前回まで《ピケ・ルティレ》をしながら移動する練習をしましたから、今回は《ピケ・アラベスク》を練習しましょう。
要領やコツは《ピケ・ルティレ》とほとんど同じですが、改めて動きを分解してポイントを確認しながら練習してみましょう。
先ずバーの方をむいて右前の5番ポジシオンに立って下さい。
最初の準備動作は、《ピケ》を《ク・ドゥ・ピエ・デリエール》で練習した時と同じです。
5番ドゥミ・プリエから右脚をポワン・タンジュ・ドゥヴァンに伸ばし、左脚のドゥミ・プリエの“バネ”でトルソーを右爪先の上に押し上げます。同時に左脚をデリエールに伸ばして上げます。
トルソーを右爪先の上に押し上げて《ピケ》に立つのと同時にバーにつかまってバランスを取るようにしてみましょう。
そのまま鏡で確認しましょう。
軸脚となっている右脚は股関節のターン・アウトを守れていますか?
爪先の小指側に重心が落ちて足が“バナナ足 ”になっていませんか?
アラベスクした左脚が腰の幅より左外に上がっていませんか?
アンダー・バストは腰骨よりも前に引きあがっていますか?
アラベスクした左脚がわのウエストのあたりが縮んでトルソーが傾いていませんか?
不必要に肋骨が上がり、肩甲骨の下辺りが縮んで、重心が後ろに傾いていませんか
無理に高く脚を上げる必要はありません。45度以下でも十分ですから、まずは軸脚とトルソーを正しくコントロールすることを覚えましょう。
ドゥミ・プリエした脚でトルソーを押し上げるのと同時に、素早くその脚をアラベスクに引き上げましょう。その引き上げが遅れると脚そのものが錘のようにトルソーを後ろに引っ張ることになってしまいますから、要注意です
左側も同じように確認と練習をしたら、バーを離れてセンターで練習してみましょう。
先ずは鏡に対して正面向き、右前5番ポジシオンで立ち、アームスは右をアン・ナヴァン、左をア・ラ・スゴンドに伸ばして手の平を下に向けます。
プルミエール・アラベスク=1番アラベスクでの《ピケ・アラベスク》の練習です。
5番ドゥミ・プリエから左脚でトルソーを押し上げて、右脚軸で《ピケ・アラベスク》、右前5番ドゥミ・プリエに収めます。まずはゆっくりこれを繰り返して練習しましょう。
ドゥミ・プリエの脚でトルソーを押し上げるとき、アン・ナヴァンのアームスを少し前に指し伸ばすようにすると、スムーズに《ピケ》で立つことが出来ますよ。
さあ、鏡を見ながらチェックしてみましょう。チェックのポイントはバーを使って練習したときと同じです。
《ピケ》のあとドゥミ・プリエに収めた時に、骨盤が前傾したお辞儀のようなトルソーにならないよう、股関節からのターン・アウトを守るように気を付けましょうね。
アン・ナヴァンに伸ばしたアームスが、自分の肩幅より外側に流れてしまわないよう、そしてア・ラ・スゴンドに伸ばした腕がぶら下がった状態にならないように、アームスもしっかりコントロールすることを忘れないで下さいね。
今回は、1回ずつの《ピケ・アラベスク》を正確に動くために必要な練習をしました。次回はこれを少し変化させましょう。
要領やコツは《ピケ・ルティレ》とほとんど同じですが、改めて動きを分解してポイントを確認しながら練習してみましょう。
先ずバーの方をむいて右前の5番ポジシオンに立って下さい。
最初の準備動作は、《ピケ》を《ク・ドゥ・ピエ・デリエール》で練習した時と同じです。
5番ドゥミ・プリエから右脚をポワン・タンジュ・ドゥヴァンに伸ばし、左脚のドゥミ・プリエの“バネ”でトルソーを右爪先の上に押し上げます。同時に左脚をデリエールに伸ばして上げます。
トルソーを右爪先の上に押し上げて《ピケ》に立つのと同時にバーにつかまってバランスを取るようにしてみましょう。
そのまま鏡で確認しましょう。
軸脚となっている右脚は股関節のターン・アウトを守れていますか?
爪先の小指側に重心が落ちて足が“バナナ足 ”になっていませんか?
アラベスクした左脚が腰の幅より左外に上がっていませんか?
アンダー・バストは腰骨よりも前に引きあがっていますか?
アラベスクした左脚がわのウエストのあたりが縮んでトルソーが傾いていませんか?
不必要に肋骨が上がり、肩甲骨の下辺りが縮んで、重心が後ろに傾いていませんか
無理に高く脚を上げる必要はありません。45度以下でも十分ですから、まずは軸脚とトルソーを正しくコントロールすることを覚えましょう。
ドゥミ・プリエした脚でトルソーを押し上げるのと同時に、素早くその脚をアラベスクに引き上げましょう。その引き上げが遅れると脚そのものが錘のようにトルソーを後ろに引っ張ることになってしまいますから、要注意です
左側も同じように確認と練習をしたら、バーを離れてセンターで練習してみましょう。
先ずは鏡に対して正面向き、右前5番ポジシオンで立ち、アームスは右をアン・ナヴァン、左をア・ラ・スゴンドに伸ばして手の平を下に向けます。
プルミエール・アラベスク=1番アラベスクでの《ピケ・アラベスク》の練習です。
5番ドゥミ・プリエから左脚でトルソーを押し上げて、右脚軸で《ピケ・アラベスク》、右前5番ドゥミ・プリエに収めます。まずはゆっくりこれを繰り返して練習しましょう。
ドゥミ・プリエの脚でトルソーを押し上げるとき、アン・ナヴァンのアームスを少し前に指し伸ばすようにすると、スムーズに《ピケ》で立つことが出来ますよ。
さあ、鏡を見ながらチェックしてみましょう。チェックのポイントはバーを使って練習したときと同じです。
《ピケ》のあとドゥミ・プリエに収めた時に、骨盤が前傾したお辞儀のようなトルソーにならないよう、股関節からのターン・アウトを守るように気を付けましょうね。
アン・ナヴァンに伸ばしたアームスが、自分の肩幅より外側に流れてしまわないよう、そしてア・ラ・スゴンドに伸ばした腕がぶら下がった状態にならないように、アームスもしっかりコントロールすることを忘れないで下さいね。
今回は、1回ずつの《ピケ・アラベスク》を正確に動くために必要な練習をしました。次回はこれを少し変化させましょう。