現在当社は軽のキャンピング仕様車の製作中です。
ベース車はスバルサンバーを予定しています。
*軽バンで唯一の4輪独立サスの乗り心地
*最小回転半径が最小である事
*4気筒のリヤエンジンで静粛性と、シート下からの熱気がないこと
などを考慮して決定しました。
今は電気配線などの取回しが終わり、家具を取り付けているところです。家具に関しては、かなりいい出来だと自負しているのですが、まだまだ変更点なども多く詳細を発表できる段階ではありません。
この車はプロトタイプですので、正式な発表は2台目の製作にかかり出してからになりますが、かなりお買い求め安い価格にはしたいと思っています。
出来れば年内ぐらいに完成したいのですが、もうしばらくお待ちください。
これから、製作過程を時折掲載して行きたいと思います。
前回のつづき。
源右衛門窯の窯がある建物の前に車を置き構図を決めます。
そして、前回湯布院で撮った時の様に日が暮れるまで待ちます。
「落ち葉が散らかっとるねえ。」
「ハイハイ、掃除します。」
と西山さん、自分の会社を関係者でもないもののために、時間外に掃除までさせられる羽目に。
おかげでバッチリとかっこいい画像が撮れたと思います。西山さんをはじめ、快く承諾をいただいた源右衛門窯の専務様、有難うございました。
「やっと終わったね、なんか飯でも食べようか。」
すると西山さんが
「上海飯店って所に行こうか。」
行ってみると行列が並んでます。中に通されると小汚い(失礼)店内で何が人気なのか解りませんでしたが、出てきた料理を見て納得。
量が半端じゃない!(もちろん味もいい)
たのんだのは「酢豚」「なすのゴマダレ炒め」
ここまではまあ普通よりやや多いかなあという程度ですが、このあと
「鶏のから揚げ」
これが凄い!しかも一皿だけたのんだのに、サービスで2皿(意味が解らん)
「ここの大将、適当やけん。」と西山さん。
最後の「炒飯」も完全に通常の倍以上の量。しかもたのんでもいないスープが全員分。まったくあきれてしまいます。
とにかく必死の思いで完食というのは久々です。
このあと西山さんちでお茶をご馳走になっている時
「源ェ門じゃなくて源右衛門バイ。」(過去の記事について)
とお叱りを受けました。謹んでお詫びと訂正をさせていただきます。
私もどこかの大将といっしょで、いい加減ですね。
えー後半はグルメレポートになりましたが、とにかくかようにキャンバスのtypeFの撮影を終えたのでした。
昨日はtypeFのロケに出かけました。一昨日とうって変わって快晴です。
「近くの河原にいいところがあるから、まずはそこに行こう。」
と江口さん。今日も助手に馬場さんが付いてきています。
現地についてテーブルと椅子を車の傍に置き、レイアウトします。例によって江口さんはテーブルの上においたコップやジュースなどの位置にこだわり、何回もやり直しをします。
「なーんか気になるっちゃんね。」
写真をとりおえて
「社長、あと2パターン撮りたかばってん、どこがよかろかねえ。」
「うーーーん。どこがよかろかね。」
「あぁ、鳥栖スタジアムに行こうか。タウンユースにも使えるって事で。」
「おおよかね、じゃあ最後は有田の源右衛門窯はどお?。煙突をバックにしたらよかろーが。」
「うん、じゃあそれは明日ということで。」
「うんにゃ、今日鳥栖スタジアムが終わってから行こう。」
「ふえぇぇぇー。」
てなわけで、江口さんに悲鳴をあげさせた後、うちの会社のすぐ近くの「鳥栖スタジアム」に向かいます。
ここを撮り終えてから
「日が沈む前に着かんといかんね。西山さんに連絡しとこ。」
typeAのロケの時に登場していただいた西山さん(源右衛門窯)に結局今回もお世話になることになりました。
夕方6時半ごろ、源右衛門窯に着きました。白壁の建築物や昔ながらの工房がそのまま残っていて、それだけでも風情があります。
どうです。いいでしょう。
さてこの後のことはまた後ほどご紹介します。
キャンバスtypeAに続き第2弾のオリジナル車typeFが完成しました。
この車のコンセプトはファミリーユース。
そうですtypeAのAはABCの順番を示すものではなくアダルトのAだったんです。
えっ、大した事ではない?はいすみません。
さっそくカタログ用の撮影に来てもらいました。例によって写真家の江口さんに頼んでいます。助手は馬場さんが付いて来ています。
なにせ来週のキャンピングカーショーに間に合わせようてんですから、関係各位には無茶を承知でやってもらうことになりました。ゴメンナサイ。
熊本のショーで詳細は発表しますが、ここでちょっぴりご紹介。
特徴としてはキャブコンによくあるレイアウトでダイネット+サイドソファーというレイアウトで大人数での食事や団欒ができるというものです。その他にもサードシート下に引き出し収納をもうけ、ベッド展開するときの受けを併用させたりと工夫し・・・・。
このくらいで止めておきます。
明日はロケに行く予定ですが今、雨が降ってきました。大丈夫かなあ?。
次の目的地湯布院に着いたのが午後4時ごろ。いい場所は無いか思案していたところ
「無量塔という有名なところがあるよ。一度展示会をしたことがあるから、頼んでみようか。」とN山さん。このN山さんは有名な「源右衛門窯」にお勤めです。
湯布院の街並から山手の方にしばらく行くと古民家を何棟も移設した一帯がありそこが「無量塔」でした。これほどすばらしい雰囲気をもった旅館は、私は初めてです。N山さんのおかげで快く承諾をいただいて早速撮影です・・・・が。
「やっぱいかん!日が落ちるの待とう。」
E口さんは、出来映えに納得しません。
結局2時間以上時間待ちして
「そろそろ、いきますか。」
場所を決めて準備にかかります。画像では薄暮みたいに写ってますが、あたりは真っ暗といっていい状態で撮っています。
「社長、フォグランプのスイッチを一瞬入れてすぐ消して。」
この画像の車の裏で、長時間中腰になっていた、この私の苦労があった事をお分かりでしょうか。
「社長!足が写っとった。もう一回!」
「ひえ~。」
「社長!今度は手が微妙に写っとる。」
「もう心霊写真になっとってもいいじゃん!だめ?」上の昼間の画像と比べて格好いいと思いませんか?
一日かけてやっと撮り終え、家路に急ぐ3人でした。
後日内装写真も撮ってもらいようやくカタログ作りに入ります。
ふう~~~~。
次の目的地長者原に向かう途中に古民家を移設したと思われる、雰囲気のいい旅館を見つけ
「ここがいい!」とE口さん。さっそく交渉に。ところが・・・。
「今日はオーナーがおられないので、私では許可できません。」
仕方ありません、あきらめますと車に帰ってきたら、E口さん撮影を始めちゃってます。
「やばいって、次行くばい!」
「もうちょっと」
すると先ほどの方が憮然としてでてきて
「明らかに撮影されてますよね、お断りしたはずです。」
ハイ!申し訳ありません。てなわけでこの写真は削除。
車の中で
「高校時代にタバコをすってるのを教員に見つかった時の気分ヤネ。」
途中背景がよさそうなところでも撮影。E口さん、ダッシュして撮影ポイントへ走る。
「フットワークが軽かあ」とN山さん感心しきり。
長者原の駐車場(九州では有名なPキャン地)につき何パターンかとったのですが、ここでもポジションにこだわります。
「もうちょっと左によせて。」
うるさいこと、うるさいこと。
ここでの撮影が終わりコーヒーを飲んで休憩していると
「ピクニックのごたる。楽しかあ」とN山さん。
休憩がおわり、最後の撮影地由布院に向かいます。
そろそろ晩酌の時間になったので、ここでのことはまた明日にでも紹介します。
さて待ちに待った車が来ました。1号車にしては完成度も高くいくつかの変更点はありますが大変満足のいく出来でした。
次はカタログなどに使う写真を撮らなくてはいけません。これはお客様でもあるプロの写真家E口さんに頼んであります。当日展示場で待っていると助手付でした。というか代休を消化中のこれまたお客様のN山さんがついて来ていました。
「面白そうだからついて来た。」
しかしこのことが後で大変役に立ったのですが・・・。
「どこに行く?」
「この車は旅車と思っとるから、キャンプ場や自然の中ではなく、温泉地なんかがよかち思いよる。」
てなわけで有名な「黒川温泉」「長者原」「湯布院」に行くことになりました。
まず着いたのは黒川温泉で温泉街の入り口のところにかやぶきの雰囲気のいい温泉があったのでさっそく交渉。
「いいですよ。店の名前が出ないなら。」
と快く応じて下さりました。
ところが撮影が終わるとE口さん不満足げ
「天気が良すぎて写真に立体感がでらんとやんねえ。」
はあ~左様でございますか。
今日は。当社のブログがスタートします。更新を出来るだけやっていきたいと思いますが、そのうち・・・。まあできるだけがんばります。
さてこのたび当社オリジナルバンコン「キャンバス」の発表の運びとなりました。
「大人の極上旅」をテーマに作った自信作です。(と、私は思っています)
私自身がキャンプにいって、こんなレイアウトと装備(こちらは販売価格の兼ね合いがあり多少の妥協はありますが)があったらいいなと思っていたことを表現したものです。社内で何度もアーダコーダと打合せをして、ビルダーさんとの打合せと、ご意見や訂正を受けながらやっと完成し、展示の運びとなったところです。
前置きばかり長くなりました。皆さんは製作過程の様子はあまり見ることはないと思いますので、とりあえずその画像をUPします。