すべてがFになる THE PERFECT INSIDER
第8話 紫色の夜明け △+
スク水にラムちゃんにハムエッグに散らばったジグソーパズル
媚びてるようで、媚びてないね、これは「足りない」のではなく
「方向性が違う」ということ、最初から視聴している人はこの感覚に
もう馴れてきているころだ。事件の「説明」ばっかしていると
「エンターテインメント」にならないから、こういう
「羽目外し」が小説としてうまみがある部分ともいえよう
主題の「骨」に対して「肉」のようなちがいと言ってもよい
あるいはこの事件そのものが全てが
世界が0と1で構成されているような世界に見える真賀田四季という
天才少女による「羽目外し」なのかもしれないけど。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第9話 盃 △+
給料日・休養日
「カネが入ったんだからパーツと酒と女に使うもんだろ!」って発想が
若人がスマホゲーに課金するご時世ではかえって新鮮かもなw
こういう蕩尽は「本能」にちかいところの消費だね無駄使いは百も承知で
でもその味がまったく分からないのも面白くないかもな
「明らかに少年達とおもわれるキャラクターが酒を飲んでいる」とか
グダグダいう輩がでるかもね、ほかにもオッサンが葉巻ばんばんふかしたり
いろいろ現代的「清潔感」に叛逆している当作品。
「ミカヅキ・オーガス」より「三日月王牙」に親近感があるってのは
なかなか面白い、カタカナネームの近未来設定のおはなしで
「漢字」が出てきたときの日本人としての安心感はあるもの
いろいろと「生の感情」に触れられる作品ですね、勿論「血の味」も
櫻子さんの足下には死体が埋まっている
第8話 託された骨 後編 △++
それは、お前の手に負えるものではない
「足の不自由なご老人の昔話」を説得力をもって引き出している時点で
まあ当作品の地力が知れるわな「ケルト型の足指」から一気に持って行くね
こういう「年齢・流行・立場」を越えた知力に関する話題ができると
さまざまな世界を描き出すことができるわけだ
「道ならぬ恋」っちゅう言葉はもう古びて若人にはピンとこないかもしれないけど
その内容はまあかなりの粘性ではあるわけで、ドライな現代人からすると
この情念にたくす強さの違いにはおどろかされるね
なにせ「腸(はらわた)が断たれるつらさ」だもの
でも、これもちょっと昔だったら「リアル」に受け入れられるハナシだったのかもね
あるいは国の外にいけばこういう世界があるわけで
「骨」っちゅう「人間」を構成している基本的なものを楔に
脳ミソが拡張していく感じがある、こういう本を読んでいる時の
基本的な愉しさが味わえる作品がずいぶん少なくなったなあ。
進撃!巨人中学校 第9話 甘夏!巨人中学校 △+
「はがない」でもふれていたけど「金髪の娘の浴衣姿」ってのは
漫画やアニメーションにおいてもおいしい議題ではあるわな
しょっぱいのと甘いのが合わさったようなうまさとでもいおうか
それに「祭」だからね、彼等異人も「いてよい」って空気がある。
アニを零れた汁からかばうベルトルトが地味に格好良い
これ本編だったら「血」を伴っていたろうから、よかったw
「チーハン」の旨みの世界よな。
コンクリート・レボルティオ~超人幻想~
第9話 果てしなき家族の果て △+
千年家族
「興味があるものは人格なんて無視して徹底的に解剖して邪魔になったら抹消する」
って発想がアメリカさんらしいとおもいますw
「何をどうしても絶対に死なない」ってのが「まんが的に中途半端に死なない」
って設定が蔓延っている当邦の物語事情では異質な存在かと。
まあもうこういう「サザエさん」の世界にしか存在しないような「家族」が
目の前に提示されている時点で「異常」なとこではあるわな
ちょっと前までは「当たり前」だったことがその知識が薄れてくる中で
提示されると目が醒めるようにハッキリとその正体がわかるってとこで
「神化」という「なんとなく知っている知らない世界」の連中を真ん前に
出されたときのココロのざわめきようが、また懐かしい
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