意志のなかにいる

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関西弁キャラのかませ犬率 (アニメ感想)

2014-12-04 20:29:25 | アニメの感想2014年 冬









SHIROBAKO 第8話 「責めてるんじゃないからね」 △+










猫をめぐる冒険









あれですよね社会人になると学生時分にあった「展望感」ってのが
急に狭まったような気はしますよね、上手くできるできないいずれにしろ
「決まった場所で決まったことをする」という「狭い」かつ
ルーティンな仕事がたいがい要求される。
「猫」を用いて「精神の解放」を巡るということは
ちょうどアニメーションだと「本筋とは関係ないカット」のように
世界を立体的に深めるような効果があるのかもしれないねえ
真面目な人がそういうことを知らずに思い詰めちゃうってのはある話だ
そのあたりを救ってくれる同僚や仲間がいるのが「救い」ではある
ちょっとしたことだけど、そのちょっとしたことの大切さを描くのが
とてもおよろしいとおもいます
あああと、ストレス解消には料理もよいね、結果がストレートにでるし
人にふるまえば喜んでくれるかもしれない、当作品もきっちり
食べて、飲んでいる、そういう「精神の健康さ」がある















ガールフレンド(仮) 第8話  クリームソーダの向こう △(+)










スポーツものとかで「失敗」と「成功」を巡る心理劇ってのは
ある種人間の極まった精神状態を描くってことで、何にしろ興味深いものだけど
いくら何でも「クリームソーダ」とかもろもろと「同価」ってことはないですよねえw
馬鹿にしているのではなくてキャラクターがある「行動」をとることによって
泣いたり笑ったり落ち込んだり成長したりするのを徹底的に阻止したいという
ことなのかもしれないね、だからこそ県大会の「結果」とか提示しないのだろうかと。
これは「メインヒロインが50人」とかのようにキャラクターを縦に「掘らない」
方向性のプロデュースで見受けられるやり方で、最低限の物語性と
横に広い表面を徹底的になでていくっていうそういう方針
そういうふうに画面を次々と横にスライドしていくように女の娘を
とっかえひっかえする、っていうメソッドを忠実にトレースしているアニメなんかもな。














弱虫ペダル GRANDE ROAD 第9話  呉の闘犬 △+










レース中に「お前のエネルギー源を分けてくんろ」とか言う奴があるか、という話
ただ、そういう「格好悪いふられ方」も「スポーツもの」なら説得力をもって
成立するのがよいね、そしてそれに伴う「逆恨み」もだ
ギミックだけでなくてそれが成立する程度の「実力」も有しているのが
広島の人らにもあることを提示した今回のおはなしってとこだ
ただまあ、先頭に追いつこうっていう状況で箱根の闘犬と噛み合いになるような程度で
この先の「先頭」を走っている連中と五分にやりあうことができるのか、不安ではある
待宮役の関智一さんの「かませ犬」っぽい演技に文句はないのだけどまだおとなしいかもな
「広島弁」ってもうちょうい「下品」ってイメージがあるw
広島の人等にはまことにもうしわけないのだけどさ。














異能バトルは日常系のなかで 第9話  布告 ガールズアプローチ △+










あれですよね件の「異能バトル」を経て(アンドー達は直接参加した訳ではないが)
進捗があったのが「ラヴコメ成分」ってところがまあ当作品らしいかと
TRIGGER製作だと「女子トイレ」っていう「聖域」に踏み込んでくるなあ
なんか「踏み込む」ってことにこだわりがある製作ですよね
「ヒロイン全員が好意がある」っていうなんかアレな状態を
「異能」によってではなく手堅い「日常」の中で導いてきたが故の
息の詰まるような空気がみどころかと、「異能」っていうのをエサに
ラブコメのうまみを持ってくる手法は「中二病でも~」にせまる手腕かとおもう。













天体のメソッド 第9話  さよならの意味 △+








あれですね子ども時分における「自分と友達の友達」の関係性のような
ある種「恋愛における3角関係」よりももっと純粋な人間の関係性がある。
この場合は別に「みんな仲良し」でいいのだけれど「円盤」っちゅう特殊な事情が
それに待ったをかけている、というファンタジーなのね
ノエルっちゅう「中心」によって離れていた環がもうちょっとで修復しようと
していた所でそれが消えてしまうかもしれないという
ちょうどこの澄んだ物語との別れのきざはしと立ち会っているという場面
それは「キャラクター」をゴリゴリに押している話とはまるで別の触感の
物語を丁寧に描くことによって紡がれる綺麗な心の流れ、といったところだ













ガンダムビルドファイターズトライ 第9話  決戦のソロモン △++








あれですねこんだけ分離・可変・変形ばっかりだとまあ戦術としては
有効だし、見栄えもするんでしょうけど「ああまずは様子見ね」っていう
なんちゅうか「ワンパンで負ける」的なリアル感を損なうってのはあるなあ
ただまあ10分程度のバトルをこれだけ盛り上げて密度を濃く戦闘ができる
ってのは驚くべき手腕ではありますわな、先の「しらけギミック」を吹き飛ばす強さだ
あと、キャラクターを「なじませる」のがもの凄くうまいね
ぽっと出のスガさんとかあっという間にずっといるかのようなフィット感
勿論「ガンダム」のオマージュとしての資本もあるのだけど
今回のギャン娘のように自分は涙をぬぐって速やかに仲間を慰めてやれるとか
そういうキャラクターの教科書的な動かし方が速やかに行われるうまさがある
優等生に解答を求めてキチンと答えをだされるような感触。
















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