意志のなかにいる

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魔王より巨乳 (アニメ感想)

2017-02-17 20:41:11 | アニメ感想2017年・1期






機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 
第43話  たどりついた真意  △++







マクギリスさんとそしてかつて切り捨てた友との再会だ
「くそしょうもない世界への復讐鬼」とええとこのボンボンじゃ
最初からハラにちがいがあるわなあ、そして皮肉にも
マクギリスへの「復讐」をとおしてようやく真の理解に至っている
ってことなのかもしれんねえ、ここには「女」がさし挟まる余地がない。
鉄華団にしろマクギリスにしろ彼等は「飢え」が動機となり
そしてその生存へのおびただしい脅威が彼等を正当化し
きわだった存在へと押し上げているってとこはあるだろう
それは当邦がン十年も前に捨て去った、あるいは「今」それに
再び対面しようとしているっていう時期だからこそ
彼等への共感覚が生じるってことだ。










亜人ちゃんは語りたい 第6話  小鳥遊姉妹は争えない △++







うすぼんやりわかっとったことだけど小鳥遊妹がめっちゃいい妹やな
「自慢の妹」ってのはこういう娘の為に使うことばだろう
意外と「自慢の兄・姉」ってつかいにくいのね、なんとなく
「年上だから当然」っていう意識があるから、「自慢の」ってのは
年が下のひとにつかうのが自然というある種の差別意識がある。
妹がそうなのだから家族も推して知るべしってかんじで
なんだろね両親を平気で事故死・障害化させる当邦のまんが事情では
きわめてめずらしい「いい家族」ってのが現前している
これが成立するのは「亜人(デミ)」っちゅう設定がおおきいのお
別に「差別意識の補填(アファーマティブ)」っていう感覚ではなくて
生来の善の性分がセンセや亜人ちゃんやそしてこの自慢の妹達をとおして
マンガ的に違和感なく受け入れられることがすごいのよなあ、とおもう。










ガヴリールドロップアウト 第6話  サターニャの逆襲 △+







なんちゅうかオッサンとしては「ああっ女神さまっ」っていう古典でも
こういう「悪魔」となれ合っていたのをおもいだすのよねえ
その作品でも「通販」的なお手軽アイテムに悪魔が手を出していたような記憶がある
「いわくつき」ではなくかつ「残酷なインスタントさ」でもないんで
最初からオチが見えているようなそういうしろもの
でもまあ個人的にはその「女神さまっ」もそうやってなれ合っていたころが
一番たのしかったように思うので、今またバカ悪魔が元気にやっているのを
にこにこしながら視聴しているってのはある
「将棋」とか負けるとくやしいですよねえ、ルールが簡単なぶん
「自分がアホ」だと簡単にわかるんで、それでくやしいのね
そしてアホなやつらはすぐローカルルールを持ち出して「ガチ勝負」に
水を混ぜようとするのね、オトナになるとそればっかだというのがよくわかる。











この素晴らしい世界に祝福を!2
第5話  この仮面の騎士に隷属を! △++!








変態に変態を混ぜちゃったから大変なことになっちゃったw
かつてこれほどまでに「肉体の乗っ取り」が侮辱されたことがあったろうかww
「攻撃のヘタなどMの騎士」とか最高の設定だね
それがこのファンタジー世界でおもしろ結合してる、そのうまさ。
愛ちゃんの演技がすばらしいね、もともとうまいけど
事態の酷さがあいまって凄い言語芸になっている
なんなら3代目助六の「居残り」にせまるぐらいと言ってもよいぐらいだ
当作品も「中の人」に依存するとこが大きくて、それがいい意味で
「芸」にまで到達しているかもしれんね、誉めすぎか。
あんだけ痴態を晒した後にみんなに「ラーラティア!ラーラティア!」
って誉められて恥ずかしがるとこがまたかわいい。









小林さんちのメイドラゴン
第6話 お宅訪問!(してないお宅もあります) △++







お前は「当たり」だ






小林さん家の成功をみてドラゴンたちの間で異世界交流がブームに
それぞれの家でのそれぞれの事情がハナシの広がりをかんじさせる
「年上のおねーさんにドギマギさせられる少年」ってのはいいものだね
どっちも魅力的に感じられるとてもおいしい設定だ
「錬金術が使えるから金銀財宝とかいらないし・・・」とかなにげに凄い
小林さんの会社ってどうなってるのかw あ、でも小林さんもある意味
現代の「ウィザード」みたいなものだからねえ、そこまで無理ではないのか
ファフさんとこと滝谷さんとこもうまくやってるみたいね
小林さんとこと違ってオス同士だからドライだけど気が通じているのが
それっぽくて、このコミュ力の高さが当作品の味わいになってる。










うらら迷路帖 第7話  祝詞と魔女、時々覚悟 △+







このおはなし「占い」とむすびついてよく「過去話」をするんで
それが作品の奥行きを深くしている、なにより幼女がでるしなw
「子守歌」とか現代の母親はするのだろうか
現代の国語事情を鑑みるに「祝詞」なんかもうズタズタになってるねえ
こういうファンタジーにしか生きていないような気がしてくる。
日本人のイメージする「魔女」って随分気のいい方ばかりですな
とおい海を隔てて澱みを捨てさった存在のような、そんな印象
なんか「まれびと」ってそういうしがらみから解放されたような
「善」を有するように日本人は考えるよね、でないと
果てしなくワルいやつらのように思ってしまうしなあ、そういう難しさだ
まあこういうおはなしに「善悪」とか持ち込まんでもいいけど。


























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