前回練習した4分の1回転、上手く軸脚の上に重心を移動することが出来るようになりましたか?
アティチュードに上げた脚側のウエスト辺りが縮んだり、背中が後ろに反ったりしていないでしょうか?
アティチュードの高さは90度が理想ではありますが、無理をすることはありませんよ。ムリに高く上げようとして膝が下を向いたり、トルソーとの関係を無視した位置にはみ出したりするよりも、低くてもいいのですから、美しいアティチュードのポジシオンを大切にしましょうね。
今回は1回転を練習しましょう。
力任せの出たとこ勝負で取りあえず1回転、というのは困りものです。
軸脚の上にきちんと重心を載せて安定した回転をするようにしましょう。そうすれば2回転もそれほど難しものではなくなるでしょう。
でははじめましょう。
右脚前5番ポジシオン・クロワゼ、アームスはアン・バ。
プレパラシオンで右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ、アームスは右アン・ナヴァン、左ア・ラ・スゴンドへ。
7 &8 プレパラシオン⇒1 &2 エファセ・ドゥヴァンの方向へドゥミ・ロン・ドゥしながら左脚ドゥミ・プリエ→3 &4 右脚軸にピケ、同時に左脚アティチュード、右方向に回転→5 &6 クロワゼの方向で軸脚ドゥミ・プリエに下りる、アティチュードの左脚をおろして左後ろ5番ポジシオン→7 &8 プレパラシオン⇒1 &2 エファセ・ドゥヴァンの方向へドゥミ・ロン・ドゥしながら左脚ドゥミ・プリエ→3 &4 右脚軸にピケ、同時に左脚アティチュード、右方向に回転→5 &6 クロワゼの方向で軸脚ドゥミ・プリエに下りる、アティチュードの左脚をおろして左後ろ5番ポジシオン→7 &8 プレパラシオン⇒
アームスは左脚アティチュード・デリエールのときは左がアン・オーで右がア・ラ・スゴンド、右脚アティチュード・デリエールのときはその逆です。
まずはこんなふうに少しゆっくりのテンポで、
プレパラシオンから予備動作のポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミプリエ⇒ピケして軸脚にトルソー:重心を押し上げる⇒回転⇒静止:ドゥミ・プリエ⇒5番ポジシオン
という動きの繋がりを丁寧に練習しましょう。
大切なポイントをチェックしてみましょう。
ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼからエファセの方向にドゥミ・ロン・ドゥして同時にドゥミ・プリエをしますが、このときにポワン・タンジュした脚のほうに重心がズレないように注意しましょう。
ドゥミ・プリエで貯めた“バネ”を利用して一気にピケした軸脚の上に重心を押し上げ、アティチュードをします。
少し大げさな言い方をするならば、アティチュードをすることでトルソーを押し出す、とイメージするといいでしょう。
右方向への回転のときにはア・ラ・スゴンドから直接アン・オーに上げる左のアームスで軸脚とトルソーに回転の方向性を与えます。そしてア・ラ・スゴンドに開く右のアームスでその回転をリードするとよいでしょう。もちろん、無意味にポジシオンから外れるほど力任せにアームスを後ろに引くことは論外ですけれど、ね。
軸脚へのピケとアティチュード・デリエールにアームスの動きをわずかに先行させるとよいのですが、さらに、頭部=顔も軸の回転に先行させるようにしましょう。
クロワゼの方向で回転を終わりドゥミ・プリエに下りるときにはアティチュードの膝が落ちないように、そしてトルソーの腰のあたりが反って縮んだりしないように気を付けましょうね。
それではピケ・アン・ドゥダーン・アラベスクの練習をしましょう。
プレパラシオンは同じです。
7 &8 プレパラシオン⇒1 &2 エファセ・ドゥヴァンの方向へドゥミ・ロン・ドゥしながら左脚ドゥミ・プリエ→3 &4 右脚軸にピケ、同時に左脚アラベスク、右方向へ回転→5 &6 クロワゼの方向で軸脚のドゥミ・プリエに下りる、アラベスクの脚を下して左後ろ5番ポジシオン→7 &8 プレパラシオン⇒
アームスは軸脚側のアームスがアン・ナヴァン・アロンジェ、アラベスク側のアームスがア・ラ・スゴンドのアロンジェ。つまりプルミエル・アラベスク(=1番アラベスク)です。
大切なポイントは、4分の1回転のときに確認しましたね。
1回転するときに大切なのは、回転の勢いに任せてアン・ナヴァン・アロンジェのアームスがトルソーよりも外へ外へと外れてしまわないように気を付けることです。アン・ナヴァンのアームスは常に自分の肩幅よりも中に、ということを忘れないで下さいね。
回転が終わってクロワゼの方向で軸脚のドゥミ・プリエに下りたとき、トルソーが軸脚の外側に傾いたり、軸脚側のウエストのあたりが縮んだりしていませんか?無理に高く脚を上げる必要はないのですから、まずはトルソーを真っ直ぐに支えることを優先しましょう。
ピケ・アン・ドゥダーン・アティチュードもアラベスクも、1回転の動きに慣れてきたら、右左交互に続けて練習してみるといいですよ。
アティチュードに上げた脚側のウエスト辺りが縮んだり、背中が後ろに反ったりしていないでしょうか?
アティチュードの高さは90度が理想ではありますが、無理をすることはありませんよ。ムリに高く上げようとして膝が下を向いたり、トルソーとの関係を無視した位置にはみ出したりするよりも、低くてもいいのですから、美しいアティチュードのポジシオンを大切にしましょうね。
今回は1回転を練習しましょう。
力任せの出たとこ勝負で取りあえず1回転、というのは困りものです。
軸脚の上にきちんと重心を載せて安定した回転をするようにしましょう。そうすれば2回転もそれほど難しものではなくなるでしょう。
でははじめましょう。
右脚前5番ポジシオン・クロワゼ、アームスはアン・バ。
プレパラシオンで右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ、アームスは右アン・ナヴァン、左ア・ラ・スゴンドへ。
7 &8 プレパラシオン⇒1 &2 エファセ・ドゥヴァンの方向へドゥミ・ロン・ドゥしながら左脚ドゥミ・プリエ→3 &4 右脚軸にピケ、同時に左脚アティチュード、右方向に回転→5 &6 クロワゼの方向で軸脚ドゥミ・プリエに下りる、アティチュードの左脚をおろして左後ろ5番ポジシオン→7 &8 プレパラシオン⇒1 &2 エファセ・ドゥヴァンの方向へドゥミ・ロン・ドゥしながら左脚ドゥミ・プリエ→3 &4 右脚軸にピケ、同時に左脚アティチュード、右方向に回転→5 &6 クロワゼの方向で軸脚ドゥミ・プリエに下りる、アティチュードの左脚をおろして左後ろ5番ポジシオン→7 &8 プレパラシオン⇒
アームスは左脚アティチュード・デリエールのときは左がアン・オーで右がア・ラ・スゴンド、右脚アティチュード・デリエールのときはその逆です。
まずはこんなふうに少しゆっくりのテンポで、
プレパラシオンから予備動作のポワン・タンジュ・ドゥヴァン-ドゥミプリエ⇒ピケして軸脚にトルソー:重心を押し上げる⇒回転⇒静止:ドゥミ・プリエ⇒5番ポジシオン
という動きの繋がりを丁寧に練習しましょう。
大切なポイントをチェックしてみましょう。
ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼからエファセの方向にドゥミ・ロン・ドゥして同時にドゥミ・プリエをしますが、このときにポワン・タンジュした脚のほうに重心がズレないように注意しましょう。
ドゥミ・プリエで貯めた“バネ”を利用して一気にピケした軸脚の上に重心を押し上げ、アティチュードをします。
少し大げさな言い方をするならば、アティチュードをすることでトルソーを押し出す、とイメージするといいでしょう。
右方向への回転のときにはア・ラ・スゴンドから直接アン・オーに上げる左のアームスで軸脚とトルソーに回転の方向性を与えます。そしてア・ラ・スゴンドに開く右のアームスでその回転をリードするとよいでしょう。もちろん、無意味にポジシオンから外れるほど力任せにアームスを後ろに引くことは論外ですけれど、ね。
軸脚へのピケとアティチュード・デリエールにアームスの動きをわずかに先行させるとよいのですが、さらに、頭部=顔も軸の回転に先行させるようにしましょう。
クロワゼの方向で回転を終わりドゥミ・プリエに下りるときにはアティチュードの膝が落ちないように、そしてトルソーの腰のあたりが反って縮んだりしないように気を付けましょうね。
それではピケ・アン・ドゥダーン・アラベスクの練習をしましょう。
プレパラシオンは同じです。
7 &8 プレパラシオン⇒1 &2 エファセ・ドゥヴァンの方向へドゥミ・ロン・ドゥしながら左脚ドゥミ・プリエ→3 &4 右脚軸にピケ、同時に左脚アラベスク、右方向へ回転→5 &6 クロワゼの方向で軸脚のドゥミ・プリエに下りる、アラベスクの脚を下して左後ろ5番ポジシオン→7 &8 プレパラシオン⇒
アームスは軸脚側のアームスがアン・ナヴァン・アロンジェ、アラベスク側のアームスがア・ラ・スゴンドのアロンジェ。つまりプルミエル・アラベスク(=1番アラベスク)です。
大切なポイントは、4分の1回転のときに確認しましたね。
1回転するときに大切なのは、回転の勢いに任せてアン・ナヴァン・アロンジェのアームスがトルソーよりも外へ外へと外れてしまわないように気を付けることです。アン・ナヴァンのアームスは常に自分の肩幅よりも中に、ということを忘れないで下さいね。
回転が終わってクロワゼの方向で軸脚のドゥミ・プリエに下りたとき、トルソーが軸脚の外側に傾いたり、軸脚側のウエストのあたりが縮んだりしていませんか?無理に高く脚を上げる必要はないのですから、まずはトルソーを真っ直ぐに支えることを優先しましょう。
ピケ・アン・ドゥダーン・アティチュードもアラベスクも、1回転の動きに慣れてきたら、右左交互に続けて練習してみるといいですよ。