前回はパ・バランセ;3拍子のステップの基本を練習しましたが、3拍子=拍が3つ=歩数が3つということ、ご自分の動きを通して理解できましたか?
今回も3拍子のワルツ・ステップの練習をしましょう。
前回は左右交互に重心を移すだけで大きな移動を伴う動きではありませんでしたが、今回練習するのは、移動のためのステップです。
では始めましょう。
右脚前5番ポジシオン・クロワゼ、アームスはアン・バで準備して下さい。
72・382・3;右脚のジュテで右斜め前にトンベ→1 右脚ドゥミ・プリエ、左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→2;左脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、右脚デガージェ・デリエール・クロワゼ→3;右脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、左脚デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼ→左斜め前にトンベ⇒2 左脚ドゥミ・プリエ、右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→2;右脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、左脚デガージェ・デリエール・クロワゼ→3;左脚ドゥミ・ポワント、右脚デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼ→右斜め前にトンベ⇒3 右脚ドゥミ・プリエ、左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→2;左脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、右脚デガージェ・デリエール・クロワゼ→3;右脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、左脚デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼ、左斜め前にトンベ⇒4 左脚ドゥミ・プリエ、右脚デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼ→2;右脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、左脚デガージェ・デリエール・クロワゼ→3;左脚ドゥミ・ポワント、右脚デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼ、右斜め前にトンベ⇒… … …
アームスの動きは、それぞれトンベをしてドゥミ・ポワント‐ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼのときに、ポワン・タンジュ・ドゥヴァンに伸ばした脚と同じ側のアームスをアン・オーに、もう一方をア・ラ・スゴンドにします。次のトンベをするときに、アン・オーのアームスをア・ラ・スゴンドに下ろし、ア・ラ・スゴンドにしていたアームスをアン・オーに引き上げます。
アンサンブル・ド・ミューズのレッスンでは、アン・オーのアームスをア・ラ・スゴンドに下ろす時には、アン・オーから一瞬さらに引き上げるようにして大きくア・ラ・スゴンドに開くことで次のトンベをリードするイメージで、そして、ア・ラ・スゴンドからアン・オーに引き上げるアームスの動きでトルソーの移動をリードするイメージで、とステップとアームスの関連性を伝えています
頭部=顔はアン・オーのアームスの方に向けてエポールマンのポジシオンをとります。
大事なポイントをご説明しましょうね。
トンベをしてポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼに伸ばす脚は、1番ポジシオンを通過させてジュテをします。でも、無頓着に放り上げるような動きをしてはいけませんよ。脚全体を遠くに押し伸ばすとイメージしてみて下さい
2拍目・3拍目はそれぞれデガージェ・デリエール・クロワゼ、デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼと呼んでいますが、脚を上げるのではありません。厳密にいえば床スレスレのポワントで、体重が載ることはありません。
アンサンブル・ド・ミューズのレッスンでは、2拍目・3拍目の動きは縦方向 に向かって引き上げる動きとイメージするように伝えています
右斜め、左斜めと向きを変えながら、水面を滑るように軽やかに進んでいきましょう 力強いのは結構ですが、“ポッコン ポッコン”と無闇に跳ねてはいけませんね
1拍目のドゥミ・プリエ‐ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼにトンベをしたとき、お尻を後ろに引いて“お辞儀”のような上半身になっていませんか
アン・オーのアームスでトルソーを吊り上げるつもりで、トルソーを引き上げておきましょう。
パ・バランセ=ワルツ・ステップは、滑るように、たゆたうように、あるいは軽快に、弾むように、大きくも小さくも様々な表現が出来る美しい動きです。見せかけの3拍ではなく、正確にリズムを刻んで動けるように練習しましょう。
今回も3拍子のワルツ・ステップの練習をしましょう。
前回は左右交互に重心を移すだけで大きな移動を伴う動きではありませんでしたが、今回練習するのは、移動のためのステップです。
では始めましょう。
右脚前5番ポジシオン・クロワゼ、アームスはアン・バで準備して下さい。
72・382・3;右脚のジュテで右斜め前にトンベ→1 右脚ドゥミ・プリエ、左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→2;左脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、右脚デガージェ・デリエール・クロワゼ→3;右脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、左脚デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼ→左斜め前にトンベ⇒2 左脚ドゥミ・プリエ、右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→2;右脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、左脚デガージェ・デリエール・クロワゼ→3;左脚ドゥミ・ポワント、右脚デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼ→右斜め前にトンベ⇒3 右脚ドゥミ・プリエ、左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼ→2;左脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、右脚デガージェ・デリエール・クロワゼ→3;右脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、左脚デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼ、左斜め前にトンベ⇒4 左脚ドゥミ・プリエ、右脚デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼ→2;右脚ドゥミ・ポワント・ルルヴェ、左脚デガージェ・デリエール・クロワゼ→3;左脚ドゥミ・ポワント、右脚デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼ、右斜め前にトンベ⇒… … …
アームスの動きは、それぞれトンベをしてドゥミ・ポワント‐ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼのときに、ポワン・タンジュ・ドゥヴァンに伸ばした脚と同じ側のアームスをアン・オーに、もう一方をア・ラ・スゴンドにします。次のトンベをするときに、アン・オーのアームスをア・ラ・スゴンドに下ろし、ア・ラ・スゴンドにしていたアームスをアン・オーに引き上げます。
アンサンブル・ド・ミューズのレッスンでは、アン・オーのアームスをア・ラ・スゴンドに下ろす時には、アン・オーから一瞬さらに引き上げるようにして大きくア・ラ・スゴンドに開くことで次のトンベをリードするイメージで、そして、ア・ラ・スゴンドからアン・オーに引き上げるアームスの動きでトルソーの移動をリードするイメージで、とステップとアームスの関連性を伝えています
頭部=顔はアン・オーのアームスの方に向けてエポールマンのポジシオンをとります。
大事なポイントをご説明しましょうね。
トンベをしてポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼに伸ばす脚は、1番ポジシオンを通過させてジュテをします。でも、無頓着に放り上げるような動きをしてはいけませんよ。脚全体を遠くに押し伸ばすとイメージしてみて下さい
2拍目・3拍目はそれぞれデガージェ・デリエール・クロワゼ、デガージェ・ドゥヴァン・クロワゼと呼んでいますが、脚を上げるのではありません。厳密にいえば床スレスレのポワントで、体重が載ることはありません。
アンサンブル・ド・ミューズのレッスンでは、2拍目・3拍目の動きは縦方向 に向かって引き上げる動きとイメージするように伝えています
右斜め、左斜めと向きを変えながら、水面を滑るように軽やかに進んでいきましょう 力強いのは結構ですが、“ポッコン ポッコン”と無闇に跳ねてはいけませんね
1拍目のドゥミ・プリエ‐ポワン・タンジュ・ドゥヴァン・クロワゼにトンベをしたとき、お尻を後ろに引いて“お辞儀”のような上半身になっていませんか
アン・オーのアームスでトルソーを吊り上げるつもりで、トルソーを引き上げておきましょう。
パ・バランセ=ワルツ・ステップは、滑るように、たゆたうように、あるいは軽快に、弾むように、大きくも小さくも様々な表現が出来る美しい動きです。見せかけの3拍ではなく、正確にリズムを刻んで動けるように練習しましょう。