だけなのかもしれんがw
妹さえいればいい。 第11話 主人公にさえなればいい。
「ワンス・アポン・ア・タイム」っちゅうゲームやってたとこ
最終的にはおちん○んで世界を救っていたような気がするw
この作品ボードゲームが間を取りつなぐのとよいスパイスになってるのね
この「遊び」がラノベ作家っちゅう「仕事」と隣り合っているのね
遊びのような仕事のようなものが「ラノベ作家」なんだろう
じゃなきゃ「妹さえいればいい」なんて妄想をはく奴が
当邦で生きていけるわけがないじゃないかw
声優部門
男性の部
平川大輔さん
(ダミアン・グレイ【Infini-T Force】 桃太郎【鬼灯の冷徹】
サン=ジェルマン【Code:Realize ~創世の姫君~】カルバハル【将国のアルタイル】)
うさんくささが大爆発しちょるw
Tフォースの前半戦はこの人の「た~け~しぃ~」だけで
持っていたような感じだわなあw
「いぬやしき」の小日向さんはさすがの怪演だった
女性の部
悠木碧さん
(キノ【キノの旅TAS】 香坂秋穂【僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件】
甲本明【ボールルームへようこそ】)
どの娘にもそれぞれ違った魅力があるけどまあ
「2代目」キノさんが凄かったね
こういうのは先代を越えられないのが通例だろうけど
今回に関しては川上ともこさんを越えているといっていいのではないか
何というか上手すぎて「本音」が聞こえないというか
まあ「役者」すよね、千両の。
OP・ED部門
here and there
キノの旅 -the Beautiful World- OP
この1クールの「旅」の過程で出てくる人達がサッとよぎっていく
これだけだと情報が少なすぎてなんのことやらってなるけど
それでいいのね、だってこれからそれらの人達に出会いにいくのだから。
ただもの凄く綺麗な声と映像が目の前を通り過ぎて行く、その清涼感。
ぼなぺてぃーと♡S
ブレンド・S OP
これぞアニソンポップOFアニソンポップってな感じで
こんな方向性と質と画と音の動かし方って世界中探しても
ウチの国以外では存在しないんじゃなかろうか、とおもう
こうやって「2次元」のかわいい女の娘たちが毎クールいるから
もうちょっとだけ生きていこうと思えるンだw
More One Night
少女終末旅行 ED
究極まで「ゆるっと」歌うとこんな感じかもなあ
というのも歌っても聞いてくれる人自体が(彼女たちの世界では)
ほとんどいないからだ、そういう空虚さすれすれの
歌なのかなんなのか、わからぬ少女2人の声がきこえてくる
それがデッサン画で描かれているのがまたすごいのよ
精密だけど全く力んでいないすごさ。
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