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皮膚呼吸しか知らない蛙

アスペルガー症候群当事者が、2次障害に溺れることもありながら社会に適応していく道のりを綴っていきます。

語彙に踊り、語彙に惑う

2009-02-26 15:30:33 | 認知の歪み
ワタシは知らないで済むことなら知らずに過ごせたほうがよい、と思うことがある。 専門用語や業界用語は、その業界で活動をしていく際には大いに役立つが、専門用語を日常生活レベルの簡素な言葉に変換することはとてもムズカシイ。ムズカシイが故に専門用語をそのまま日常生活レベルにあてはめることが、結構な頻度で起こっていたりする。 ヒトはある疾病になる、もしくは近しいヒトがその疾病を患うなどの特定因子がない場 . . . 本文を読む

利益と不利益

2009-02-20 22:39:36 | 認知の歪み
ヒトは利得で動いているときは、予測が付きやすい。 非常に合理的であり、道筋は読みやすい。 多くの人間の行動倫理は、主体的か全体的に説明されるらしい。 だが、ヒトにはそれ以外の行動形態もあったりする。 アスペルガー障害と診断されているワタシには、そもそも道筋は読めた気になっているか、読もうと努力しつくしても、結局はトンチンカンな地点に落ち着いたりする。 では、アスペルガー障害でなければ読める . . . 本文を読む

あきれる状況の“みんな一緒” - 人権団体の示唆する差別ってなに? -

2009-02-13 23:57:52 | 認知の歪み
鳥取の小学校は「学級委員長」なし 「なれない子供が傷つくから」?  鳥取県の公立小学校には「学級委員長」がいない。リーダーを決めれば差別につながる、との抗議を人権団体などから受け自粛した結果なのだそうだ。しかし、2009年春から鳥取市で1校だけ20年ぶりに「学級委員長」が復活する。市の教育委員会が2、3年前から子供達の社会性、自主性を育てるために復活を呼び掛けてきた成果らしいが、 . . . 本文を読む

人間の表現・行動形態には波長・振幅とベクトルが存在し、共鳴しあえる関係を探し求めている

2009-02-04 18:33:20 | 認知の歪み
人間ってうまくできてるなあ、と最近つくづく思います。 例えばヒトの持つ雰囲気や、この様に文章として表現した際に感じ取れるそのヒトの背景と観られる人間性など。 「字義通り」という言葉の表現では到底表せられない様々な感覚で、ひとつひとつの物事を視ていると思います。 声の抑揚・高低による微妙な違いや、文体の一定の法則を破るような特殊な言葉遣いの引用など、ヒトが感じる感覚は人それぞれでも異なりますし . . . 本文を読む

馬鹿馬鹿しいと思うことが意外と事実であることもある - 人間の感覚器官は意外とあてにならない -

2009-01-23 22:18:12 | 認知の歪み
“ふつう”と呼ばれるヒトたちは、どうやら文字と言葉(いわゆる言語)を使って主にコミュニケーションをしているらしい。ワタシには“ふつう”と呼ばれるヒトの感覚はわからないが、どうやらそうらしいということは薄々気付いている。そのヒトビトは、“空気を読む”ことをかなり重要視しているらしいことが、最近の調査でわかってきた。では、この“空気を読む”は実際どういうことなんだろうか?8時20分頃にはお色気シーン8 . . . 本文を読む

翻訳には様々な能力が要求される - 訳文を引用した見解は伝言ゲームのように姿を変える -

2009-01-17 21:14:12 | 認知の歪み
相手の立場に立って物事を考える。 と言う言葉が使われることが往々にしてあると思いますが、他者共感を共有することのみを目的とする際には、その「理解しようとする努力」はとても重要なことだとおもいます。 ただ、本当に理解しようと努力する際に重要なのは、自分の思考・感情・経験・環境・文化・風習を持った上で相手に当てはめるのではなく、相手方の様々なファクターを隅々まで考察し、己の「常識」を押しつけないこ . . . 本文を読む

たぶん・・・

2009-01-15 20:22:05 | 認知の歪み
頭の中で、絡まり合った意図が綺麗に繋がった。これはたぶんかなりの高確率で「正解」というヤツだと思う。 でも「常識」という色眼鏡に晒されたとき、「正解」ではいられなくなると思う。 またタイムカプセルにいれようかな?小学生の時に書いたタイムカプセル内の作文が、皮肉にも正しかったことを再確認してしまう。 「常識」とは文化、民族、環境、時代、社会、家族が生み出した脳内の「固定観念」である。 そのス . . . 本文を読む

人生は意外とフィクションである - 一個人の脳処理について -

2009-01-09 17:13:04 | 認知の歪み
人生を生きていく中で、様々な壁や、波や、山や谷、分岐路に迂回路、行き止まりや一旦停止、本当にいろいろなことが起こっている。 では、そこで起こっている出来事は本当に現実に起こっているかと問われると、これが意外ときちんとは起こっていないことがよくある。確かにある場面には出くわしていることは事実なのだが、その時感じた感覚や、考えてとった行動は、その時の自分の脳の状態が創り出した創造物だったりする。 . . . 本文を読む

お笑い芸人から学ぶことは多い、親父ギャグを言えるおじさんから学べることはもっと多い

2008-12-13 20:56:32 | 認知の歪み
はじめに・・・ ヒース・レジャーという才能を、改めて目の当たりにしました。DarkKnight(warnerbros.co.jp)『パルナッサス博士の想像力』(The Imaginarium of Doctor Parnassus)にも期待します。 ワタシ、“認知の歪み”があると言われています。そこのところは認めています。 ワタシの思考、行動、言動は、多くの人から見るとトンチンカンだそうです . . . 本文を読む

間違いを指摘することは簡単、正しいことを証明することは非常に難しい

2008-12-08 22:19:21 | 認知の歪み
少し脳圧が上がり気味です。さっぱりした記事を書いてみます。 個人が知ることのできる知識は、世の中に溢れる情報の中でもほんの一握り。その一握りの知識で正誤を判断できるかというと、とてつもなく至難の業。 ワタシのようなちょっと脳みそが変(言われ慣れたので・・・)な人だと、よっぽどの事がない限り、 「それ違うよ」とか「そうだよ」と頭ごなしには言えないよな。と思うことが多いです。 みんなそれぞれ、 . . . 本文を読む

考えない時間を考察する

2008-09-16 21:07:43 | 認知の歪み
親心から整体に通えるようになりました。 自分で稼いだお金ではないところに結構自責の念がありますが、有り難く頂戴して肉体も改造していこうと思います。 整体師さんに「考えない時間(瞑想)の練習をしたほうが良いよ」って教えてもらいました。 で、考えない練習の方法を考えてます。 あぁー、我ながらお馬鹿だぁ(笑) 昔っから脳の構造がなんというか感情とかとは別個の情報として記憶を蓄積してしまってるん . . . 本文を読む

知らないとは恐ろしいこと

2008-09-04 19:40:00 | 認知の歪み
この様な記事がトップ記事になってしまうこと自体恥ずかしいことですが、ここから初めて行きたいと思います。 今日、生まれて初めて整体に行ってきました。 自分の身体はメンテナンスのされていない錆び付いたレプリカント状態なのは薄々気付いてました。 股関節の変形、背骨の湾曲、左肩の動作不能………頭蓋骨の異常な堅さ 挙げたらきりがないくらい、というか悪くない所を探す方が難しいとの指摘。 「いい年した人間 . . . 本文を読む