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意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

ニーアオートマタの主人公はニーアではない (アニメ感想)

2021-05-26 18:08:44 | アニメ感想2021年其の二





スーパーカブ 第7話 夏空の色、水色の少女 △++





「学園祭」っちゅう定番のイベントにこのカブ第一主義の
ハナシとどうからませるかってだけで注目だわな
ちゅうのも「なれあい」からは一歩距離を置いたハナシで
かといって「不良」ほど拒否しているわけでもない距離感で
となるとこの「運び屋」ぐらいがまことに調度よい距離感で
しかも秋の信州がぞんぶんに感じられるしかけで
コーヒーが美味しくなる時期でもあってそれをJkが
すすっている姿が本当にうつくしいのだわなあ。







86-エイティシックス-
第7話 忘れないでいてくれますか?  △++





黒い喪服のエトランジュ





ほんとうにキャラクターを「まびく」ので今回の会話には
特別なチカラがこもるわな、「消耗品の矜持」ってやつ
そして消耗品を大事に扱う馬鹿はいないんで、ごらんの有様だ
ちゅうか反乱前提のこのシステムをつくったってことは
よっぽど逼迫してる状況だったのだろうねえ
そういう「人造」をぞんざいにあつかうことは刹那「存在」の価値に
ふれるわけで、ボクらはミリーゼちゃんと一緒にその
情報を共有しているわけだ、いうところの「豚」としてな。







ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
第8話 夏祭り △+






「長瀞さん」とはだいぶん趣の違うありさまで
それでいて見るところが両方にそなわっているかと
そう、造っているのは「おもいで」で、それを重視するのは
女性的で、繊細な年頃であろうというきわめて普通の事態だ
むしろここでは男性の主人公ふたりのほうのココロの動きの
ほうが見物かもしれんね、オンナ連れでもなきゃ
「夏祭り」を印象深くするのはきわめてむつかしいわな
そしてそれは「性道具」としてだけでないうつくしさを
見いだす日本人としては最もわかりいい状況ではある。







NOMAD メガロボクス2 
第8話 終わりの始まりに、虹の軌跡はアーチを描く △++






いわゆる「かませ犬」がライバルに逆転勝利をして
見ている側もほーっっとなる次第
なにせ前話でさんざんあぶってきた「リュウ」っちゅうライバルを
放り出すっちゅう贅沢なことをやっているのだからねえ。
このハナシ、少年誌的「勝利至上主義」からもの凄く遠く離れて
「負け犬」を最高に描ききってやろうという気が溢れていて
「過去の栄光」をキチンと提示して破壊するという
まあ視聴者にビンタをかますようなことを続けている次第
しかしまあ勝負事にのぞむ者の不安感と負けたものの喪失感は
こういうものだということなんだろうね。





 

生きるだけで大変で後悔が山積みだ (アニメ感想)

2021-05-21 22:27:47 | アニメ感想2021年其の二






灼熱カバディ 第7話 STRUGGLE △++





スポーツで点差が詰まっている時の緊張感ときたらねえ
この「誰でも分かる盛り上がり」の状況が「日常」から
はるかに乖離した状況ですわな、数字はウソつかんので
ふだんのウソばっかの生活とは真逆の状態ではあるね
そう、「人気動画投稿主になる」とかよりはよっぽど真摯だ。
5人全員で1人を押し倒しにいくとかここまでもってくるのが
まずは上手だわな、というかこの競技点差をひっくり返すのが
むつかしい競技っぽいから試合展開が重要で、そうでありながら
フィジカルも必要という脳筋なのかそうでないのか
ようわからん魅力にあふれてるね、そしてここまで真面目に
視聴してきた人らは「カバディ」という言葉を息を吸うように
自然に受け入れられるようになっていることだろう。







 聖女の魔力は万能です  第7話 章間  △+






ここまで放ってきたもうひとりの「聖女」にスポットがあたる
ライバルキャラのような立ち位置なんで積極的にからんで
くるかと思わせて、消極的でかつ面倒な立場になっていて
これはこれで丁重な扱いではあるわなあ
というかこっちのアイラさんのほうが「異世界転生もの」してるかもね
あるいはセイが社会人編でアイラさんは学園編といった区分か
「仕事」で「チート」をするたのしみはもう知られたところで
あとはどんなことで優越感を満たしてやろうか、これだけ
異世界転生ものがあふれているなかでそれを発見するのは
さすがに容易ではないだろうね。







幼なじみが絶対に負けないラブコメ
第6話 最後に笑う者 △+






「芸能界」って「ラノベ」ととことん相性がわるいわな
そりゃそうでやっている行為がまったくあべこべだし
流石にテレビ媒介のほうがまだ1000倍ぐらい儲かるだろうしね
そういうもろもろのうらみつらみもあって
とても自然な流れで事務所には入らないですわなw
また、小説で「現実」の「めんどうくさいしがらみ」を描いて
面白くなる可能性が1ピコもないんで、まあサブカルチャーが側
らしい展開だったかとおもうね、とここで「中間」的な
「動画勢」をもちだしてきたわけだ、これなら
「スポーツドリンク」を「ドラッグ動画」として処理も可能だわな
これは「テレビ」が自己のイメージをまったく破壊できなくなった
うすのろさ加減を正当に揶揄しているともいえよう。







ゾンビランドサガ リベンジ
第7話 マイマイレボリューション SAGA △++





「学園祭」とか時期的にももの凄く「調度いい」すわな
ちゅうことは「何か」やらないとロックにならんわなあw
まずは「マイマイ」っちゅうド級の濃いめキャラぶっこんできたわな
本渡さんとどっか似てる花澤さんまでつけて1話で主役を食う
濃ゆさで新メンバから人類史上最速で「卒業」させてきた。
あとなにげにこの「無茶ぶり」にフランシュシュが粛々と
対応しているのがすごいね、時間もあまり無かっただろうに
学園祭ぐらいなら対応可能っちゅうアイドルとしての地力が
ついているのが感じられるかとおもう、とまあ表面は
かぶき者なのに裏面はアイドル立派にやっているのがうまいかと。

 

No pain No gain (アニメ感想)

2021-05-15 23:07:30 | アニメ感想2021年其の二





NOMAD メガロボクス2 
第6話 無力だと自覚しても、神は踏み絵を差し出す  △+





ほんとうにウケがよくないハナシばかりしてて、大丈夫かw
南部のオッサンが死ぬまでとチーム番外地の解散までの
「夢のなれの果て」を執拗に描いて、しかも今の有様まで
確実に繋いでいくのが執拗よな、「チャンピオン」で
あり続けるのを描くのは「アニメ」では(というか何でもか)
死ぬほど難しいことで、当作品はそのさまを的確に
描いているかとおもう、「生活」の為にいっぱいの「敗北」と
「犠牲」を受け入れるさまがやるせないね
そして当話の最大の見せ所はジョーがリングに大の字になって
目一杯の怒号と侮蔑とはずれ券がリングに舞うところやね
しかしまあそのさまの美しいことよ。







転生したらスライムだった件 転スラ日記
第6話 うつろいかわる △+






テンペストどころか敵対勢力までうかれていて
この「敵側のゆるみ」まで描くあたりがスピンオフっぽいね。
日本文化を積極的に導入していて、「恒例行事」に
なった側としてはどう根付いていくかが興味深いとこだ
なにせ本当に死者が戻ってくるのだから意義の価値がちがうわなw
シズさん序盤で切るにはおしいキャラ立ちだったから
これも最近の作品の流儀っぽいよね、いわゆる「はじまりの犠牲」
ってやつで、テンペストが今の興隆をむかえるのにあたり
とても大きな影響があったのを考えると今話でふっと
戻ってくるのも意義深かったかとおもう。







究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
第6話 ナイフとノコギリ △+






自分を殺したくて仕方ない幼馴染みと
自分を拷問したくて仕方ない拷問人の夢の対決っすねw
このハナシ「魔法でどかーん」みたいな展開が
全くなくて、ステゴロがセスタス並にマンセーなんで
動画的にはみどころがあっていいよね
憎悪している人間のもっとも嫌がることはそいつを
別の件で喜ばせることで、土壇場で的確な対応だったかとおもう
しかしまあこのアリシアの憎悪の落差をファイルーズさんは
凄みがかって演じているかとおもうね、見事。






 
SSSS.DYNAZENON 第7話 集まった意味って、なに?  △++





まさかのまさかの怪獣少女とナイトの再登場で
おーっとなりましたわな、「つながって」るのね。
ダイナゼノンチームだけど訓練された戦闘員ではないから
調子が良いときはイケイケだけど
ちょっと歯車が狂うと途端に弱体化するのがうまくて
そこに良いタイミングで「助っ人」が入り込むのが
「つくりばなし」としてうまいかとおもう。
しかしまあ不思議な感覚よな、こんだけ街で大暴れしているのに
そこの人々は不気味なぐらい落ち着いているもので
主人公達のまわりだけ精密にココロのうごきと関係が
描かれているという事態、まるで仮想空間のような
あるいは若人の心理のような、そんな感触。





キシェシェ!キシェシェ! (アニメ感想)

2021-05-13 02:39:28 | アニメ感想2021年其の二






スーパーカブ 第5話 礼子の夏 △++





礼子のカブがボロッボロになっているのがまずは目につくわな
それこそ事故でもおこさないとここまで痛まないだろう。
富士山のバイク登頂にあたり、今時分は無許可では
むずかしいので仕事として入り込むとことか
車両用の路を正確に描いているのがさすがですわな
アニメの美少女をこんだけバイクですっころばせ続けたのは
前代未聞ではあろうね、そういう意味でも「何か」特異
なことをやっているのはたしかだ。
ふだんはインスタントな食事の小熊ちゃんがわざわざ
お好み焼きを振る舞うのは友達とのちょっとした贅沢と労いで
この衒いの無さは「もやしパーティー」を越えたかもしれぬ
このまったくスイーツでないハナシはまったく見過ごせないかと。







シャドーハウス 第5話  “お披露目” △+





 人形の数だけ主がでてきて、せわしないね
単純にこのススにまみれた城の生活も興味深いけど
どうも「人形」を通して魔術師てきな「競争」があって
それが極めて謎につつまれているのが面白いかと
きほん「主」の「顔」がわりをしないといけないから
人形の制作にあたり何らかの関与がありそうなものだけど
そのあたりの説明はほとんど成されていないねえ
そしてこのナゾナゾだらけの城でわれらがエミリコちゃんは
視聴者のボク達とほぼ同じ視線で元気いっぱい生きているかと
その「お花畑」てきなあり方がほかの人形たちとは一線を画する
「個性」として、あるいは「主人公」としてハナシの中で
機能しているのがうまいかとおもう。







やくならマグカップも 第6話 空と風の庭 △+






実際に母親の「芸術」を提示してくるのだから
ぐうの音もでないとはこのことだわな
こちらの主人公は真面目なんで、かえってきょうび
珍しいタイプの主人公かとおもう
出来る作品もなかなかこう仕上がらなくて
しかもカタチが具体的に残るのが「芸術」の
基本的なよろこびとつらみとしてこれまた真面目に
描かれているかとおもう、って固いハナシよなあ、陶器だけにw






 
戦闘員、派遣します!     
第6話 戦闘員、派遣します! △+





いつもどおりバカっぽいハナシをしながらむつかしいハナシをしてる。
そもそも「仕事が無くなった傭兵の仕事先を探すための異世界転生」とか
とんがった設定だったわな、で今回のハナシは要約すると
「状況を打開できるスパイの男を女の武器を使って引き留める」
っちゅうどうにもこうにもおとなな展開なんだけどね
それを「敵国に滅ぼされかけている国」って状況までふくんで
ここまで滅茶苦茶にできるのはある種の才能ですわなw
当作品、けして高品質・良演出の作品ではないのだけど
その「ふざけ」加減で世界をつくる「シリアス」を圧倒する
そういうたのしみがあるかとおもう、ちなみに「科学」に
たいする真剣さはDrSTONEのほうが1000倍は真面目かとw





 


やめられないんだよ、ギャンブルってやつはね (アニメ感想) 

2021-05-07 23:14:14 | アニメ感想2021年其の二






ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
第5話 現実 △+






オトナの他人があれやこれや沙優のことをかまうので
捨てたものではない世界やね、性道具としてあつかうものもいて
まだそれよりも耐えられない環境もあって、なまなましいね。
とまあこのおはなし「ラノベ」としてゆるんだ会話・展開が
あまりなくて、むしろ巷やテレビに氾濫している言葉を
「萌える」画とかで処理しているような面白さがあるね
むろん「中の人」はプロなんで、通常よりもずっと
耳に入ってくるのはたしかで「高校生の時分は
思っているより世間が価値をおいている」って真顔で言われれば
シュンともなろうというとこだ、まあここで人生が結構変わるのは
オトナなら経験でわかるところなんだけどね。







ドラゴン、家を買う。 第5話 集まってる家 △+





ふってわいたようにできた「子供(ピーちゃん)」と
「集合住宅」をめぐる、ありそうな「現実」を「異世界」で
処理したひとまくやね、ご近所トラブルにヒャッハー(勇者)の襲来とか
ここはウチの近所かってなぐらいに「ありがち」でさあねw
世間のしがらみから一時解放されるために「異世界」みてんのに
また一周して「身近な事態」を見ているのも不思議なハナシだ
でもこのおはなしはそもそも主人公のドラゴンが弱者なので
「ふつうの旅路」そのものが興味をおぼえるし
「悪意」だらけの世界観だったら生き残れないだろうし
(そもそも家さがしなんてしないだろうし)
そういうおっかなびっくり世界とふれ合うのもまたたのしいかとおもう。







 
幼なじみが絶対に負けないラブコメ
第4話 桃坂真理愛襲来  △+






ヒロイン2人とも幼馴染みなんだからそりゃ負けないわw
初手の大騒ぎが終わって、もの凄い勢いでラノベ的に
オンナノコが増える様がおもしろいねw
このおはなし女性陣ばかりか野郎共もハルのことが大好きなんで
しかもみなさんハイスペックなかたがたばっかりで
まあ「理想の学園生活」をマンキツしているかとおもう。
しかしまあ考えてみるとこれは相当な離れ業だわな
「告白コーナー」でコクって、振られて、そうでありながら
ラノベ的「ぬるい関係」が壊れていないのだからなんだこれはってなるわな
この超絶強力なメンタリティこそがラノベの神髄なんかもしれぬ。




先に地獄で待ってて下さい (アニメ感想)

2021-05-04 21:32:31 | アニメ感想2021年其の二





NOMAD メガロボクス2 
第4話 魂の花が咲けば、愛を失ったためしはない △++





「3・4話目で主要キャラが死ぬのは名作」っちゅう法則に従えば
当作品もその枠に入るわけだが、とにかく「流行らない」要素
ぶっこみまくっていて、いっそ清々しいわい
ひとつ、メインはおっさんばかりである、ふたつ、オンナノコでてこない
みっつ、子供はクソガキばかりである、よっつ、バトルは派手ではない
そして何より「ジョー」っちゅう「主人公」がセコンドについてるしまつだ。
ほかにもね「流民」が場所を求めて戦うとか、身もふたも無い目的があって
それが「切実に」つたわらないであろうという最初から諦めている
というほんとうに捨て鉢な感覚があるわけで、まあ「ボクシング」
がかつて抱いていた、あるいは現実に貧困からの脱出の手段としての
「なまなましさ」が当作品にはあるとおもう、にしても
「試合後の急変の死」とか「現代スポーツ」としてのボクシングでは
もうなかなかないだろうね、引退せざるをえない事態は起きるかもだけど
ここまで「死」のにおいはもう嗅ぐことは「現実」の
ボクシングでもできまい。







ゾンビランドサガ リベンジ 第4話 純情エレクトリック SAGA  △++






ブチ壊せ!





「ロック」に手を染めるのは「いかにも」だけんども
意外にもここまで触れてこなかった要素ではあるね
っちゅうのも「ゾンビ」なんで最初からなんかが「壊れ」ちょるからね
しかも「アイドル」としてはなんもアドバンテージがないから
ほんとうにアタマのわるいハナシではあるね(褒)
「前座だから」とか言っていたらメインステージは遠いわけで
でも実際やるのはリスキーなわけで、そういう「壁」を
設定とは裏腹に直球でブチ壊しにきているのがたのしいね
あるいは「現実」よりもアニメーションはずっと遣りやすい場所だとおもう。







SSSS.DYNAZENON 第5話 恋人みたいって、なに?  △+






そうだねえ、一緒に姉の死の謎を追えばそうなのか
それともビールをあおいで愚痴を聞けばそうなのか
水着を着てウォータースライダー降ればそうなのか
それとも抱かれればそうなか、ようわからんよねえ。
このおはなしはそういう「ひたれない高校生」を
「怪獣」による乱痴気騒ぎの裏側で繊細に描いているとおもう
いっぽう「乱痴気騒ぎ」の方もそれを吹き飛ばすように
合体あり、次々と新兵器ありで、動画としても見物になっているかと。







Vivy -Fluorite Eye's Song- 
第6話 Sing My Pleasure -あなたを愛する-  △++





そうだねえ例えば「お笑い」とかみてて前日までゲラゲラ
笑っていた人が次に日に自殺したりすると、暗澹たる気分になるわな
そういう「いいもの」でも「救えない」なにかが
人間っちゅうちょい複雑な生物にはあるわけだ。
「模範的なAI」が物語の重要なキャラになっていて
それがことごとくVivyと関わりがあるのは偶然ではあるまい
あるいは「歴史」に登場する「英雄」のような印象を
かさねることもできよう、このおはなしは現代の「神話」みたいだ
少なくとも過去の人類が「神話」に抱く切実な何かを
当作品は含有している。







イジらないで、長瀞さん 第4話 センパイ、顔真っ赤っスよ~?
/センパイは、もうちょっと……  △+






当作品は「異性にふれて遊ぶ」っちゅう幸運を描いてるね
当然だけど一方的な関係でなく相互にたのしいわけで
しかも純なオトコノコの反応は男のわたしもたのしいのよね
今回は長瀞フレンズもちょっかいをかけてきたわけで
まあ女子って他の娘にオトコができると自分もつくろうとするように
同調意識がつよいわなあ、とおもう次第
ここでは黙って寝てればかわいいのに、っちゅうのを
「モデル」をやることで美術部てきに報われた次第かと
異性を描写したり写真に撮る行為は直接やる次にいやらしい
行為だとおもう。






一日一万回感謝のがんばるぞい!! (アニメ感想)

2021-04-27 17:08:36 | アニメ感想2021年其の二






 
蜘蛛ですが、なにか? 
第15話 マザー、からの厄介蜘蛛人形? △+





圧倒的暴力とのガチンコバトルから「母親」および同族との
血で血をぬぐう生存バトルとせわしないことよな
こんなかんじで当作品「暴力」のつよさと「知力」のつよさを
両面極めようとしているある種少年誌的マッチョ志向があるね
これは普通の「転生者」だったら月並みなあり方で
ひとえに「蜘蛛」っちゅうか弱い生物だからこそ
このあり方が許容されるっていう「異世界もの」による
ルールの破壊が(そういやゲームマスターっていうのもいるね)
カフカの「異邦人」をさらに一歩先に進めさせたといえよう
いいすぎかw







スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
第3話 エルフが来た △+






どじっ娘巨乳エルフは間に合っとんじゃあw
「エルフ」って適当なイメージだと「同族意識」が
人間よりも相当つよそうなかんじだけどね
「健康ドリンクの作りすぎで魔族から狙われたから追放」とか
当邦のファンタジーてきな事態ではあるかもしれんね
よくある理由としては「好奇心旺盛な実力者の変わり者」
って理由だわな、それもホモサピエンスにつごうのいい
理由のようにも見えるけど、まあこのご都合主義役満の
当作品でつっこんでも今更ねえw







スーパーカブ 第3話 もらったもの △++





つぎつぎとカブのアタッチメントが充実しておもしろいね
まあそもそもカブ自体もいわくつきで1万で手に入って
それでクラスでの存在感がちょっと増して、カブ仲間ができ
そこから装備がつぎつぎってかんじだからまさに「カブ」を
中心に世界がまわっているのだろうね
で、そうであるなら小熊ちゃんっちゅう極めて省力な
主人公であってもむしろ一向にかまわないわけだね
「両親も居ない独り身」とか「設定」としては当邦では
よくあるハナシだけど、それが極めて正確に描かれているかと
そしてそれに余計な感傷がまったく差し挟まっていないのがよいね。







 
シャドーハウス 第3話 すすによる病 △+






「すす」ってのは自然と「魔力」が籠もる材質で
まして「漫画」なら「すす(黒色)」が世界を形作って
いるのだから、こう不思議なことが起きて当然ってなかんじだ。
こんだけの魔力スポットなら「生き人形」がそこかしこに
いても不思議なことはなくて、まあ設定で勝ってしまっているね
そしてその黒い「主」たちも「魔力」をもっているようで
自分たちは動かなくても人形が代わりに動いてくれるわけで
嫌みなく「主従関係」が描けているのがつよみですわな
今回のハナシで「アニメーション」としても充分いけるのも
わかったことだし。






戦闘員、派遣します! 第4話 悪の幹部の倒し方  △+






「ならずもの部隊」なんで消耗品のように扱われて上等
ってなかんじではあるわな。「86」ならそれで主人公に恨み言を
言うのが見せ場だったけど、当作品は「助かる」ので
いつもどおりなんちゃってファンタジーらしいかとおもう。
面白いのは「スパイ」なのは「ガチ」で確かなことで
ほうぼうのおっぱいに情と恨みを買っているのは「マジ」という
そういうのも「幸運」と「馬鹿」さでひょいと抜けてくるのが
まあいろいろ設定のずるい利用の仕方だなあとおもう。



 

いつか、誰かが私を打ち負かすだろう。 だがそれは今日ではないし、お前にでもない。 (アニメ感想)

2021-04-23 22:11:48 | アニメ感想2021年其の二





究極進化したフルダイブRPGが現実よりもクソゲーだったら
第3話 大人のイベントタイム △++






他のプレイヤーの裏切りで番兵にしょっぴかれて、石を投げられて
殺した親友の亡霊にさい悩まされて、拷問を受けるとか
大人向けすぎるだろw
「ログアウト」封じるのは当然の一手だわな「逃げれる」
うちは全然まだまだだ、そしてイカれた女に足を切られかけて
ようやく「マジ」って気づくのがまあ「リアル」ですわな
人は本当にヒドイ目にあって初めて何かに気づくということだ
「失禁」とかできるのもなにげにすごい機能ですわな
ふつう「生理」にかんするもの(痛みは最たるもの)はVRでは
排除するとおもうのだけどね、なんなら当初の予定?通り
「性行為」も可能なのかもしれないねえ、まあそのあたりの
「おとな」が経験することを青少年が一足飛びで仮想世界で
経験しているっちゅう画なんかもしれんね、そしてその答えが
「二度とやるか!」なのはよーくわかるぞw







ゴジラ S.P 第4話 まだみぬみらいは △+






大量に打ち上げられたラドンもどきの死体がよい画だ
まだ怪獣「もどき」なんで人類も余裕があるのが「映画」より
展開を急がないですむテレビ媒介らしいわな、そして臭そうだ。
かわりに「進化する細胞」とか「光を閉じ込める物質」とか
科学的ワードがぷんぷんで、たのしいね
そして「ゴジラ」にまつわるそれらのガジェットはたしかに
現実の物理法則をかなりぶっちぎっているから
それらと戯れるだけで有意義な時間をおくれるわけだ。







ゾンビランドサガ リベンジ
第3話 愛と青春のアコースティック SAGA △+





 
 ライバルユニットがガチでデュエルを売ってきたりして
ものすごくまっとうな「アイドル」やっているかと
まあたまに首が取れたりするけどw
愛と純子はワンセットで、かつ「経験者」なんで
自然と出番ができるわな、かつ「平成」と「昭和」の
時代の違いがそのまま個性の違いになっているのがうまい
「昭和」はたしかに「アイドルっぽいもの」とでもいうか
マス・メディアてきに「質」を求めていなかった印象はあるね
そのつたなさが逆によい、てきな許容があったやもしれん
それがだんだん歌える、踊れる、トークできるみたいな
「できる」何者かに変容していったかんじだね、しかも
「グループ」てきな「集団と競争」ももりこまれているわけで
その先に「令和」のアイドルができてくるのかもしらんなあ。







異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術Ω
第3話 背徳儀式  △+





「邪悪な宗教団体」がやりそうなことを全部やっててよいw
黒幕のおっさんが「悪事に理由はない」って切り捨てるのが
なかなか格好よくて、考えさせられるねというのも
この「ゲーム」を舞台にしたものなので「倫理観」が欠如
しているのは当然のことで、それがこの事態とつながっているわけで
この「よくみる光景」もゲームか現実かと考え出すとややこしい
そしてわれらがディアヴロさんも同じようにいろいろ迷い
思考しているわけで、それが「心の声」として漏れてくるのが
興味をおぼえるわけだ。そして「ただのゲーム」を越えるために
「痛み」と「エロ」を提示するのが最も単純でわかりいい
方法論だということを当作品でも提示しているかとおもう
(またいつ抑止がかかるかわからんけど)



五女が四女に絶対負けないラブコメ (アニメ感想)

2021-04-20 22:40:46 | アニメ感想2021年其の二






SSSS.DYNAZENON 第3話 裏切り者って、なに?  △+





「怪獣」が「いること」がもう「思想」っちゅう概念に
なっていることがまあ隔世の感がありますわなあ
「平成」のゴジラも前半でやりつくしてシンゴがでるまでに
「むかしはやったもの」として滅びかけているのは確かですわな
「5000年前の世界からきました」とか与太話してるのも
ン十年たてば同じくらいに風化するもので、たいしてかわらんわな。
対してガウマさん以外の3人のパイロットの態度は「現代的」だわな
ノリでやっつけるでなく、激しく否定するでもなし
「理不尽」がこの世にあることはある程度知っているし
だったらある程度の「納得」が欲しいからガウマさんが
「裏切り者」とよばれる理由を知ろうとするのはわかるわな
そして「ロボットもの」として「理解」がコンビネーションと
直結して勝利をもぎとるのは「昭和」のあり方だろうて
しかし、そういうざっぱなとことくらべてキャラまわりの
掘り下げは精緻かつ確実にやっているのが賢いかと。








Vivy -Fluorite Eye's Song- 
第4話 Ensemble for Polaris -私たちの約束-  〇





人間以外で「感謝」とか「復讐」とか念をAIが獲得していて
確実に進歩がみられますわな。「双子実験」をこうぴったりと
持ち出されたら、もうけちはつけられないですわな
ひさしぶりの怒濤の展開が非常にキモチがよかったかと
そしてこういう「状況」に会わせてヴィヴィが「戦闘プログラム」を
受け入れるのが、「どさくさ」てきなやり方よな、しかし「人間」
でない彼女がそんな「非合理」な状況を受け入れるあたりも
どんどんAIてきな存在から乖離している感がありますわな
本当にいっぱい言いたいことがありすぎるわな「歌える」
ヴィヴィの「姉妹機体」が今回のメインの相手だったり
「頭(おでこ)」を通して記憶を伝達したりしなかったり
「最後の時」を歌いながら迎えたり、このおはなしは
「器」から零れるなにかが確かにあるかとおもう。








86-エイティシックス- 第2話 スピアヘッド  △+






ミリーゼちゃんも「無能なブタ」から「仕事熱心なバカ」ぐらいに
今回で格上げになった感があるわな、つうか「戦争」に
従事できる連中が「ブタ」であるわけがないだろ
っちゅうことも理解できないぐらい「壁の内側」の連中は
腐敗してんのかっておもうね、昭和の昔は「地球連邦」
っちゅう格好の「腐敗」の代表みたいな存在がいたのに
「平成」ではそれすらも飽きてあんましやらなくなったのに
今こうして先祖返りのように「腐敗」を目にするのは
ちょっと新鮮な気分ですわな、若人は実際新鮮だろうし
そして令和の現代も当然「腐敗」は現実にあるのね
それを熱心に追求してがんばって糾弾する人とその行為を
評価する人が少なくなってしまっただけでな。







ひげを剃る。そして女子高生を拾う。
第3話 共同生活 △++






「売春」⇔「共生」の関係を巡ってぐらぐらしてるのが
とてもおいしい状況ですわな、そしてそのために
ふられた吉田さんが急にモテモテなるのがうまいかと
このおはなし、きれいどころと「ラッキースケベ」てき
アニメやまんがのお約束がまったくなくて
一緒に食事に行ったり、映画に行ったりときわめて「おとな」な
交際なのがとてもいいね、そういう「リアル」な交際だからこそ
「売春」で繋がろうとするのも「リアル」にせまるわけで
そして単に「なんとなく」ウリをするようなJKではなくて
作品のヒロインとして「売春」を正当化するような心の内実を
描き出してみせたのが見事だったかとおもう
しかしまあおっぱいの大きいピチピチのJKの誘いを
はね除けるってのは同じ男(オッサン)としては感嘆の念を禁じ得ないね。


 








ごめんで済んだらニューヨーク ポリス デパートメントはいらねぇんだよ!  (アニメ感想)

2021-04-17 22:34:42 | アニメ感想2021年其の二






スーパーカブ 第1話 ないないの女の子  △++





山梨を舞台に原付を乗り回すオンナノコが主人公じゃ
視聴しないわけにもいくまいw
木曽路はほんに山の中で、坂のきつさは現地民じゃないと
わからないところだわな。情報量が他作品の半分で
そしてそれで充分なのがやられたーってかんじですわな
そのかわり「風景」とか「間」とかにチカラがあって
こういう省力な生き方をしている人間を追っているのがよい
それでいて「自動機」を手に入れて世界が動き出す
ワクワク感がしっかり味わえるのね、それはボクらも
大概の人が味わったことがあるワクワクではなかろか。








すばらしきこのせかい The Animation
第1話 死神ゲーム  と 第2話 シキ  △(+)





設定とハナシの内容は114859306回も見たようなやつだ
発想ひでえよねえ東京を舞台に他の人に迷惑がかからない
デスゲームするとか、んダーヴィンてきゲームってやつかw
記憶もなにもないのだから「パートナー」を信じるほかないわな
このきわめて「ゲームてき」設定(当たり前だけど)の
単純さと不自由さがでっぱなってかんじでそうなると
あとはこのスタイリーな画とか演出がお好みかどうか
ってのに評価はかかっているのではないか、若人のみなさんは
どんなふうに感じているのか。







スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました
第1話 レベルMAXになっていた △+






今度は無事に美少女で勝ち組の異世界転生だったねw
もう我が家のようにのんびりした展開だけど一点だけ
それは「300年」という歳月が1分で処理されて
しかも何の感慨もないという事態が驚愕だとおもう
そう「チート」なんすよね、「時間」のだから最強のやつだ
それに比べればドラゴンをハッ倒して弟子にするのぐらい
どうということもない、という事態だ。







86-エイティシックス- 第1話 アンダーテイカー △+






今度はイタ公抜きでやろうぜ!





「無人兵器」による「合理的な戦争」ってやつですわな
普通は人的被害による痛みは耐えがたいから、正しいわな
この場合は「兵器」の「人間」を「奴隷」におとしめることで
遺伝子的にだかなんだかで白髪のシビリアンが「たのしく」戦争を
やれるわけだ、そうそれは「傍観者」たるぼくたちと同じ視点だ。
つうことはその白ブタどもに「復讐」するにはなんらかの
えげつない「精神攻撃」をしなければならないわけで
(直接の批判や反抗はリスクが高いだろうし)
なるほどそれなら「ひどい戦争」を描くことに正当性が生まれるわけだ
ただグロを描くと却って「実感」から遠のくわけで
なるほどこの「迂回路」はみのりが大きいとはおもう。







シャドーハウス 第1話 シャドーと生き人形 △+





「メイドもの」もいちじの流行りはとうに過ぎ去って
ありふれた風景になってしまった感があるけど
またこうやって「影」を入れることで息を吹き返すのだから、面白い。
これは頓狂な設定ってだけではないよ、というのも「主人」の
「顔色」を伺うのがメイド(従者)のつとめでそしてそれが
直接にできないことにおもしろみがあるのよね
と同時に悪意のない天然主人公がかえって際立つ仕掛けになっているかと
この「貌」のない主人との距離感がちょうどうまい「主従」の
距離感になっているかとおもう。







イジらないで、長瀞さん 第1話 センパイって、ちょっと…
センパイって怒らないんですか?  △+






「ウザかわ(軽い瑕瑾)」ははやりの設定でそして
本当に「うぜっ」って思える当作品は攻めてる設定だ
出会い意図的によくなくしてるよね、図書室でぎゃあぎゃあ
騒いでいるギャルとかモブでないと受け入れられないメスだ
自分の夢を馬鹿にしてきているよね、怒っていいとこだ
そういったオスを全否定するような娘の洗礼をくぐった先に
ようやくハナシが展開するわけで、これはむしろ主人公の
草食系のセンパイのほうが貴重な主人公かもしらんねえ
にしても上坂さんすげえな、本当に「いらっ」とさせるのは
こうプロの仕事ですわな。