今年のゴールデンウイークは珍しく真っ当な休暇の過ごし方ができた。
なんたって、休暇のちゃんとした過ごし方は家族旅行なのである。
家族そろって一泊旅行など10年以上記憶にない。
熊本へ行った。
熊本城。
カメラも携帯も見事に車中に忘れる。
娘の画像を拝借した。
加藤清正や細川忠興に扮した『おもてなし武将隊』に娘どもはしゃぐ。
一緒に記念撮影してもらい大騒ぎである。
清正の築城の見事さに今更ながら感動するも、当然ながら一枚も画像なし。
甚だ後悔する。
長女のリクエストで五高記念館へ行く。
今度はしっかりカメラを持って行った。
五高は、教授陣に夏目漱石やラフカディオ・ハーンなど、後の文壇を代表するような人材がいた事はあまりにも有名。
NHKの坂の上の雲でも撮影に使われた校舎だ。
赤レンガ造りの2階建てである。
もこは特に歴史に触れるうれしさはないようだ。
散歩ができるのがうれしいだけらしい。
館内は無料で見学できる。
守衛さんに、いつまでこの校舎は使われていたのかを尋ねてみた。
「今でも講義に使われてます。」
これにはびっくりした。
玄関上がってすぐ階段がある。
守衛さんの言葉によれば、ここを起点に向かって左側は展示室になっており、右側は今も現役の教室などであるとの事。
2階の廊下で。
佐藤栄作、池田勇人、重光葵、寺田寅彦、萩原朔太郎、大川周明などキラ星のような卒業生がいるそうだ。
いずれも五高生だったことを、ここで初めて知った。
この廊下を若き日の彼らも、颯爽と闊歩したに違いない。
生徒心得
『職員に対しては勿論生徒はまめに敬礼すべし』
などは面白い。
『職員、なにするものぞ』という気概が五高生には多かったのかどうか。
様々な青春群像。
思わずにやりとする写真もあった。
五高時代の教室もそのまま保存されていた。
時々、撮影などに利用されているそうだ。
たしか小学校低学年の時は・・・
私と同年代以上の方は、この机と椅子に見覚えがあるのでは?
大学の入り口で受付さえすれば、親切に構内の道案内もしてくれる。
観光客であふれかえる場所に鬱陶しさを感じたら、お勧めの場所だ。
この後鹿児島に向かう。
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