プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

古民家と三連水車

2011-08-19 | くるま旅&ちょいとお出かけ

夏休み最終日の17日。

「どっか、昼飯でも食いに行っか。」

ネットで適当に調べ小石原の古民家レストランに行きました。

古民家といっても、ちょっと前までは、いや今でもそう珍しくはない農家の佇まいです。

引き戸を開けると、これまた昔の家にはどこにもあった三和土をふんで、上がり框からお座敷に上ります。

室内は、日本家屋の特徴とも言える風通しの良さで、エアコンなど必要ないくらいです。って言う前に、そんなもん、最初から設置されてませんでしたけどね。

しばらく縁側に座り、外の景色を眺めます。

昔はみーんな、こんな夏を過ごしてたんだよなあ。

寝る前には蚊帳を吊ってね。

いかに当時の日本の治安が良かったかも同時に解りますね。

もう、時を刻む事はない壊れた八角時計がかけられています。

メニューは日替わりランチのみ。

味は・・・まあ、普通かな。

 

食事の後、オーナーに話を聞くと、意外にも

「明治5年に建てられたものです。」

へえー、そんなに古かったんだ。

「ここを、買った時はそれまで30年間、誰も住んでなくて、ひどい状態でした。」

人が住んでないと、家はすぐ傷むからね。

「建具なんかぼろぼろで、これを揃えるのが一番大変でした。」

そりゃそうだ。寸法もだけど、家との釣り合いもあるからね。

このガラスなんかも、昔の歪みがあるガラスでした。

 

ごちそうさま。

どこか懐かしい匂いのする、古民家レストランでした。

 

帰り道のついでに、朝倉の三連水車群を見て帰りました。

こんなに近くにいて私は見るのが初めてです。

この水車があるところは「三連水車の里あさくら」といって、物産館やレストランなどがあり、裏は公園になっています。

駐車場も広く、P泊にいいかも。

 

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