高校の一つ下の後輩と久々に飲む機会があった。
近況などを聞いていると、
最近、趣味が高じて田舎の山を買って、休日は茶の栽培をしているらしい。
後輩は公務員であるが、2年後定年を迎える。
現在はその助走期間と言ったところか。
お前、偉いな。たいしたもんだ。
「いやいや。ところで先輩、（フェイスブックの）ともだちになってくださいよ。」
やだ。
「そんなこと言わずに。」
先日、そいつからともだちリクエストが届いた。無視してやろうかとも思ったが承認した。
だって、こんなバカなブログを書いている事までばれてしまうからだ。
そいつのタイムラインを見ていたら、そこらじゅうで山菜が採れるらしい。
さっそく『今度、山菜を持ってこい』とコメントした。
本当に持ってきた。
ただし私は不在だったので、今日その山菜を手に取った。
「どれどれ。」
経理担当重役が写真を撮ろうとする私を遮って覗き込む。
あー、邪魔！
後輩は、親切にも袋に山菜の名前を書いてくれてはいるが、字が汚すぎて読めぬ。
真ん中のタラの芽は読めなくてもわかる。左はコシアブラって読めるな。
左は、ハソ・・・・？わからん。
あいつの定年後の趣味は、ペン習字の方がいいと思った。
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