プラムフィールドからのお便り

プラムフィールドでの出来事などを紹介していきます。                            

出張の楽しみ

2007-10-05 | 社長のつぶやき
先日、仙台への出張があり、用件を済ませホテルにチェックインしました。
(さて、居酒屋にでもいこうかな)
とホテルの玄関を出てそのまままっすぐに道路を横切り狭い路地を歩いていると、
「文化横丁」の看板が見えます。
(ん?何か聞いたことがある横丁だなあ)
しばらく歩いていると小さな看板に「源氏」の文字。私の胸は瞬時に高鳴ってきます。
まあほとんどの人がご存じないと思いますが、有名な居酒屋なんですこれが。偶然にもこの広い仙台の街でその前を通るとは。
狭い横丁からもっと狭い路地裏を進み店の前へ。
(DVDで見たとおりだあ!)
店内に入ると壁に貼られた品書きがやっと読めるぐらい薄暗く、中央にコの字のカウンターがあり、米蔵をそのまま移設した内装は風格があります。
私が座った側のカウンターの一番奥には常連客らしい70年配の紳士が1人静かに酒を口に運んでいます。
(いい景色だなあ。)
音楽など一切なく、店の中は非常に静かでほとんどが常連客のようです。カウンターの中には着物に割烹着姿の女将さんが静かに、なおかつにこやかに座っていて客から注文があるときだけてきぱきと動きます。客との無駄話など一切しません。
私は燗酒を2杯とカツオの刺身を頼んだのですが、一杯頼むごとにお通しが出てきて(このことはDVDを見て知ってましたが)結構お腹一杯になります。
ただ向かい側に座った客の1人が何を勘違いされたか、私に向かって何度も帽子を取って挨拶されるのには閉口しましたが。
とにかく非常に感激して店を後にしました。

あ~満足