デュラララ!!×2 承 第8話 色男、金と力はなかりけり △+
「悪ガキチーム」に「ロシア」とかうろんさが爆発せんばかりw
どちらも「現実」に今ひじょーにキナ臭い状況で
それは今ヤバいからじゃなくて常時ヤバいから今たまたまそうなだけで
ね、なんだろう、「純血のマリア」でいうところの「地のおこない」ってとこか。
いずれも「衝動」にもとずく人間のあり様を提示しているわけで
ただ、そいつらは「物語」においては「つまらん日常」を破壊してくれる
カンフル剤ともいえるわけで、まあカンフル剤だからね「一時的」にはすぎないのだけど。
デュラララ!!はそういう「血のたぎり」みたいなのが活きている気はするね
短慮で馬鹿馬鹿しくてそしてそれゆえに愛おしいような、そんなの。
って達観するのは部外者だからだけどいざそういう「人間の嵐」に
巻き込まれた時は嫌なんだよねえ、「嵐」だから仕様がないんだけど
いっそそれを愉しんでみる?竜ヶ峰くんみたいにさ
DOG DAYS″ 第7話 小さな王子と伝説の英雄 △+
こっちは全くイヤなことを考えずに済むのでありがたいw
新加入のショタ王子をいろいろいじりたくて仕方がないらしいね
まあいいキャラができると動かしたくなるのはわかる
あれだよね「練習試合」の良さがこの作品にはあるね
「命をかけた戦い」とは違うガンプラバトルのような真剣さといったとこ
それはまさしく「平和」であることの「刺激」と「恩恵」であって
そういう性善説的なのでもここまでガッチリやればひとつの芸術になることを
当作品はほとんどオンリーワンで提示しているといえんくもないね
品行方正な子供のようにもっと評価されてもいいかもよ、この作品
SHIROBAKO 第20話 「がんばりマスタング!」 △++
あれっすねえ武蔵野さんとこもなにげに人材が揃ってるねえ
ここ最近は社長の丸川さんとか
矢野さんとか、高評価ですね、そういう人がいるからこそ
タローとか平岡とかがいても「何とかなる」ってとこはあるわなあ
この作品はその「何とかなってない」とこも描かれているので
それがどれだけ恵まれた環境なのか、よくわかる。
ま、「人間」っすよね、最後は。「キャラクター」じゃなくて
こんだけアニメの中で「人間」を見つけるのは近年稀な経験ではあるね
そうでありながら妙な「リアル志向」とかに堕さず
「おはなし」として愉しめるうまいラインをとっているから
この作品それじたいも「いい仕事してます」って褒めちぎっちゃうよ、僕。