地球へ ようこそ!

化石ブログ継続中。ハンドルネーム いろいろ。
あやかし(姫)@~。ほにゃらら・・・おばちゃん( 秘かに生息 )。  

スピリチュアルの話

2016-04-23 16:59:20 | スピリチュアル ワールド

スピリチュアルリーダーのちはるさんの記事をいただいてきました。ちはるさんありがとうございます。
 私が通っているスクールでも同じような考え方をしていますので ここにご紹介させていただきます。

◆トゥルーセルフを生きる
【所有するということ-3】

前回は、自分のスペースに異次元の存在が入り込んでいると、自分の身にどのような影響が及ぶのかについて、具体的なエピソードを交えてお話ししました。
そうした外部のエネルギーを入り込ませているのは、ほかならぬ自分であり、そのエネルギーを引き寄せ、自分のスペースに入り込ませている原因は自分の中にある、とお伝えしたのでしたね。

それでは、家族やパートナーなどの身近な他人のエネルギーは、私たちにどのような影響を与えているのでしょうか?
今回からは、他人のエネルギーをテーマに、自分のスペースを所有するということについて、さらに詳しく掘り下げていきましょう。

 今から20年ほど前、透視スクールに通い始めたばかりの頃のことです。
スクールのカリキュラムの一環で、講師のレバナ先生のリーディングを受ける機会があり、理想とはあまりにかけ離れた自分のありのままの姿に、そのとき初めて直面することとなりました。

「クラウンチャクラが押しつぶされています。
まるで誰かがそこに座っていたかのようですね」
「あなたののどのチャクラは、電柱のように見えますよ。エネルギーのコード線がチャクラから無数に伸びています」
「ハートチャクラには、あなたの母親が住みついています。あなたの友達が集まって、会議をしているのも見えます」

「第二チャクラには男性が二人ぶらさがっていて、チャクラの中を覗き込んでいますよ」
透視スクールでの学びが進むにつれて、その後気づいたのは、たいていの人は、先の私と同じように、他人のエネルギーを自分のスペースのあちらこちらに入り込ませていて、自分のスペースを所有できてはいないということ。

人が抱える悩みや問題の大半は、実は、家族やパートナーなどの身近な他人のエネルギーが自分のスペースに入り込んでいるために起きている、という事実にも気づいていきました。
それでは、なぜ、人は、こうもやすやすと自分のスペースに他人のエネルギーを入り込ませてしまうのでしょうか?
身近な他人のエネルギーが自分のスペースに入り込んでいると、具体的には、自分の身にどのような影響が及ぶのでしょうか?
ここで、親密な人間関係に関する興味深いエピソードをご紹介して、これらのことについて明らかにしていきますね。

 透視スクールを卒業して間もない頃、あるスピリチュアルなイベントで、Y子さんという女性と知り合いました。

Y子さんは、困っている人を見かけると放ってはおけないタチの、世話好きで面倒見のよい、母性の塊のような女性。
当時、フリーの工業デザイナーとして活躍していて、年下の夫と二人で暮らしていました。
そんなY子さんから、あるとき、リーディングの依頼を受けました。
大手クライアントとの契約が突然打ち切られて、収入が激減した上に、体調も崩していると言うのです。

そこで、Y子さんのエネルギーを透視してみることに。最初に見えたのは、Y子さんのグラウンディング・コードにぶらさがっている、Y子さんの夫の姿。か細いつる草のような夫のグラウンディング・コードが、妻のY子さんの太い頑丈なグラウンディング・コードに、ぐるりと巻きつけられています。

しかも、よく見ると、夫の背中には、夫の母親がしがみついていて、あたかもY子さんのグラウンディング・コードに、二体の重石が取り付けられているかのようです。
その光景は、世話好きで面倒見のよい妻のY子さんに、Y子さんの夫が、自分の母親ごと経済的に依存し、Y子さんの足を引っ張っていることを物語っていました。

さらに、Y子さんのハートチャクラと第3チャクラには、夫のほかにも、仕事仲間やクライアントなどのたくさんの他人のエネルギーが入り込んでいて、自分のためにこうしてくれ、こちらの条件をのんでくれなどと、人に尽くして人を喜ばせるのが大好きなY子さんに向かって、あれこれ好き放題に要求しているのが見えます。

ときには、反対に、Y子さんのアストラル体(霊体)のほうが、助けを求めている誰かのところへと出かけて行って、相手のスペースにズカズカと入り込んでは、かいがいしく相手の面倒を見たりしてもいます。
こんなふうにして、他人の要求に応えて、他人が望むことばかりを行っていたY子さんは、自尊心(=自分の意思を尊重する力)が低下し、内的創造パワー(=望む現実を創り出していく力)が失われている状態にありました。

これらのことをY子さんに伝えたところ、Y子さんが家庭の事情を打ち明けてくれました。実は、Y子さんの夫は、数年前に失業していて、資格取得のために専門学校に通っているとのこと。
その学費もY子さんがすべて捻出し、Y子さんが家計を支えているということでした。

家庭で、母親のごとく夫に尽くしていたY子さんは、同じように、仕事でも母性のエネルギーを用いていました。
クライアントのために何でもしてあげようと、過剰な母性を仕事に用いていたために、かえってクライアントに振り回されることとなり、不満とストレスを抱え込んで、仕事上の人間関係も、仕事そのものもうまくいかなくなっていたのです。

エネルギーの世界でY子さんに起きていたこととは、つまり、「あなたのために何でもします」と掲げられた母性の看板目がけて、私のために何でもしてくださいと、家族やクライアントなどの身近な他人が次々とY子さんの中へと押し入っていたようなもの。
こうして自分のスペースを他人に明け渡してしまった結果、Y子さんは、人生の舵取りができなくなり、いつのまにか、自分の望まない現実を生きるようになっていたのでした。

 最後に、別の女性、K子さんのエピソードをご紹介しておきましょう。

ヒーリングスクールで出会ったK子さんは、おっとりとした雰囲気の、朗らかで親しみやすい女性。
子どもがすでに成人していて、時間的にも経済的にも恵まれていたK子さんでしたが、当時、夫との関係に問題を抱えていました。
支配的で、あからさまに自分を見下すような夫の態度に、K子さんは長年悩まされ、我慢し続けてきたと言います。
ときには、K子さんの人格を否定するような、耐え難い暴言を浴びせられることさえあったそうです。

スクールの実習で、K子さんをヒーリングしていたときのことです。
ヒーリングを始めてすぐに、K子さんのオーラにK子さんの夫のエネルギーがまとわりついていることに気がつきました。
七つの主要なチャクラにも、夫のエネルギーが入り込み、妻のK子さんに対して、あれこれと指図、命令していて、K子さんを意のままに動かしているのが感じ取れます。

さらに、ヒーリングをしていくうちに見えたのは、「あなたに従いますから、私を愛してください」と、親の愛を求める子どものように、不満を抑えて夫に従い、自尊心と自分のパワーを放棄しているK子さんの姿。
こうした従属的なエネルギーによって、夫の支配的なエネルギーを自分のスペースに引き入れ、夫に人生の主導権を譲り渡していたK子さんは、良き妻として、良き母親として家族に尽くしながら、夫の支配下で、夫の求める通りに生きていたのです。

その後、K子さんは、ヒーリングスクールで習得したエネルギーワークを用いて、毎日せっせとセルフクリーニング。
従属的なエネルギーを少しずつ手放しながら、自分のスペースから夫のエネルギーを取り除いていきました。
そうして半年ほど経った頃、K子さんは家を飛び出し、夫と離婚。
新しい住まいも、一番の気掛かりであった仕事も、スイスイと導かれるように決まったのだそうです。

久しぶりに再会したK子さんは、自信と活力に満ちあふれていて、以前とは別人のよう。
中堅企業の正社員として働きながら、離婚のショックで病に倒れた元夫を看病するかたわら、昔なじみの男友達とのデートを楽しむという、パワフルでロマンチックな生活を謳歌していました。

 愛されたい、受け入れてもらいたい、認めてもらいたいと、私たちの誰もがそう思っています。
裏を返せば、愛されないこと、受け入れてもらえないこと、認めてもらえないことは、私たちにとって最大の恐怖なのです。
だからこそ、愛されるために、受け入れてもらうために、認めてもらうために、意識的または無意識的に、人は、常に、周りの期待や要求に応えようと頑張っていて、程度の差こそあれ、その裏で何かを我慢していたり、誰かに従わなければならないと自分を抑えています。

周りの期待や要求に応えようと頑張り続けるうちに、何かを我慢したり、誰かに従いながら、人はますます自分を抑え込んでいくようになります。
周りの期待や要求に応えようと自分を抑え込んで頑張るほど、そのようなエネルギーが引力となって、あなたに何かを期待し、要求したり、あなたに何かを強いるような他人のエネルギーを、あなたのスペースにたやすく入り込ませることになるのです。

「あなたを愛していますから、正しい良い子でいなさい」と、親や先生や周りの大人たちに言われ続けていて、そうした大人たちを自分のスペースに住まわせ、大人たちに従っていた子どものときと同じように。
あなたのスペースにあるものが、あなたの人生を創り出します。あなたのスペースにいる人が、あなたの人生を支配します。

家族やパートナーのエネルギーが、あなたのスペースに入り込んでいるとしたら。
あなたは、自分が望むことではなく、自動的に、家族やパートナーが望むことをすることになるでしょう。
家族やパートナーに自分のスペースを明け渡したまま、いつまでも自分のスペースを所有できずにいるとしたら。
あなたは、自分が望む人生ではなく、必然的に、家族やパートナーがあなたにこうあってほしいと望むような人生を、追いかけ続けることになるでしょう。

あなたのスペース=肉体とエネルギー体は、あなたの人生を創り出している、あなたのためだけの特別な場所。
あなたのスペースは、あなただけのものであり、あなたのスペースにいてもよいのは、あなた、ただひとりなのです。

>写真は 絵手紙 2012 5月のもの


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする