弱虫ペダル GRANDE ROAD 第22話 真波と坂道 △+
勝利者の条件
最後の最後で皆さんぴいちくぱあちくと語ることよなw
「実際の」時間としてはほんのごくごく数分だけど
それについて語り出すとキリがないという相対時間のマジック。
でもまあなかなか看過できないことを言ってるね
「勝負の最後のとこはつまらない個人の勝利の執念によって決まる」とか
スポーツをやっている人等なら首肯するかもしれぬ
「勝利への欲望」、それは坂道くんに最も欠けているもの
それに対してどういう答えをだすか、見過ごせない。
真波が「登り」でギアを「上げる」というセオリー無視の行為
それこそはギリギリの「勝負事」でのみ発生し、容認しうる
「スタンドプレー」といえよう、まさに「生きてる」ってかんじ。
神様はじめました◎ 第10話 神様、告白される ○
「洞窟」でのひとまく、愛しい人だからついかばっちゃったとか
率直に「好きだ」って言える二郎さんがすいたらしいね
昨今のオトコノコにはあんまり見受けられないあり方。
まあ「天女」を求めるようなココロってのはそういうものかもしれんね。
花見と宴のシーンの質の高さはいうこともなく、また
そうでなければ素直になれない奈々生と巴衛を酔わせることもできないし
まあ、なんというか衒いのないあったかいハナシの流れがココロに直に流れ込んできて
ちょっとこっちもほろ酔い加減になったという。
夜ノヤッターマン 第10話 「ヤッター十二神将包囲網」 △(+)
あれですよね人間って「3」とか「5」ぐらいまでなら上手く扱えるけど
「7」とか「12」、ましてや「48」とか途端に難しくなる。
ぞろっぺく扱うのなら可能なんだけど、なんというか「心を込める」のが
できなくなるのよね、なんとなく。
「数の暴力」「無個性の暴力」が調度ハナシのダレさ加減とあいまって
牙をむいたようなそんな今回のおはなし、ロクに抵抗することもできず
ラスボス(ドクロベェ)の前に引き出されるのが現状といったとこ
このまま従うのか、それとも逆らうのか、自分が本当に「何がしたいのか」
ってのはもう分かっているハズとは思うけどね。
ユリ熊嵐 第10話 ともだちの扉 △+
「ネタばらし」をした熊は「人間」の姿を保てなくなるとか、まんまやな。
「秘密」がある内はやっぱり怖くて、それであるが由に注目せざるをえないのだけど
さて、ではそれを全てさらけだした時に何が残るのか
あるモノは残酷に「退場(処刑)」され、そして「スキ」を手に入れたものは
あるいみ「永遠」を手にするのだろうねえ。
このおはなしはそういう「熊(衝動)」と「百合(永遠)」をめぐるおはなしだったのかもな
って結論めいたかんじになってしまった。最近とみに暖かくて
何とはなしに「お別れの季節」って感傷があるんですよねって言い訳。