以前 日本における広汎性発達障害児・専門医の統計学的データ でざっとした“広汎性発達障害児”の統計的データを記載しましたが、間違っている箇所が多いみたいなので改めて書いてみます。
文部科学省発表 統計データ(*を除いて平成20年5月1日現在)http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/main/001.pdf
義務教育段階の全児童生徒数:1,079 . . . 本文を読む
ヒトが困っていたら、何も言わずに手を添えること。
それは恩を着せるという意味ではなく、自分の身の丈にあった、今できることを淡々とこなすこと。
自分にできることを自覚すること。できないことはしないこと。
溺れるヒトが掴んだものが溺れるヒトではないように。
病気だから、障害だから、弱者だから。
そういうものじゃあなく、人間だから。
ワタシは空気のようなヒトになりたい。 . . . 本文を読む
世間一般で言われているところの感覚過敏・鈍磨に該当する部分と考えられるワタシのモンダイな場面は、病気などで病院に行ったときに顕著にあらわれたりする。
例えば“すり傷が痛い”とする。まず、根本的なモンダイであるが、なにかに夢中のときはまず気付かない。(ワタシ的例:マラソン中、実は疲労骨折していた、が翌日まで気付かず)
ふとした拍子に気付いたとする。その気付く時の痛みの度合いはどうやらモンダイらし . . . 本文を読む
ワタシの考えているコトや、考え方や、思考回路や、思いこみや、妄想は、どうやらワタシにのみ当てはまる独特の特徴であることに、最近になって気付きはじめていたりする。
それをひとつずつ検証していこうと思う。
ワタシにとって“考えること”は至上の快楽であったりする。ああでもない、こうでもない、と延々とワタシの変わった頭の中で繰り広げられる妄想劇場は、快楽の原初であり、それ自体が目的であったりするわけで . . . 本文を読む
あなたはの場合とんでもなく重症ですので、これからバリバリ努力をしてもらいます。
って言われちった。
(;゜д゜)ァ.... ハーン 。自分らしさを失わないようにしながら、日々努力していきたいと思います。 . . . 本文を読む
ワタシなんぞは、若かりし頃は女の子にモテタイと思ったものである(初老の今もモテタイことにかわりはないが
基本的に生活していければそれでいいとは言うものの、手に入るものならやっぱりお金が欲しかったりする。ヒトと心地よくお付き合いをしたいとムンムンしていたりする。世の中にはなるほど便利な本があったりする。
「モテたい男の必勝マニュアル! これであなたもモテ男」「必ず儲かるビジネスマニュアル」「これ . . . 本文を読む
北風さんと太陽さんは、おんなじ目的を持っていたりするらしい。
ヒトのコートを脱がせようと各々作戦を練っている。
北風さんは、自分の特技を生かしてコートをはぎ取ろうとする。
ヒトは、その風に飛ばされまいと返ってコートに執着する(寒いのやだし)。
この出来事は、太陽さんにとっては有り難かったりする。
そもそも北風さんのような存在がいなければ、コートなんて必要なかったりする。
太陽さんが幅を . . . 本文を読む
ワタシはかなり姿勢が悪いです(良すぎると言われる時も若干あります)。これは今に始まったことではなく、小さな頃からのことで、臨床心理士さんからも指摘され、整体士さんからも指摘され、ワタシの父に至っては、ワタシの数倍姿勢が悪いです。
Autism spectrum conditions in myotonic dystrophy type 1: a study on 57 individuals w . . . 本文を読む
アスペルガー障害児者は、“社会性の問題を抱えている”という言葉をよく耳にします。そして“空気が読めない”と本当にそうだろうか?ワタシ個人の例を挙げて、検証してみることにする。ワタシは人と話しているとき、一対一、複数に関係なく、ある程度相手の心情や話の流れを読むことはできる(正確には出来ていると錯覚しているないしは、出来ていると推察される)。人の顔、表情、仕草、声色、話の流れ、ちょっとした抑揚の変化 . . . 本文を読む
成人当事者が各都道府県の発達障害支援センターに駆け込んだ際、多くの人が手帳の取得を提案されると思います。
手帳には「身体障害者手帳」、「療育手帳」、「精神障害者保健福祉手帳(以下精神手帳)」の3つがあり、アスペルガー障害当事者の場合はWAIS-ⅢのFIQ70をボーダーとして「療育手帳」と「精神手帳」を取得するよう説得されるのが実情です。
手帳には、
・各種税の減免あるいは免除 ・各種公共交通 . . . 本文を読む
現在日本における医学的診断は、自閉症スペクトラムという連続帯の範疇を広義の広汎性発達障害と位置づけています。
連続帯と見なす意義、一定の線引きをする必要性は社会システムによって変化するものだと思います。しかし当事者にとっては、そのカテゴライズが必要な場合と、カテゴライズによって余計に混乱してしまう場合が存在するような気がします。“障害者として生きていく覚悟はあるのか?”医師が頻繁に口にする台詞で . . . 本文を読む
高次脳機能障害患者やてんかん患者、双極性障害患者に主に使用されているバルプロ酸ナトリウムという薬剤が存在します。
バルプロ酸ナトリウム おくすり110番 WEBサイト
アスペルガー障害における「きれやすい」という情動(易怒性)に悩みを持っている方がいらっしゃるかも知れません(<アスペルガー障害≠きれやすい>ですが、付随する情動として傾向を持つ方はいらっしゃるかと思います)。
脳波 . . . 本文を読む
アスペルガー障害児(ちまたで使われてる自閉っ子)も、きちんと発達していきます。その子のペースで、その子なりの得意・不得意を模索しながら。
『みんな違って、みんな良い』
学校では沢山の生徒達はみんな一緒、勉強も学校生活も遊びもコミュニケーションも・・・それはある程度仕方のない事だと思います。教育者にとっては、みんな一列のほうが効率的ということもあると思いますし、個々の児童・生徒の細部にまで目を通 . . . 本文を読む
2008年11月現在、日本における広汎性発達障害[PDD](広義の意)児者は、日本自閉症協会の推定で120万人と言われています。
2002年度の文部科学省の調査による軽度発達障害児は通常学級在籍児の6.3%に上ることが明らかになりました。2008年5月1日時点での統計局による人口確定統計上、5歳~19歳児童・学生の人口は1,803万6,000人。その6.3%と仮定して、113万6,268人の小学 . . . 本文を読む
アスペルガー障害(症候群)を含む自閉症は、(1)対人関係・相互的社会関係の障害(周囲と交わらない)(2)言語発達を含むコミュニケーションの障害(言葉の遅れ)(3)興味・関心の狭さや反復する常道的行動(こだわり)
これら三つの行動発達障害の出現により特定され、WHOの「国際疾病分類ICD-10」や米国精神医学界のDSM-Ⅳに共通して広汎性発達障害(Pervasive Developmental D . . . 本文を読む