夏休み最終日の17日。
「どっか、昼飯でも食いに行っか。」
ネットで適当に調べ小石原の古民家レストランに行きました。
古民家といっても、ちょっと前までは、いや今でもそう珍しくはない農家の佇まいです。
引き戸を開けると、これまた昔の家にはどこにもあった三和土をふんで、上がり框からお座敷に上ります。
室内は、日本家屋の特徴とも言える風通しの良さで、エアコンなど必要ないくらいです。って言う前に、そんなもん、最初から設置されてませんでしたけどね。
しばらく縁側に座り、外の景色を眺めます。
昔はみーんな、こんな夏を過ごしてたんだよなあ。
寝る前には蚊帳を吊ってね。
いかに当時の日本の治安が良かったかも同時に解りますね。
もう、時を刻む事はない壊れた八角時計がかけられています。
メニューは日替わりランチのみ。
味は・・・まあ、普通かな。
食事の後、オーナーに話を聞くと、意外にも
「明治5年に建てられたものです。」
へえー、そんなに古かったんだ。
「ここを、買った時はそれまで30年間、誰も住んでなくて、ひどい状態でした。」
人が住んでないと、家はすぐ傷むからね。
「建具なんかぼろぼろで、これを揃えるのが一番大変でした。」
そりゃそうだ。寸法もだけど、家との釣り合いもあるからね。
このガラスなんかも、昔の歪みがあるガラスでした。
ごちそうさま。
どこか懐かしい匂いのする、古民家レストランでした。
帰り道のついでに、朝倉の三連水車群を見て帰りました。
こんなに近くにいて私は見るのが初めてです。
この水車があるところは「三連水車の里あさくら」といって、物産館やレストランなどがあり、裏は公園になっています。
駐車場も広く、P泊にいいかも。
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