冴えない彼女の育てかた 第10話 思い出とテコ入れのメロディ △+
このおはなし0話目から「テコ入れ」してるのよね
でもまあ、毎回視聴していて楽しいんで、その必要はなさそうだけどな
それよりも他にもっとしなければならない作品が・・ゲフンゲフン!
さてw でもまあハナシの都合とはいえあと1・2話でハナシを一段落
させなきゃならない時に「新キャラ」をださなきゃならないってのは
確かに「非常事態」ではあるのかもしれないねえ
それに相応しく凄い勢いで「エピソード」をこさえて
好感度をチャージして、乳や尻をふりふりして、そして音楽をかける、と
そのエンターテインメントととしての「ぽっと出のキャラ」の
手厚い扱い方がよろしいのではないかと思います
そしてそういう慌ただしい中で最近ちょっと目につくようになってきた恵ちゃんが
「冴えないヒロイン」としての立場を取りもどしているようにおもう。
蒼穹のファフナー EXODUS 第11話 「変貌」 △++
日常系のなかでの異能
相変わらず日常パートの描き方も質が高い
ふつうにご飯を食べているシーンでも意識の高さがあるよなあ
この「日常」も必死に戦って護っているからこそなのかもね
顕れた「異常」な能力を悲喜こもごもの両面で捉えるのが深い
僕達がふだん愉しく視聴するためにオミットしている
「特殊」であることの両面性を律儀にそのまま提示してくる強さよな
そしてそれに伴う「代償」をキッチリ払わせてくるよね
それぞれ「手に入れた力」に対応した「代償」を支払わせているのが
分かり易いというか、「具現化」には「質量の増加」
「瞬間移動」には「身体の喪失」とかな、その異能と代償の提示が
画的には残酷なぐらい冴えているかと。
アイドルマスター シンデレラガールズ
第10話 「Our world is full of joy!!」 △++
メインの凸レーションばかりか周りの人達全員(Pさんも)まで
みんな活き活きと動かしてくるのがすごいねえ
765さんの時もそうだったけど、後輩も負けてない。
あと、「電話」それも携帯するやつですね、この使い方がべらぼうにうまい
慌ただしくそれぞれが場所と情報を交換しあうことと
それが失敗することの不安と焦燥の描き方が秀逸だったかと思います
そしてこの忙しさこそが「仕事」それも「アイドル」の息吹を感じさせる
そういう仕上がりになっていたかとおもう。
あ、あと個人的には「場つなぎ」の3人の方も見たかったなァと思うよ
それにしても豪勢な「つなぎ」だけどな。
艦隊これくしょん -艦これ- 第11話 「MI作戦!発動!」 △+
歴史再現
あれっすよねえ、おそらくは「ゲーム」だと「有能」な提督が
バカスカ敵を打ち倒しまくっているであろう「艦これ」も
その基になっている「実際の歴史」には「負け戦」だったっていう「事実」があるわけで
さてそうなると局地戦では勝たせてやることができても
節目ではどうするかっていう問いが発生するわけね。
「敗北」を描くのならそれが納得ができるような演出が要るわけで
正直自分ならやりたくないようなハードな仕事になりそうではある。
ま、正味ここまで「現代(それもスマホゲーっていう最新の)」の
フォーマットで事を進めてしまっているのなら「リアルな歴史」なんか
気にせずにハッピーエンド目指していけばいいとおもうけど
そのあたりの逡巡が不断にこのおはなしには付きまとっている気がする
まあ「戦国BASARA」のように「レッツパーリィー!!」で
乗り切ってしまう態度よりはよっぽど真面目ではあるけどなw
ああ、あと北上さんと大井の普段はべったりな百合コンビが
別個の時の寂しさはうまく描けていたかとおもう。
SHIROBAKO 第23話 「続 ちゃぶだい返し」 ○!
だから最初にあの馬鹿編集者を始末しとけって言ったんだw
まあアイツがいるから他の人がみんなマトモで善人に見えるのが
せめてもの救いってとこだな(笑)
監督と原作漫画家とのやりとりから漫画とアニメーションの違いが
端的に理解できて、深い。漫画は個人のものに近いからそこに
自分の葛藤や幸不幸いずれも盛り込むことができるけど
集団業のアニメーション製作は基本「幸福」を目指しているっていう
そういう差異があること、そしてそこを乗り越えて最終話ができるという
見事な昇華ぶりだったかとおもう、そしてそこで生まれた「新キャラ」に
ここまで不遇だったしずかちゃんに「いまわたし、少しだけ夢に近付きました!」
と言わせるのは本当に凄かった、勢いで誤魔化してるのではなくて
完璧にいいシナリオに出来えたときの爽快感があったとおもう。