九重のキャンプ場をあとにして、
「せっかくだから、竹田にでも廻って帰るか。」
瀬の本を抜け、久住方面へと向かう。
九重の飯田高原のロケーションもすばらしいけど、こちらの久住高原もこれまた凄いな。
見とれてしまうよ。
「こらあ、ちゃんと前見て運転せんか！」（家内）
あ、はい。
ブイ～～～ン
あ、花公園だ。
ちょっと寄って行くぞ。
今はサルビアが見ごろだとか。
綺麗だね。
ちぇ、携帯しかないよ。一眼レフ持ってきとけばよかったな。
え？
『お前の腕で何言うか』って？
そりゃそうだ。
久住の山々をバックに、赤や青や白のサルビアの群生が見事である。
草花オンチの私が言うのだから間違いない。
園内に『犬同伴可』のレストランを見かけ昼食。
「もう少ししたら、秋咲く薔薇とコスモスに代わります。」
ほほう、またその時期になったら来たいもんだね。
モグモグ
久住高原を後にして、竹田に到着。
原尻の滝。
のどかな田園風景の中にあるこの滝は「東洋のナイアガラ」なんだとか。
この滝を正面に見ることができるように、吊り橋が架けられている。
さっそく数歩ほど橋を渡ると、
後ろから
「ひええええ！！もう無理ぃぃぃ！」
振り返ると、
家内が青ざめた顔で欄干（ていうかロープ）を両手で持ちながら固まっている。
ははーん、
こいつの弱点は橋だった。車で渡っても怖がるもんな。
中でも吊り橋は最強だぜ！
ヒヒヒ
近頃まれにみる、痛快な気分である。
３時間ぐらいここに佇んでいたいぐらいだ。
竹田市街にも立ち寄る。
武家屋敷跡
この辺りは岡藩では身分の高い武士が住んでいたんだとか。
ただ、残っているのはこうした塀ばかりで、中を覗くと往時の面影は見受けられなかった。
周辺の商店街なども趣がある所が多く、ゆっくり散策出来たら面白そうだな。
つーところで、
ぼちぼち帰るか。
今度は『九重夢大吊り橋』にヤツをダマして連れていこ。
ケケ
・・・見ものだぜ。
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