先日、哲学者・池田晶子さんの訃報を、新聞で読んだ。享年46才。
池田晶子さんのことを私は以前Blogに書いたことがある。
気になったのは、それがいつだったか?
自分のBlogを検索してみた。
◆ふたたび奥山貴宏さんのこと 2005年8月16日
その時に池田晶子さんが書いたものに対する思いは全て書いてしまい、以後彼女の書いた物を読んだことがないし、読みたいと思ったこともない。
今知りたいと思ったのは、去年の夏に癌を患ったということで、あの記事を書いた時は、ご自身がもう闘病中だったのかどうか。けれど、記事が書かれたのは、ご自身が闘病する1年前のことなので、時期的に多分かぶってはいないのだろう。
昨年夏以降、池田さんはご自身の病気について書いたことがあったかのかどうか。
その生き方を読者にさらけ出したことはあったのかどうか。
Blogで内面を吐露する奥山さんを「気持ち悪い」と書いたけれど、彼の生き方に関して、病を得てから感想を変えたことはあったのかどうか。
いろいろ気になった。
多分、ご自身のことは書かなかったのだろう。気持ち悪いと言い切ったことを、自分でするはずがない。
「14歳の君へ」 池田晶子著は、読んでみようと思う。
今回思い出したのは、作家の千葉敦子さんのことだ。
「死への準備日記」など、ご自分が癌になってからのことを、客観的に文章にし続けた。亡くなる1週間ほど前でも週刊誌の連載を続けていた。強くて、たくましい女性だ。
千葉さんの本を読んで、今もなお私は多くの影響を受けたと思うことがある。それについてはまた機会をみつけて書きたい。
池田晶子さんのことを私は以前Blogに書いたことがある。
気になったのは、それがいつだったか?
自分のBlogを検索してみた。
◆ふたたび奥山貴宏さんのこと 2005年8月16日
その時に池田晶子さんが書いたものに対する思いは全て書いてしまい、以後彼女の書いた物を読んだことがないし、読みたいと思ったこともない。
今知りたいと思ったのは、去年の夏に癌を患ったということで、あの記事を書いた時は、ご自身がもう闘病中だったのかどうか。けれど、記事が書かれたのは、ご自身が闘病する1年前のことなので、時期的に多分かぶってはいないのだろう。
昨年夏以降、池田さんはご自身の病気について書いたことがあったかのかどうか。
その生き方を読者にさらけ出したことはあったのかどうか。
Blogで内面を吐露する奥山さんを「気持ち悪い」と書いたけれど、彼の生き方に関して、病を得てから感想を変えたことはあったのかどうか。
いろいろ気になった。
多分、ご自身のことは書かなかったのだろう。気持ち悪いと言い切ったことを、自分でするはずがない。
「14歳の君へ」 池田晶子著は、読んでみようと思う。
今回思い出したのは、作家の千葉敦子さんのことだ。
「死への準備日記」など、ご自分が癌になってからのことを、客観的に文章にし続けた。亡くなる1週間ほど前でも週刊誌の連載を続けていた。強くて、たくましい女性だ。
千葉さんの本を読んで、今もなお私は多くの影響を受けたと思うことがある。それについてはまた機会をみつけて書きたい。
あの頃、千葉さんはアメリカで、パソコンを駆使していろいろ調べたりしていたけど、それを読んだ時には、アメリカは別世界だと思った。それからかなり時間はかかったけど、日本も同じようになった時に、千葉さんが書いていたのはこういうことかと、初めて納得できました。
あれを始めた時に、こんなにおもしろいものがあるのかと思った。それまで使いあぐねていたパソコンに、そのおかげで、初めてちゃんと向き合いました。
パソコン通信を知らなかったら、永遠にワープロだけで生きていけばいいやと思った気がする。
インターネットは、つなぎ放題になってから、それはそれは便利になった。電話回線につないでいる間は、電話代が気になるのもさることながら、その間、仕事先から電話が入るかもしれず、気になるので、そんなには日中繋ぐことができなくて、十分にネットサーフィンには浸れなかった。楽しめるようになったのは、わずかここ7-8年ですね。
そしてあぁあの時の・・・と今つながりました。
人は自分の寿命はわからない。
精一杯懸命にみんな生きているんだもんね。
私もあの時、元主人が亡くなる前で色んなことを考えさせられました。
あれからもう1年半くらい経つのですね。月日の早さに驚きます。
今、母のところから帰りました。歳がいくのも悲しいものですね。
そして、後味の悪い文章をあの時読んだなあと思ったのだけど、池田さんはあの文章を書いて、今回亡くなったことで、再び奥山さんのことを思い出させてくれたのだから、不思議なことです。
訃報に接して、奥山さんのことを思い出した人って、たくさんいると思うのですよね。
私たちも明日のことはわからないですね。
でも、「出産ロボット(機械)が健全」と冒言を吐いた厚生大臣は、まだ内閣に居坐っている。欧米での医学の進歩は直輸入できても、日本人そのものの女性観はほとんど変わっていない。女性解放の前途はまだまだ多難です。。。
今度は「まともな」都知事を選んで下さいね。あの千葉さんが生きていたら、きっと「太陽の季節」よりも「市民の季節」を選んだでしょう。。。